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こんな物買ってみた:懐中電灯になるモバイルバッテリー

先週土曜日(2019年10月12日)に日本に上陸した台風は、大きな災害を引き起こし、現在も大変な被害状況が伝えられています。

台風が関東地方に上陸する1日前の金曜日に、ウェザーニュースから停電リスク予測が発表されました。

このニュースをテレビで見て、東京都町田市で停電リスクが高くなっていることを知り、停電対策のためスマホ充電のためのモバイルバッテリーを買うことにしました。

金曜日の朝に町田駅近くのヨドバシカメラに行くと、モバイルバッテリーを陳列している商品棚の前に多くの人が集まっていて、商品を購入していました。
(たぶん、同じようにニュースを見た方が多かったと思います)

個人的には、これまでモバイルバッテリーというものを買ったことがなかったので、モバイルバッテリーと一口に言っても、様々なタイプがあることを初めて知りました。店員さんにもお話をお伺いして、どういうタイプを購入したらいいのかなどを聞いたりしました。

今回のブログでは、モバイルバッテリーの種類や選び方のポイントと、今回購入した懐中電灯にもなるモバイルバッテリーをご紹介します。

 

1.モバイルバッテリーの選び方とは?

(1)まずはバッテリーの容量で選ぶ

まず最初に目につくのは、チャージできるバッテリー容量ですね。

単位は、「mAh(ミリアンペアアワー)」というもので、たとえば「3000mAh」のものだと3000mAの電流を1時間流すことができるということを意味しています。

通常のスマホであれば、2700mAh~3300mAhくらいのバッテリー容量がありますので、3000mAhのバッテリー容量のモバイルバッテリーがあれば、約1回分のチャージができることになります。

このため、バッテリー容量としては、3000、4500、6000、10000、20000 mAhというようなタイプがあり、容量が大きくなるにつれて価格も高くなります。

価格としては3000円くらいからになります。

 

(2)モバイルバッテリーに充電する方法は?

ほとんどのモバイルバッテリーの場合、USBタイプのACアダプタ―を経由して、充電するタイプがほとんどです。

この時使用するUSB端子としては2種類のものがあるようです。

●USB Type-B(差し込み口が台形になっているタイプ)
現在販売されているものでは、こちらのタイプがほとんどでした。
USB-Type-B
サンワサプライのページより引用

●USB Type-C(差し込み口が長い楕円になっている)
こちらは、まだ主流ではないようですが、今後増えていくように思います。
USB-Type-C
サンワサプライのページより引用

(注意)基本的に、モバイルバッテリーには、充電用のUSBケーブルは付属していますが、USB接続のACアダプタは付属していないので、自分で用意する必要があります。(スマホに付属しているUSBタイプのACアダプタを利用できます)

これらのUSBケーブル経由で充電するものとは別に、直接コンセントに差し込んで充電できるタイプのものもあります。

●コンセントタイプ(直接コンセントに入れて充電できるタイプ)
(このタイプのものは、全体的には少ないようですが、充電のスピードは速いと思われます。)
コンセント直結タイプ
※Amazonの商品の例(Anker PowerCore Fusion 5000)

 

(3)スマホへの充電はどうするの?

現在販売されているスマホへの接続端子には、3種類のものがあります。

・USB Type-B(Androidスマホ)
・USB Type-C(Androidスマホ)
・Lightning(ライトニング端子)(iPhone)⇒下の図の右側の端子

これら3つの端子はスマホ側に差し込む側の種類ですが、反対側の端子は一般的なUSBの端子(USB Type-A)となっています。(⇒下の図の左側の端子)

lightning-cable

一般的には、モバイルバッテリー側は、USB Type-Aの端子で接続して、スマホ側はそれぞれ異なるタイプの端子で接続する形になります。

ところが、モバイルバッテリーの中には、直接スマホに接続できるケーブルを付属したものもあります。(例として下の図のようなものです)

USB-3Type対応
1~3種類のスマホ用端子を持つケーブルが付属したモバイルバッテリーもあり、この場合は、スマホ充電用のケーブルを持ち歩く必要がありません。

ただし、ケーブルが付いていると持ち歩く場合に邪魔になってしまうこともあるので、一長一短だと思われます。

 

(3)別の機能が付属しているモバイルバッテリーもある

本来は、スマホの充電が目的となっているのですが、それ以外の機能を持ったモバイルバッテリーもあります。

・懐中電灯がついているタイプ
・カイロになるタイプ
・ソーラーパネルがついているタイプ
・キャラクターの形の可愛いタイプ

今回、私が購入したモバイルバッテリーは、懐中電灯型のモバイルバッテリーで、防水機能もあるタイプです。

箱はこんな感じです。
懐中電灯タイプのモバイルバッテリー

中身はこんな感じです。
懐中電灯タイプのモバイルバッテリー

組み立てるとこんな感じになります。懐中電灯タイプのモバイルバッテリー

懐中電灯は、1回の充電で、連続点灯10時間程度持ちます。懐中電灯タイプのモバイルバッテリー

こちらが、充電用のUSB Type-B端子(小さい方)と、スマホへ充電するためのUSB Type-A端子(大きい方)です。バッテリー容量は5000mAhです。
懐中電灯タイプのモバイルバッテリー

シンプルですが、しっかりした作りになっているので、モバイルバッテリーというよりは懐中電灯がメインになっているような作りでした。

 

2.進化するモバイルバッテリー

最近のモバイルバッテリーは、大容量のものが増えてきているようです。

スマホへの充電に限らず、直接コンセントが接続でき、パソコンなども接続できるタイプも登場しています。(下の図は例)

コンセント供給タイプ
(20100mAh/65W 超大容量 モバイルバッテリー)

また、ソーラーパネルと連携したモバイルバッテリーも出てきています。

今後は、災害に対応した商品も多く開発されてくるかもです。

こんな物買ってみた:スマホ用プリンタ PeriPage

「こんな物買ってみた」ということで、今回はちょっと変わった商品を紹介してみたいと思います。

 

1.スマホ用プリンタ 「PeriPage」

今回紹介するのは、スマホ用プリンタの「PeriPage」というものです。

スマホ用プリンタ PeriPage

( ⇒ Amazonで購入しました 価格:5,698円)

 

2.PeriPageの外観はこんな感じです

スマホ用プリンタ PeriPage

サイズは、77mm(縦) × 77mm(横) × 39mm(奥行)くらいのサイズで、スマホと同じくらいの重さです。

中に、感熱ロール紙をセットします。(最初からセットされています)

スマホ用プリンタ PeriPage

ロール紙は、幅57mmの感熱紙になります。

ボタンは電源ボタンしかありません。

スマホ用プリンタ PeriPage

電源ボタンを長押しすると、緑のランプがつきます。

こんな感じで感熱紙に印刷されます。

スマホ用プリンタ PeriPage

 

3.PeriPageの使い方

スマホに「PeriPage」というアプリをダウンロードする必要があります。

アプリ PeriPage

中国製アプリなのですが、いろんな言語に対応しています。

いろんなことができるようですが、このアプリ上から何か操作するということはあまりなくて、写真をスマホで表示しておいて、

(1)共有ボタンを押します。

スマホプリンタPeriPage

(2)共有からPeriPageを選択します。

スマホプリンタPeriPage

(3)右上角のプリンタマークをタップします。

スマホプリンタPeriPage

(4)印刷プレビューが出たら、右下のプリントマークをタップします。

スマホプリンタPeriPage

(5)プリントされます。

スマホプリンタPeriPage

 

4.どんな時に使うの?

このプリンタはスマホで表示されるインターネットの画面も印刷することができるのですが、使い方としては、印刷したい画面のスクリーンショットをまず取ってから、写真としてそれを印刷するほうがいいと思いました。
(スクリーンショットであれば、どんな画面でも印刷できるからです)

最近のCanonやEpsonのプリンタは、スマホからのプリントもできるようになっていますが、実際には使っている人は少ないのではないかと思います。

このスマホ用プリンタPeriPageはサーマルプリンタで、白黒プリントしかできませんが、スマホ上でのメモの印刷などをするにはとても便利だと思いました。

1回充電すると、かなり長くもつので、持ち歩き用のプリンタとしても便利です。

スマホは、iPhone、Androidいずれでも使えます。

興味のある方は、Amazonで購入してみてください。