やっぱり便利だったPublisherでの名刺8面の作成

前の記事でワードによる名刺作成を書きましたが、ワードよりも便利なソフトがMicrosoft Publisherというソフトです。

通常のOfficeには入っていませんが、Office Professional版のパッケージを購入すると入っているソフトです。今回はPublisher 2010で名刺を作成して、名刺用紙8面に印刷する方法について書いてみたいと思います。

Publisherというソフトは、さまざまなサイズの用紙に印刷できるように開発されたソフトで、ポスター、カレンダー、はがき、ラベル、名刺、チケット、横断幕、賞状、封筒などに自由自在に印刷することができます。

一番すぐれているのは、多くのテンプレートが用意されており、それを簡単に使えることと、これらテンプレートを細かくカスタマイズできるという点で、他のソフトに比べ柔軟な性能を持っています。

今回は、名刺用紙8面(両面印刷タイプ)に対して、既存のテンプレートをカスタマイズして印刷する方法について説明します。

1.テンプレートを選択する

ファイルから新規作成として、テンプレートから名刺をクリックすると、多くのテンプレートが表示されます。

今回使用したテンプレートは「ブロック」という名前の名刺のテンプレートを選択して、作成ボタンを押しました。

名刺1

ページレイアウトタブを開けて、ページ設定ダイアログを出すと、以下のような画面が現れます。

名刺2

2.ページ設定を変更する

この設定を以下のような設定に変更しました。

名刺3

すると、名刺の1枚分のレイアウトが以下の図のようになります。

名刺4

3.余白部分にガイドをつける

ここで上下のルーラーでマウスをドラッグして、ルーラーガイドを名刺の周囲の余白部分に配置します。

名刺5

最後にテンプレート内に含まれる図形や文字をすべて削除します。

名刺6

4.自由にレイアウトする

このテンプレート上に自分のすきな名刺デザインを作成します。

名刺7

5.印刷する

最後に、ファイルから印刷とすると、印刷プレビューが表示されます。

名刺8

余白の部分にはみ出した部分は、名刺8面用紙ではミシン目でカットされるので、フチなし印刷の名刺を作ることができます。

このように、Publisherでは、1つの名刺レイアウトを編集するだけで、自動で複数枚の名刺印刷ができるので、とても便利です。

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