簡単なZIPファイルの解凍方法
インターネットからダウンロードしたファイルや、メールに添付されているファイルは、ZIP圧縮されていることが多いと思います。
昔は専用の解凍ソフトなどが必要でしたが、最近のウィンドウズのパソコンでは標準で解凍機能が付属しています。
通常の操作では、ZIPファイルをダブルクリックして、エクスプローラーのメニューから「すべて展開」とするのですが、最近はもっと簡単な方法でいい方法があります。
それは、ZIPファイルを右クリックして、「すべて展開…」を選べばいいだけです。
その後、出てくる画面で「展開」ボタンを押すだけです。
ちなみに、フォルダなどを圧縮したい場合も、右クリックすると「ZIPファイルに圧縮する」が出てきますので、簡単に圧縮されます。
解凍されたフォルダは、元の場所と同じ場所に作成されますので、わかりやすい場所に移動してから、右クリックして解凍するのがベストです。
ZIP関連のソフトの危険性について
最近は、Zip関連のソフトのふりをした危険なソフトも勝手にパソコンにインストールされて、起動時にいつも出てくるようになったりして困っている人も多いようです。
また、一般に使われている「解凍・圧縮のソフト」についても脆弱性が指摘されているものが多く、危険性のあるソフトについては使わない方がいいと思われます。
そういうことから、ウィンドウズ標準の展開・圧縮の機能を使うほうが安全だと思います。
圧縮しないとメールで送信できないファイル
ファイルの中にプログラムを含んでいるファイルについては、ZIP圧縮してからメールに添付する必要があります。
エクセルのマクロファイルなどのファイルはZIP圧縮してからメールに添付してください。一般のプログラムファイルについては、テキストファイルとして送信して、その後、拡張子を変更してもらうなどの工夫が必要です。
また、アプリケーションなどの「exeファイル」については、圧縮していたとしても、メールで送れない場合もあります。
ちなみに、メールで送信できるファイル容量は、一般的には5MB以下と昔から言われていますが、Gmailどうし、Yahooメールどうしの場合には25MBまでの添付ファイルが可能です。
それ以上の容量のファイルを送る場合は、「ギガファイル便」などのサイトを使って送ることになります。
ギガファイル便では、ZIPファイルをアップロードして、そのリンクを自分のメールアドレスにまず送信します。それから、相手にそのリンクだけをメールすればいいだけです。