ここ数か月、Windows7やWindows8のパソコンで、Windows Updateが頻繁に来ていると感じている方も多いのではないでしょうか?
ノコテック・ラボのパソコン教室でも、Windows Updateにまつわるトラブルの相談が最近増えているように思います。
Windows10が7月末にリリースされて、Windows7やWindows8から無料でアップグレードできるようになるという予定で進んでいるようですが、このOSのアップグレードのための準備として、最近のWindows Updateは行われているのではないかと勘繰りたくなります。
これまでのWindows Updateは、重要な更新であることは間違いありませんが、アップデートしなかったからと言ってトラブルを誘発するといったことはありませんでした。
しかし、ここ数か月間のWindows Updateは、きちんとアップデートしていないと、インターネットが突然接続できなくなったり、特定のページが正しく表示できなくなったりする傾向がありました。
さらに、パソコンの機種によっては、アップデート後の再起動で、長らく黒い画面のまま5分~10分待たされたりという変な現象が生じているようです。
そんな中で意識してほしいのは、アップデートのお知らせが来てからシャットダウン時にアップデートという流れが、トラブルを引き起こしている可能性があるようなのです。
このシャットダウン時のアップデートで正常にアップデートが行えなかった場合、パソコンでトラブルが発生してしまうことがあるようです。
そこで、対策としてここ数か月は、マニュアルでWindows Updateする方が賢明です。
Windows7であれば、スタートボタンから、すべてのプログラム→Windows Updateで画面が出てきます。
Windows8であれば、スタートボタンを右クリックして、コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windows Updateという流れです。
パソコンの画面上でWindows Updateを実行して、その後再起動するといった手順の方が、トラブルになりにくいと思います。
Windows10へのアップグレードの予約の画面が先週から出てくるようになりましたが、アップグレードの無料期間は1年間ありますので、あせらずにじっくりと様子を見てからのほうがよさそうです。