AIを活用する時代が始まっている
ChatGPTのニュースをよく耳にするようになりましたが、高度なAI技術の進化はまだ始まったばかりであり、これから少しづつ私達のまわりに実現されてくると思われます。
ChatGPTには無料版と有料版があり、性能は無料版と有料版で大きく異なります。無料版は、多くの人が使用しているために遅延が生じており実用的ではありません。有料版は現時点で月20ドル(約月3000円)で使用できますので、目的を持って使用する場合は有料版を契約した方がいいと思われます。
一方で、ChatGPTとは異なるAIチャットサービスも出てきています。マイクロソフトの「Copilot」とGoogleの「Gemini」がその代表です。CopilotもGeminiも返答が速く、無料ですが、実用に耐えるAIとなっています。
今後は、調べものはGoogleやYahooでの検索よりも、CopilotやGeminiに聞くという時代になってきそうです。
OpenAIの台頭とAI企業の未来
インターネット関連の巨大企業は「GAFAM」と呼ばれてきました。GAFAMとは、Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftという企業を意味しています。これに対して、AIを牽引する会社としては「GOMA」という新しい略号が生まれています。これは、Google、OpenAI、Microsoft、Anthropicという会社を指しています。
「OpenAI」は、人工知能の研究・開発を行う非営利団体として2015年に設立されました。ChatGPTもOpenAIにより開発されたAIです。Anthropicは、2021年に設立された会社で、設立メンバーはOpenAIにいた人たちです。
「OpenAI」は、「OpenAI API」というAPIプログラムを提供しており、これにより世界中で多くのAIツールが作成されています。今後はOpenAI主導で新しい技術が開発されてくるように思われます。
パソコン教室でもAIの利用がはじまりつつあります
ノコテック・ラボでもAIの利用についてのレッスンを始めています。まずはマイクロソフトのCopilotとGoogleのGeminiについて、使い方をお教えしています。
さらに、プログラムとしてOpenAI APIの利用方法などについても、一部のレッスンでお教えしている状況です。
今後は、Microsoft 365のワード、エクセル、パワーポイントなどについても、AIが組み込まれる可能性は高いと思われます。
このような意味から、AIを活用したい方は、Microsoft 365の導入が必須となってくると思われます。