月別アーカイブ: 2015年6月

Gmailの「送信取り消し機能」が標準機能に格上げ

メール送信の取り消し

設定すると、送信後にこんな表示が出ます。
ここで、「取消」をクリックすると、メールの送信が取り消されます。

「メールの送信ボタンを押した後に、添付ファイルを付け忘れたことに気が付いた」

「メールの内容が途中だったのに、間違って送信ボタンを押してしまった」

などのちょっとしたミスの場合、Gmailでは送信ボタンを押した後、5秒~30秒の時間の範囲で送信したメールを取り消すことができる機能が標準で設定できるようになりました。

もともとは、Gmail Labsで実験的に行われていた機能なのですが、このたび標準機能に格上げされたようです。

Gmailの設定画面の「全般」の中に「送信取り消し」という項目が追加されました。

この項目を有効にして、取り消せる時間を5秒、10秒、20秒、30秒から選択すれば設定完了です。

これで、間違って送信するといったこともなく、安心してGmailが使えますね。

ドクターペッパーを飲んだことがありますか?

ドクターペッパー

ドクターペッパー(Dr Pepper)を突然目にしたのは、朝だった。

ノコテック・ラボのあるビルの1階の入り口に、自動販売が設置されているのをご存じだろうか。
(たぶん、知らない人がほとんどだろうけど・・・)

いつもは素通りする自販機の中に、キラッと光る白い文字、日頃目にしたことのない文字列がちらっと横切った。

梅雨が始まり、湿気の高い朝だったので、いつもだったらコーラでも買っていこうかと考えるのだが、その日だけは暑さも引き飛ぶ感動があった。

「ドクターペッパー」。。。

ペッパー警部ではなく、ペッパー博士が目の前にいるではありませんか。

それから先の記憶はさだかではないが、気が付けば、事務所の中でドクターペッパーを片手に持って立っていた。

昔、アメリカで飲んだドクターペッパーの懐かしい味は、すでに忘れてしまっていたが、飲んでみると以外と飲みやすく、昔感じた薬みたいな味は全くしなかった。

むしろ、一言でいうと、フルーティーなコーラと言っても過言ではない。

どの飲み物にもたとえようのない飲み物でありながら、不思議に懐かしい味がする。

そんなドクターペッパーが、ノコテック・ラボのある建物の1階にある自販機で買えるのです。

もしかしたら、自販機での販売数が少なくなると、あっというまに消えてしまうかもしれません。

この夏、あなたもこの感動を味わってみませんか?

円安により変化するパソコン市場とWindows10のゆくえ

パソコンの価格は、円相場の影響を受けやすい

15~20年前、ノートパソコンの価格は、20~25万円程度が相場でした。しかし、その後急速な円高が進んだことで、軒並み日本メーカーの工場が海外移転する時代になりました。

そんな中で、部品や組み立てもアジアの国々で行うようになり、円高と共にノートパソコンの価格は下がってきました。今から3,4年ほど前、1ドルが80円を切るような時代の中で、日本メーカーのノートパソコンの価格は一番安くなり、10~13万円程度で購入できる時代がありました。

ところが、アベノミクスが始まり、日銀の金融緩和の中で、ここ2年ほどのうちに円は120円以上のレートになり、消費税が8%に上がってきた今日、一部の国産メーカーは海外から日本へ生産拠点を移動する中で、再びノートパソコンの価格は上昇してきました。現在の標準的な国産メーカーのノートパソコン価格は、15~18万円程度になってきています。

パソコンに使われる部品は、年々性能が上がっているにも関わらず、その価格は安くなる傾向にあります。しかし、円相場の変動により、パソコン全体の価格は絶えず変動しているのです。

Windows10を待つべきか、今買うべきか?

この夏に、新しいOSとして、Windows10が公表され、それに伴いWindows10のパソコンが主流になっていくと考えられますが、一方で、Windows8のパソコンの在庫を処分しようとする動きが出てきてます。

このため、販売店ではWindows8のパソコンの値引きがここにきて大きくなってきています。また注目すべきは、Windows8.1搭載のタブレットです。ここにきて、タブレットの価格が軒並み安くなってきているようです。

Windows10の無償アップグレードは、Windows7、Windows8.1のパソコンおよび、Windows8.1を搭載したWindowsタブレットで行われます。ですから、現時点でWindows8.1のパソコンやタブレットを購入しても、無料でWindows10にアップグレードが可能なのです。

しかし、アップグレードによって、製品の機能が100%引き継がれるかどうかはわからないということで、現時点でのWindows8.1のパソコン(ノートパソコンも)やタブレットを売り切った方が安全と販売店は考えていると思います。

しかし、一方でWindows10を搭載したパソコンやタブレットの価格は、円高を背景にかなり上がってくるということも予想できます。パソコンメーカーとしては、新しいWindowsのバージョンが出来たときだけは、値上げができるので、とてもありがたい時期なのです。

このような理由から、Windows8.1のパソコンやタブレットを購入して、Windows10にアップグレードする方がずっと安上がりだという考え方もあるのです。

パソコン・タブレットの選び方で大切なこと

しかし、Windows10にはこれまでなかった機能が搭載されており、ハードの性能が十分でないと、果たしてWindows10の機能が十分に発揮されるかどうかは不安が残りますので、購入に躊躇されている方も多いと思います。

このような中で、どのような機種を選べばいいかというと、基本性能の高いパソコンやタブレットを購入することが大切です。基本性能というのは、CPU、メモリ、ストレージ容量の3つです。これらの性能がしっかりしていれば、Windows10にも十分対応できると思います。

また、タブレットに関しては、Windows10にアップグレードした場合に、性能的に問題ないかどうかは、販売店やメーカーに十分確認してから購入するようにしてください。

ホームページはどうやって作るのがいいのか?

ホームページを作るには

ノコテック・ラボのパソコン教室にも、これまで多くの方がホームページを作りたいということで習いに来ています。

ホームページを作りたい理由も様々ですが、求めるホームページのレベルも様々です。

最近多くなってきたのが、パソコンとスマホの両方に対応するホームページを作るためにはどうしたらいいでしょうかという相談です。

Googleの検索で、スマホ対応ホームページが有利になった

今年2015年の4月21日から、スマホでのGoogle検索において、スマホに対応しているページを優先的に検索の上位に引き上げるという対策がとられるようになりました。

この変化は、スマホで検索された場合に限るのですが、今ではパソコンよりスマホでホームページを検索している人の方が多くなってきているので、他人事ではないのです。

このGoogle検索のポリシーの変化によって、すでにホームページを持っている方も、スマホ対応のホームページにしなければと考えるようになってきたようです。

新しく作るのがいいのか、リフォームするのがいいのか?

しかし、すでに持っているパソコン用のホームページをスマホ対応にするということも一筋縄にはいきませんし、新しくホームページを作り直すも大変ということで、躊躇されている方も多いと思います。

新しくホームページを作成される方の場合は、JimdoやWIXといったホームページサービスを使おうとしている方、レンタルサーバーにWordPressなどのCMSツールをインストールして作ろうとしている方、ホームページ作成ソフト(HomePage BuilderやDreamWeaver)を購入して作ろうとしている方、そして、一般のテンプレートなどを購入して作ろうとしている方などがいます。

一方、すでにホームページを運営されている方は、現在のページをスマホ対応にするために、ソースコードを書き換えたり、スマホ用のCSSを追加したりする方法がありますが、実際にはそういうホームページのリフォームというのは結構大変な作業で、HTMLやCSSのコードを知識を持っている方に限定されます。

このようなことから、スマホ対応のホームページを作りたいという方は、リフォームよりも新規に作成したほうがより簡単に作れるのではと思います。

新しく作成するとしたら、どういう手段があるのか?

スマホ対応のホームページを作れるかどうかは、すべてその人のスキルによって異なります。

もし、あなたがホームページ作成の初心者であれば、JimdoやWIXなどのホームページ自動作成サービスを利用するのが賢明です。このようなサービスは、機能などが限定されていることもありますが、何よりも間違いなく短時間に作れるという点は優れています。ただ、自由度はないので、その点は我慢してください。

次に、WordPressを選択肢として考えている方も多いのですが、WordPressはそんなに簡単ではありません。ある程度の経験を積んできた方でないと、途中であきらめてしまうと思います。確かにWordPressの外観はすばらしいものが多いのですが、決して知識なしに作れるものではないのです。パソコン教室などで、きちんとしたサポートを受けながら作る必要があると思います。

一方、自分ひとりでホームページを勉強しながら一から作ってみたいという方は、ホームページ作成ソフトを購入してコツコツと作成することです。決して簡単ではないのですが、htmlファイルとして作成していくことができるので、ホームページの基本を理解しながら作ることができます。しかし、この場合も決して簡単ではないので、パソコン教室などできちんとしたサポートを受けながら作るのがいいでしょう。

最後の手段としては、有料のテンプレートを購入して作成することです。ホームページ作成ソフトを駆使して作る時間がないという方や、まだスキルが足らないという方は、有料とはなりますが、テンプレートを購入すれば、最小限の改良である程度のページを作成することができます。この場合は、ページの編集をする必要があるので、何らかのホームページ作成ソフトを持っておくことが必要です。

ホームページは作ったら終わりというわけではない

ホームページ作成で大切なことは、ページが作成できた後に、きちんとしたページ対策ができることです。

パソコン上ではインターネットエクスプローラーだけでなく、ChromeやFireFoxなどのブラウザでレイアウトの乱れがないかをチェックすることも大切です。

できれば、Windowsだけではなく、Macintosh上でもページを確認するようにします。

スマホでのチェックは、AndroidスマホとiPhoneスマホでのチェックも大切ですし、特にレイアウトがスマホの横サイズによって変わりますので、その点もチェックする必要があります。

また、1つ1つのページの説明文やキーワードなどの設定、ページタイトルの設定などをきちんとすることや、サイトマップを作成して、Googleに登録すること、そして何よりもページ内のHTMLやCSSにエラーがないようにチェックすることが大切です。

さらに、Google Analyticsなどの分析ツールなども組み込んでおくと、より詳細なSEO解析が可能になります。

まずは、独学するより、パソコン教室で習った方が早道

私も、ホームページを長年作成してきていますが、昔のホームページと違って、今のホームページは技術的にもかなり高いレベルになってきており、初めての方が独学で作るというのは、かなりハードルが高くなっているように思います。

できれば、ホームページの基礎、ドメインやサーバーの選び方、作り方のノウハウや作成ソフトの選び方、検索エンジン対策などの基礎的な部分は、パソコン教室で習ってから、作り始めたほうがいいと思います。

ホームページでお悩みの方は、ノコテック・ラボのパソコン個人レッスンで習ってみてください。
きっといい解決方法が見つかると思います。

最近のWindows Updateは、Windows10の準備か?

ここ数か月、Windows7やWindows8のパソコンで、Windows Updateが頻繁に来ていると感じている方も多いのではないでしょうか?

ノコテック・ラボのパソコン教室でも、Windows Updateにまつわるトラブルの相談が最近増えているように思います。

Windows10が7月末にリリースされて、Windows7やWindows8から無料でアップグレードできるようになるという予定で進んでいるようですが、このOSのアップグレードのための準備として、最近のWindows Updateは行われているのではないかと勘繰りたくなります。

これまでのWindows Updateは、重要な更新であることは間違いありませんが、アップデートしなかったからと言ってトラブルを誘発するといったことはありませんでした。

しかし、ここ数か月間のWindows Updateは、きちんとアップデートしていないと、インターネットが突然接続できなくなったり、特定のページが正しく表示できなくなったりする傾向がありました。

さらに、パソコンの機種によっては、アップデート後の再起動で、長らく黒い画面のまま5分~10分待たされたりという変な現象が生じているようです。

そんな中で意識してほしいのは、アップデートのお知らせが来てからシャットダウン時にアップデートという流れが、トラブルを引き起こしている可能性があるようなのです。

このシャットダウン時のアップデートで正常にアップデートが行えなかった場合、パソコンでトラブルが発生してしまうことがあるようです。

そこで、対策としてここ数か月は、マニュアルでWindows Updateする方が賢明です。

Windows7であれば、スタートボタンから、すべてのプログラム→Windows Updateで画面が出てきます。

Windows8であれば、スタートボタンを右クリックして、コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windows Updateという流れです。

パソコンの画面上でWindows Updateを実行して、その後再起動するといった手順の方が、トラブルになりにくいと思います。

Windows10へのアップグレードの予約の画面が先週から出てくるようになりましたが、アップグレードの無料期間は1年間ありますので、あせらずにじっくりと様子を見てからのほうがよさそうです。