ノコテック・ラボのパソコン教室でも、インターネットを起動したときに警告が出てきて、ネットが表示されないというトラブルが会員の方から多く寄せられました。
2週間ほど前に行われたWindows Updateがその原因なのですが、インターネットエクスプローラーの「保護モード」というものがあって、これまでも保護モードを有効にして使ってきた方がほとんどなのですが、今回のアップデートで一旦保護モードの設定がリセットされたらしく、再度保護モードを選択してくださいという警告が出るようになったということです。
基本的な操作としては、
(1)「今後、このプログラムに関する警告を表示しない」にチェックして、
(2)「許可する」ボタンを押します。
ただ、許可するボタンを押しても、画面上に何も表示しないことが多いので、その場合は、お気に入りから、適当なページをクリックして別の画面に切り替えてください。
いろいろとやっていると消える方もいたようですが、「許可しない」のボタンを押してしまうと本当に何も表示されなくなってしまうので、必ず「許可する」ボタンを押してください。
マイクロソフトは、何も公表せずに世界中にこのようなトラブルを引き起こしているわけで、少なくとも、出てくる警告画面の文章をわかりやすくすべきだと思います。
だいたい、警告画面の名前が「Microsoft Office IME」となっていて、インターネットの保護モードと何の関わりがあるのかが、全く不明です。
一般ユーザーが使うパソコンで、意味不明な警告を出すこと自体は、逆に「危ないウイルスが警告を出しているのではないか?」と勘繰る人もいて、簡単に「許可する」ボタンなんて押すことができません。
実は、私自身も最初は危ないと思い、「許可しない」ボタンを押したのですが、インターネットが正常に表示されなくなったので、仕方なく「許可する」ボタンを押したというのが本当のところです。
マイクロソフトのWinsdows Update担当の方は、今回のことを反省して、きちんとした文章を警告画面に出すようにするべきだと思います。