長年、パソコンを使ってきた方にとっては、Windows 8のパソコンは戸惑うことばかりで使いにくいと思っている方が多いと思います。
私のその一人には違いありませんが、そういう中でも、ポジティブ思考でWindows 8になってよくなった点について焦点を当ててみたいと思います。
Windows 8になって、これは以前のOSに比べて画期的によくなったと思う点です。
1.わからないことがあったら、チャームの検索から調べられる点
右サイドの黒い帯(チャーム)を表示させて、一番上にある「検索」をクリックして、知りたいことを検索すると、なんでも検索できます。アプリ名(ソフト名)などを入れると、そこからアプリを直接起動することもできます。
2.フォルダのウィンドウにタブメニューとリボンが表示されるようになった点
昔は、フォルダのメニューが表示されていなかったり、フォルダオプションから設定を変えたりして複雑な操作が必要だったけど、それがリボンのボタンから簡単に設定を変えられるようになりました。
また、フォルダ内のファイルを簡単にZipファイルにするボタンもついて、圧縮ファイルがより簡単に作れるようになったのと、圧縮ファイルを解凍する場合も、展開ボタンがよりわかりやすいボタンになったのがよかったです。
特に、PCフォルダ(コンピュータ)のリボンメニューは特別で、タブに「コンピュータ」タブがあって、「コントロールパネル」、「プログラムのアンインストール」、「システムのプロパティ」、「管理」などにアクセスができるように作られています。
3.タスクマネージャーの機能が拡張して、コンピュータの管理がしやすくなった点
コンピュータの起動時に常駐するプログラムが増えると、コンピュータは起動がだんだん遅くなったり、不安定になったりします。従来は、msconfigコマンドから、常駐プログラムの無効化を行っていましたが、その無効化処理がタスクマネージャーから行えるようになりました。
デスクトップのタスクバーを右クリックして、「タスクマネージャー」をクリックし起動後、「スタートアップ」タブをクリックすると、常駐しているプログラムが表示されています。無効化したいプログラムを選択してから、「無効にする」をクリックするだけで無効化が終了します。
「プロセス」タブでは、現在動いているアプリやプログラムが分類されており、個別に「タスクの終了」が可能になっている点も画期的だと思います。
4.Windows Journalという手書き用のメモ帳があること
これは、タブレットなどで文字入力タッチペンから行い、メモを残しておくようなときに使うソフトです。タッチができるパソコンをお持ちの方は、ぜひ使ってみてください。
Windowsアクセサリの中にあります。
5.ステップ記録ツールという面白いツールがあること
自分がパソコンを操作した手順を記録して、画像として保存してくれるツールです。こちらもWindowsアクセサリの中にあります。どういう操作を行ったかをファイルとして保存できるということは、操作を忘れないようにするツールとしても役立つと思います。ただし、保存するときのファイル名のつけ方がポイントですけどね。
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Windows 8でよくなった点を、今後も探していきたいと思っています。