月別アーカイブ: 2018年3月

今さらながら、MacにOffice2011を入れてみた

1.Office2011は手に入るのか?

以外と知られていないと思いますが、昔からのMacユーザーの人って、Office2011を未だに使っているんですよ。

Office365を契約すれば、最新のOfficeがMacにも入るんですが、永久版のOffice2011で十分と考えている人も多いのだと思います。

これまで、パソコン教室でレッスンしていて、Macパソコンの場合は、Office2011でもお教えしていたのですが、さすがに自分のMacには入れていませんでした。

今回、パソコン教室でお教えするため、すでにOffice2016をインストールしているMacに、追加でOffice2011を入れてみようと考えました。

実のところ、2年ほど前までは、Office365を契約すると、Macパソコンには、Office2016の他に、Office2011もインストールできた時期がありました。

ところが、このOffice2011の提供が、2016年9月22日で終わったみたいなのです。

ですから、現時点では、MacパソコンにOffice2011を入れるのはできないと考えていたのですが、よくよく調べてみると、まだOffice2011の提供をしているよ、と書いているサイトを見つけました。

Office365相談センターブログ「Office for Mac2011、インストールファイル提供終了」

こちらのサイトによれば、Office2011は、2017年10月10日までは提供しているということなのですが、実際に提供サイトのアドレスをクリックすると、なんとOffice2011がまだ手に入ることがわかりました。(現在は2018年3月16日なんですけど)

ここです

https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=273962

こちらをクリックすると、MicrosoftOffice2011.dmgというファイルがダウンロードされます。

こちらのサイトからもらってきたインストールファイルをインストールした後に、ライセンスキーなどを通常は聞かれると思うのですが、なんとOffice365のライセンスアカウント(Microsoftアカウントとパスワード)で使えるようになります。

今更、昔のOfficeを入れても・・・と考える方もいるかと思いますが、Office2011で作成したファイルをOffice2016に変換してしまうと、かなりレイアウトが変化してしまい、継承できないことも多いのです。

すでに、サポートは切れているOffice2011ですが、特に問題なく使えています。

 

2.Office2011を入れて気づいたこと

今回、Office2011を入れてから使っているのはWordだけなのですが、実のところWindowsのWordとは全く異なる画面をしています。

ただ、機能的にはOffice2010を踏襲しているので、機能が足りないということはなく、必死に探せばいろんな機能を見つけることができます。

その中でも、根本的な違いは、PDFの書き出し機能にありました。

通常、Windowsで用いるOffice2010、Office2013、Office2016などでは、PDFを作成した場合、ページ端まですべて書き出されるのが普通です。

Word2011においても、プリントから「PDFとして保存」という機能があるのですが、実際にPDFを作成してみると、ページのまわりに余白の部分が生じてしまいます。

これは、Word2011だからなのかと思い、MacにインストールしていたWord2016でも同じことを行ってみたら、なんとWord2016においても、PDFの作成において、ページのまわりに余白が生じてしまうことを発見しました。

つまり、この機能の違いはOfficeのバージョンではなくて、WindowsとMacの違いのようなのです。

 

3.MacでのPDFファイルの正しい作り方

Macの場合、このPDFの余白の問題を解決するためには、以下のような工夫が必要になります。

(1)ワードのファイルから「ページ設定」を出し、用紙サイズの中で、「カスタムサイズを管理」を選択します。

(2)「+」ボタンを押して新しいカスタムサイズの名前を入れます。

例としては、A4サイズであれば、「A4余白なし」という名前にします。

(3)用紙サイズとして、幅と高さをmm単位で入力します。

例としては、A4サイズであれば、幅210mm、高さ297mmと入力します。

(4)次に、プリントされない領域に、上下左右すべて、「0mm」とします。

(5)OKボタンを押します。

ここで、ページ設定のダイアログに戻ってきますが、ここでは用紙サイズとしては上で設定したサイズ(例:「A4余白なし」)として、OKボタンを押します。

とても不思議なのですが、用紙として「A4余白なし」であっても、ワードのページの中の余白は従来と同じように設定することができます。

この状態で、ファイルから「プリント」を選ぶと、プリントプレビューで、ページの端まで表示されていると思います。
(画像などをページ端に置くとよくわかります)

この状態から、「PDFとして保存」を選ぶことで、ページの端に余白のないPDFが作成されるようになります。

同じOffice365からインストールされたOffice2016であってもバージョンの違い以上に、Windows側のOfficeとMac側のOfficeでは異なる点が多数あります。

しかしながら、根本の部分では同じような機能があるはずなので、どこかに方法があるはずだと思いながら、探すことが大切です。

盆栽~桜日記パート3

パソコン教室で育てている桜の盆栽の成長日記パート3です。

今週になって、桜が満開になってきました。

盆栽の桜

葉っぱも大きくなってきています。

盆栽の桜

桜の花の色も、薄いピンクになってきました。

盆栽の桜

アップで見ると、桜の花って結構大きいんですね。

先週は雨ばかりの日が多かったのですが、今秋は一気に温かくなってきているので、桜の花も、葉っぱも生き生きとしています。

毎日水やりが必要になってきたような感じです。

Windows10でスタートボタンが反応しなくなる原因を解明

先日、いつも使っているWindows10のパソコンで、突然スタートボタンが全く反応しなくなるというトラブルに遭遇しました。

この種のトラブルは、だいぶん前からWindows10で報告されているトラブルなのですが、とても分かりにくいトラブルの一つだと思います。

今回、スタートボタンの反応が全くなくなったのは、パソコンを起動してすぐではなくて、通常どおり使用している最中に突然起こってきました。

また、スタートボタンだけではなくて、タスクマネージャを起動しても、画面上に画面が全く出てこないことや、スタートボタンの右にあるCortanaまでも全く反応しない状態になりました。

1.トラブルの原因はウイルスではない。

最初、このようなトラブルで最初に疑うのはウイルス感染ですが、ウイルス対策ソフトでスキャンしてみても、全くウイルスらしきものは発見されませんでした。

2.ハードディスクのエラーでもない。

次に疑ったのは、エラーによるものかもしれないということです。

そこで、ハードディスクのエラーチェックやディスクのクリーンアップなどを行いましたが、全く症状はよくなりませんでした。

3.ウイルス対策ソフトとの競合の問題でもない。

ウイルス対策ソフトとOSとの間での何らかの競合が起きたのでは、ということも考えて、ウイルス対策ソフトをアンインストールしてみました。

ウイルス対策ソフトをアンインストールしても、症状は全く改善されませんでした。

4.システムの復元の画面を表示できない。

こうなったら、システムの復元をしてみようと考えました。コントロールパネルは起動しましたが、システムの復元の画面まで行こうとすると、パソコンが動かなくなり、待機状態となりました。

5.終了も再起動も、正常にできない。

パソコンを終了したり、再起動したりを何度もやろうとしましたが、パソコンの終了動作中に、永久ループに入ってしまったかのように、終了ができません。

しょうがないので、パソコンを強制終了して、再度起動しましたが、症状は全く改善されませんでした。

6.インターネットの接続を切ったら、スタートボタンが反応した。

いよいよ、あきらめかけた時に、インターネット接続を切ってみようと考えました。パソコンは有線LANでしたので、LANケーブルを外してみたところ、不思議なことに、スタートボタンが反応し、スタートメニューが見えるようになりました。

7.システムファイルチェックを実行したが、効果はなかった。

インターネットの接続を切ると、スタートボタンは正常に戻ったが、再びインターネットに接続すると、スタートボタンは反応しなくなりました。

そこで、インターネットの接続を切った状態で、システムファイルチェックを実行してみました。

しかし、結果的には全く効果はありませんでした。

8.システムの復元を行ってみたが、改善しなかった。

インターネットの接続切った状態で、システムの復元が動いたので、1週間ほど前までシステムの復元を実行しました。

結果として、システムの復元が終わったときに、「システムの復元は正しく完了しませんでした。コンピュータのシステムファイルと設定は変更されませんでした」というメッセージが出て終了しました。

このシステムの復元の問題について、詳しくネットで調べてみると、以下のサイトを見つけることができました。

Windows 10 System Restore Feature Broken Down by Microsoft Store App

このページの中で、以下のような一文があります。

「A number of users running Windows 10 Fall Creators Update (version 1709) and installing the Spotify app from the Microsoft Store are complaining that they’re hitting a pretty odd error on their systems, as the app appears to break down Windows Restore.」

「Windows10のFall Creators Update を適用して、マイクロソフトストアからSpotifyアプリをインストールしている多くのユーザーにおいては、システム上でかなり奇妙なエラーが引き起こされているという不満があがっており、Spotifyアプリが、システムの復元も壊しているように思われる。」

9.Spotifyアプリとは何なのか?

Spotifyとは、マイクロソフトアプリから供給されているアプリで、音楽配信を行うアプリです。他の音楽配信アプリと異なるのは、全く無料で4000万曲以上の音楽を聴けるというものです。なぜ無料なのかというと、すべて広告が画面上にあることで広告収入で音楽配信料をまかなうという仕組みのようです。

10.Spotifyは削除できないアプリだった。

私自身は、まったくSpotifyのことを知らなかったが、なぜか私のパソコンのスタートメニューの中に、Spotifyアプリは存在していました。

このアプリを開くと、ログインという項目がありますが、これまでログインした経験は一度もありません。

まず、このアプリをアンインストールしようと考えましたが、コントロールパネルのプログラムのアンインストールには表示されないため、削除もできません。

11.スタートアップの中にSpotifyが存在していた。

インターネット接続時に、スタートボタンのエラーが出ているということから、何らかのアプリがインターネットと常時接続している可能性が考えられ、おそらく、そのアプリ自体が動くことで、スタートボタンの動きが止められるのではないかと考えました。

そこで、インターネット接続を切った状態で、タスクマネージャを起動して、スタートアップを表示してみました。

(タスクバーを右クリックして、タスクマネージャをクリックし、スタートアップタブを表示させます。)

なんと、スタートアップに「Spotify」を見つけました。

「Spotify」と「Spotify Web Helper」という2つの項目があり、それが有効となっていましたので、すぐに無効に設定しました。

さらに、その他の項目についても大部分を無効にしてみました。

12.症状が改善し、エラーがなくなりました。

スタートアップ項目の中の、Spotifyアプリを起動させないようにしただけで、すべてのエラーがなくなり、パソコンの動きが正常に戻りました。

インターネットを接続状態にしても、
→ スタートボタンが反応する。
→ タスクマネージャが起動する。
→ 設定画面が表示できる。
→ 正常に終了や再起動ができる。

というように、完全に回復することができました。

13.なぜ、このようなことが起こるのか?

今回、体験した問題は、Windows10が抱えている重大な問題を暗示しているようです。

Windows10はもともと、Windows8.1で存在した2つのOSである、デスクトップOSとアプリOSを統合して、1つの環境で動作するように作られています。

今回問題となったは、デスクトップOSの不具合ではなく、アプリOS側の不具合であるという点です。

アプリOSのことを、マイクロソフトは、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)と呼んでいます。このUWPは、Windows10における様々な機能を担当しています。

その代表的なものが、スタートメニューなのです。スタートメニュー自体は、デスクトップOSの管理下にはなく、アプリOSの管理下にあるということです。

つまり、アプリOSの不具合が起きると、スタートメニュー、Cortana、設定などの機能がまひ状態となって、そのためパソコンの起動や終了も正常に行われなくなるという現象のようなのです。

14.これからはスタートアップ項目はできるだけ無効にした方がいい。

Windows10においては、スタートアップ項目はできるだけ少ない方がいいようです。実際にスタートアップ項目をすべて無効にしても、問題なく起動します。

特に、Windowsアプリストアからのアプリが起動項目にあった場合、原因不明のトラブルを発生させる可能性があるかもしれません。

また、これらのアプリが、システムの復元を壊すという点も、非常に怖いことだと思います。