月別アーカイブ: 2013年7月

自分の心をコントロールするコツとは?

長年、同じ仕事をやっていると、自分がやっているのは「同じ事の繰り返し」と考えてしまいがちです。

しかし、同じことの繰り返しでも、何度も繰り返しているうちに、それは別の意味合いになってくるのではないかと最近は考えるようになりました。

昨日、朝のテレビを見ていたら市川海老蔵さんが出演していました。
以前の印象とは違い、寝ても覚めても歌舞伎のことだけを考えているというお話をされていて、とても感心しました。

その番組の中で、視聴者の方から、「自分は、覚えたことをすぐに忘れてしまうのだけど、海老蔵さんは舞台の台詞などを覚えるときにどうしているのですか?」という質問がありました。

海老蔵さんの答えは、「脳の中の海馬という記憶をつかさどっているところがあって、覚えるときには台詞を30回以上復唱することで、海馬を活性化することができる。いったん海馬が活性化すると、台詞は自然に覚えられるようになってくる」というものでした。

専門的なことはわかりませんが、ある程度同じことを何度も繰り返すということは、その操作を覚えるということだけでなく、脳の中の海馬を活性化させることで、他のことも簡単に覚えられる脳になっていくという意味のようなのです。

おそらく、繰り返す中で、よりイメージが強くなって、他のイメージとも連携できるようになるような感覚なのかもしれません。

このような意味から、自分の心をコントロールするコツを考えると、コントロールすることが先じゃなくて、何かを実際にやってみて、何度もそれを繰り返し行うことで、自然と心の状態をいい状態へと導くことができるのではないかと思われるのです。

私も毎日、パソコンと向き合う日々を送っていますが、毎日が同じことの繰り返しというよりは、絶えず新しい気づきがあり、自分の未熟さを感じることが多いんですね。

でも、自分が未熟であるということで、焦っているわけではなくて、未熟であることでいろんな可能性があると考えるほうがいいと思うのです。

人それぞれいろんな目標があり、いろんな人生を歩んでいると思いますが、
(1) 焦らずに自分の道を信じて歩んでいくこと。
(2) 自分がやっていることを何度も繰り返していくこと。
がとても大切なことだと思うのです。

使いにくくなったと評判のGmailの新画面

これまでGmailを使っていたユーザーも、今回のGmailの新画面には、かなり困っている人が多いようです。

特に、返信メールを作成した時に、画面の右下に出現する返信メール入力画面には、全く説明もなく、すべてがボタン化されて、さらに宛先を入力後、本文欄をクリックすると、宛先欄が必要最小限にコンパクトされたりする現象については、かなり評判が悪いようです。

Google側としては、返信メールが受信メールの下に作成されることを解消したかったようだが、従来よりもかなりコンパクトされた編集画面は、長いメールを書かなければならない人にとっては、不便すぎる画面となっています。

たぶん、アメリカ人にとっては、メールは最少文字数で書くことがかっこいいのだろうが、日本人のメールは最少文字数で書くより、手紙の延長線上にあるものなので、どうみても今回の変更は都合が悪いのです。

といってもGmailは無料なので、Googleに文句を言えるわけではなく、こんな形で記事を書いているというわけです。

さすがにGmail側も鬼ではなく、以前の画面に戻すという手段を残しているので、困っている方は、メッセージ入力画面の右下隅にある三角ボタンを押すと、「以前の作成画面に戻す」として、「一時的に戻す」とすれば、従来の画面が使えるようになります。

Gmail

個人的には、従来の画面に戻すことをお勧めしています。

従来の画面で返信メールを書く場合には、返信メールの区画の右上にある「新しいウィンドウで開く」として、ウィンドウを独立させて書くようにしています。この方法により、過去のメールを参照しながら、返信メールなどを書くことが可能となります。

おそらく、新しいレイアウトも上記のように過去のメールを参照しながら返信メールを書けるように、同一画面内でのポップアップという形で表示を行えるようにしたのだと推測されますが、やはりエリア的には小さくなってしまうために、十分なメッセージ領域を得られないという欠点があるようです。

もちろん、この問題に対しては、メッセージ領域を拡大するボタンなどもついていますが、拡大すると、背後の画面は全く操作できなくなるために、過去のメールなどを見て返信メールを書くことはできなくなります。

今後、本当に新しい画面を使わせるようにするのであれば、初めての人が使ってもわかるようなデザイン構成にしてほしいと思いますし、宛先欄を入力後にコンパクト化するのはやめてほしいと思います。

今回のGmailの新画面への移行は、Gmailの画面がよくわからないという人をさらに増やしていくことになり、Gmailの今後にとってもプラスにならないのではないかと心配しています。

個人的には、Gmailファンなので、ぜひGmailの開発者の方には、再考をお願いしたい次第です。

Surface RTを使ってわかったWindows 8の意味

Windows 8は革新的なOSである

長年Windows XPを使ってきたユーザーにとっては、Windows 8は、全く今までのパソコンとは違ったものに見えるかもしれません。

一方、マイクロソフトにとっても、Windows 7からWindows 8への移行は、大きな賭けだったような気がします。

Windows 7の開発責任者であるスティーブン・シノフスキー氏が、Windows 8の開発責任者となり、Windows 8発売後すぐに、マイクロソフトを退社したことは、大きなニュースとして伝えられました。

本来、OSの開発責任者がOS発売後に退社するということで、Windows 8には何か問題があったのかもしれないと勘繰りたくなるのも当然ですが、実際はそうではなく、マイクロソフト内部における方向性の違いから退社したのが本当のところのようです。

Windows 8のパソコンは、タブレットOSであるWindows RTと、従来のWindowsを継承したOS(Windows[8]と以下表記します)が1つのパソコンの中に同居しているという、これまでになかったタイプのパソコンになっています。

個人的には、これをWindows RTとWindows[8]のハイブリッドOSだと、人には説明しているのですが、これらOSの間の境界はいったいどこにあるのか?という点については、Windows 8のパソコンを見てもなかなかわかりませんでした。ところが、今回surface RTを使ってみて、この境界の一端が見えてきたような気がします。

surface RTの不思議なOS構造

通常、ハイブリッドといえば、トヨタのプリウスのエンジンのように、ガソリンから電気、もしくは電気からガソリンというように状況に応じて切り替わるような感じですが、Windows RTからWindows [8]のOSにどのようにして切り替わるのかという点については、全くイメージがつかめません。

今回、surface RTを使う中で、一番驚いたのは、Windowsデスクトップの存在です。タブレットOSであるWindows RTが何故にデスクトップを持っているのか?という点が大きな疑問でした。

また、デスクトップだけでなく、Windows 7と同様に、コンピュータ、ネットワーク、コントロールパネルがあり、ユーザーアカウント別のフォルダの中には、ドキュメントやマイピクチャ、お気に入りなども同じように存在しています。

さらに、コンピュータの中にはCドライブがあり、その中にはWindowsフォルダ、Program Filesフォルダ、ユーザーフォルダの3つがあります。つまり、surface RTは、見かけだけみれば、Windows 8のパソコンと何ら変わらない構造を持っているのです。

ここまで、通常のWindows構造を持ちながら、surface RTは、インストールできるのはアプリだけで、一般のWindowsソフトは一切インストールすることができません。

この潔さがsurface RTのいい部分であり、Windows 8を意識させながら、機能を限定して使いやすくしたマイクロソフトのタブレット戦略だと思います。

Windows RT とWindows [8]との関係とは?

一般的に、Windows 8になって最初に気づくのは、スタート画面がタイル構造になって、それが初期画面になっているということです。このスタートメニューこそWindows RTのメイン画面です。このスタート画面の中のデスクトップをクリック(タップ)すると、通常のWindowsデスクトップになります。

普通に考えると、従来のWindowsにスタート画面が追加されただけ、と考えてしまうのですが、それはこれまでのWindowsの側から見た見方です。

より正しい見方で言えば、Windows RTというOSの中の1つのアプリとして従来のWindowsデスクトップがあると考えたほうがよさそうなのです。

Windows8

ただし、Windowsデスクトップ自体は、実際にはアプリというより、本来のWindows OSに匹敵する機能をもっています。つまり、Windows RT側から見れば、1つのアプリとして見え、Windowデスクトップ側から見れば従来からのOSとして機能できるように組まれていると思われるのです。

このようなマジックは、マイクロソフト独自の技術によるものだと思いますが、おそらくWindows RTの構造の中に、従来のWindowsを取り込む形で作られたのではないかと思います。

そういう意味でWindows 8は、これまでのWindows XP,Vista,7とは全く違う内部構造を持ったOSであるといえると思います。

これらの考え方が正しいかどうかはわかりませんが、一つだけいえるとしたら、Windows 8は、Windows 95から続いてきた従来のWindowsの流れを、別な方向に変えるために生まれてきたOSであるということだと思います。

そうだとすると、surface RTは、単なるタブレットというより、次世代のパソコンのあり方を世界に対して提案して、次のWindows 9につなげる布石みたいなものかもしれません。

ネット上には、surface RTをあまり評価しないという声があるのも事実ですが、surface RTを使えば使うほど、これまでのWindowsに感じていたわずらわしさがなく、必要な機能だけを今すぐに使えるという手軽さとモバイル性の高さは、いずれ高く評価されてくると思います。