※上記の画像は「いらすとや」さんからいただきました。
ここ1年近くブログの記事の投稿はお休みしておりましたが、そろそろ再開しようかと思います。
新型コロナウイルスの影響で、逆にパソコンを使う機会が増えた方もいるかと思いますが、ここ1年での仕事のやり方の変化や、使っているパソコン環境なども著しく変化してきたのではないでしょうか。
ノコテック・ラボは個人レッスンのみのパソコン教室として、多くの生徒さんにご利用いただいておりますが、ここ1年のレッスン内容は、それまでのレッスン内容とは大きく異なり、クラウドに関するもの、リモートに関するもの、オンライン会議に関するもの、仕事の効率化に関するもの、コロナ下でのホームページの在り方に関するもの、遠隔のためのビデオ作成やネット利用に関するものなど、多岐に渡るテーマが増えてきています。
また、新しいパソコンの購入をされる方も増えて、パソコンのセットアップや設定に関すること、セキュリティソフトに関すること、購入自体の相談なども増えたように思います。
私自身も、新たに勉強しなければならないことも沢山ありましたが、特にネット上のサービスやツールが大幅に増加しており、一般の方にとっては使い方も大変ですが、IDやパスワードの管理も大変で、いかにIDやパスワードを管理して安全に運用するかが、今後の課題になってきていると思います。
一方で、日本全体で見ると、圧倒的にデジタル化の遅れ、デジタル人材の不足が顕著になってきています。
特に、日本の企業体質や商習慣がデジタル人材の育成やデジタル化を阻害している状況が顕著になってきているようです。そういう意味で、会社や企業に依存しないで、全く新しい発想で、物事を考えられるデジタル人材の育成が大切だと思います。
小学校では、昨年からプログラミング教育が取り入れられていますが、むしろ大人に対してのプログラミング教育の方がずっと大切です。プログラミングは経験ですので、やればやっただけ上達するものです。素質もある程度はありますが、1つの問題を人に頼らずにどこまで深く掘り下げて長い時間考えられるかという能力がプログラミング能力です。
プログラミング自体は、一見して難しそうに見えますが、本来は誰でもが勉強できるテーマです。自分の身近にあるテーマを解決するために、プログラミングを学ぶことは、これからの時代を乗り切るために必要なことになってくると思われます。
ノコテック・ラボのパソコン教室においては、エクセルのマクロなどは従来どおりお教えしておりますが、最近はエクセルのパワークエリ、パワーピボットなどのデータ処理、Pythonを使ったデータ処理なども生徒さんといっしょに勉強しています。
また、今後は、遠隔でのコミュニケーションといった分野もさらに発展してくると感じています。Youtubeなどの動画だけではなく、仕事上での動画の利用なども仕事の効率化という意味で広まってくるのではないかと思います。
そうは言っても、一番大切なのはパソコンの基本です。基本がわかっていないと、難しいことは手も足も出ません。あせらずに基本の部分をしっかり学んでいきながら、少しづつ物事がわかってくるのを楽しむという余裕も必要だと思います。