今年のゴールデンウィークは、天気にも恵まれていい連休になったと思います。
天気がいいこともあってか、ノコテック・ラボのパソコン教室は、毎日習いに来る方がおりまして、私の方は休むことなく毎日パソコンをお教えしておりました。
ノコテックのパソコン教室の場合、ノートパソコンを持ち込みになる方が多いのですが、習いたいこととは別に、パソコンの設定やパソコン操作の基本をお教えすることがよくあります。
そんな時に感じることは、長年パソコンを使っていた人であっても、パソコンの基本的な知識や操作を知らない人が多いということです。
もちろん、パソコンも年々新しい機能が追加されてくるので、昔はバリバリ使っていたという方でも、知らないことがあって当然です。
最近はMacintoshのノートパソコンを使っている若い人も多いようなのですが、Macintoshの場合は、「パソコンの基本」というものがなかなか学べないパソコンでして、初めてパソコンに触れる場合は、やはりWindowsのパソコンの方が適していると思います。
実のところ、Macintoshの場合はパソコン側で勝手に処理を行ってくれることが多くて、1つ1つの設定の意味とか、操作の意味とかを考えなくてもいいように作られていることが多いのです。
しかし、裏を返せば、Macintoshの場合は、パソコン側で処理できなくなったときには、ユーザー側で何とかするような方法は全く用意されていないわけなのです。
Windowsパソコンの場合は、Macintoshパソコンのように過保護ではないので、ユーザーが自分で考えて処理したり、設定したりすることが、あたりまえになっています。
このため、Windowsパソコンは、操作的には難しいことも多いのですが、あらゆる問題に対して、ユーザーがいろんな方法で解決できる手段が用意されているのです。
そういう私も、昔はMacintoshおたくと呼ばれた時期もあって、絶対にWindowsよりMacintoshが優れていると思っていたことがあります。
しかし、Windowsパソコンを深く知るようになって、結局のところ、どちらが優れているというようなことじゃなくて、自分がやりたいことをよりよく実現させてくれるパソコンを選べばいいだけだと思うようになりました。
Macintoshパソコンを使っている方は、是非Windowsパソコンも勉強されて、両方のいいところを学んでいただければと思っています。
Macintoshのパソコンには、BootCampという機能を使ってWindowsOSをインストールすることもできますので、是非チャレンジしてください。
ファイルやフォルダ、各種パソコンの設定、Officeの設定、インターネット環境など、Windowsパソコンで学ぶことで、パソコンの基本をしっかりと身に着けることができます。