Windows Liveソフトの入手方法
Windows 7で標準でインストールされていた「Windows Liveメール」、「フォトギャラリー」「ムービーメーカー」「Windows Live Writer」などのソフトは、Windows Liveソフトと呼ばれています。
・Windows Liveメール・・・メールソフト
・フォトギャラリー・・・写真の閲覧と写真の加工ソフト
・ムービーメーカー・・・動画編集ソフト
・Windows Live Writer・・・ブログに記事を投稿してくれるソフト
このWindows Liveソフトは2011年に公開され、その後2012年に新しく更新されて以来、その後全く更新されていません。
Windows 10になってからも、しばらくの間はこのWindows Liveソフトはダウンロードが出来ていたのですが、2017年の初頭にマイクロソフトがダウンロードページを閉じたために、現在では、全く手に入らない状況となっています。
このような状況の中で、ネットを検索したところ、「パソコンりかばり堂本舗」の記事「Windows Liveメール2012のサポート終了でどうすればいいのか」の中で見つけることができました。
ちなみに、そのほかのサイトでも見つけることができますが、ダウンロードサイトによっては危険なサイトもあるので、こちらのサイトが一番安全です。
ちなみに、以下のリンクをクリックすると、Windows Liveのセットアップファイルを直接ダウンロードすることができます。
Windows Liveのインストーラー(wlsetup-all.exe)のダウンロード
このダウンロードサイトは、「Wayback Machine」という場所にあるのですが、なぜ、すでにダウンロードができなくなったWindows Liveソフトが存在しているのでしょうか?
※残念ながら、上記のリンクからWindows Liveはダウンロードできなくなっています。
Wayback Machineは、インターネットの歴史を記録している
Wayback Machineというサイトでは、過去のネット上のページをすべて保存しているというあまりにもすごいサイトなのです。
↑クリックすると、Wayback Machineのページに行きます。
このサイトの検索欄に、現在もしくは過去に存在したアドレス(URL)を入れると、そのページが検索されて出てきます。(http://~を入力します)
1つのサイトであれば、その年代別に記録されていますので、その年代を選んで、さらにページを選べば、過去にあったページが表示されるということになっています。
つまり、Googleの検索は今のページだけですが、Wayback Machineの場合は、過去のページまでも検索できるというものなのです。
このサイトには、現時点で
・279 billion web pages
・11 million books and texts
・4 million audio recordings (including 160,000 live concerts)
・3 million videos (including 1 million Television News programs)
・1 million images
・100,000 software programs
の記録が保存されているそうです。
Windows Liveソフトの優秀なところ
話を元に戻しますが、Windows Liveのソフトは、Windows 10にはない優秀な機能を持っています。
しかし、Windows Liveメールについては、Windows 10上では動作するものの、マイクロソフトアカウントのメールアドレスについては、登録すると不具合が発生することがわかっています。
最も、必要なソフトとしては、「ムービーメーカー」ではないかと思います。
ムービーメーカーは、動画や写真から簡単に動画作成や動画編集ができるソフトなのですが、書き出し形式としてmp4で書き出したり、動画から音楽だけをmp3として書き出したりできるので、とてもありがたいソフトなのです。
また、フォトギャラリーは、写真を加工できるソフトで、とても重宝するソフトの1つです。
Windows Live Writerは使っている人は少ないと思いますが、WordPressなどのブログの記事を書くときに、このソフト上でワードのように編集して書いたものを、ブログに自動でアップしてくれるというソフトです。
結構ユニークなソフトで、複雑なWordPressの画面を見ずに記事が書けるので、一般の人向けにはかなり画期的なソフトでした。
このWindows Liveのインストーラーを起動すると、以下のような画面になります。
この画面では、必ず「インストールする製品の選択」を選んでください。
その次の画面で、必要なソフトをチェックして、インストールボタンを押せば、インストールされます。
ただし、Messengerというソフトだけは、絶対にインストールしないでください。古いタイプのソフトなので、問題があります。
また、Micrososoft OneDriveについても、すでにインストールされていると思いますので、チェックはしないようにしてください。
・メール
・フォトギャラリーとムービーメーカー
・Writer
の3つがインストールしてもいいものです。
Windows 10上で、上記3つのソフトはちゃんと動きますので、安心してインストールしてください。