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無線WiFiが遅い!~原因とその解決方法

1.無線WiFiのスピードが遅いのはどうして?

ノートパソコンで無線LANを使っていると、突然ネットの接続が遅くなって切れるということはありませんか?

最近は、テレワークなどでZoomが途中で切れてしまうという方も多いようです。

無線WiFiでパソコンをネットに接続することは、とても便利なのですが、もともと無線は有線にくらべると非常に不安定であるということを認識する必要があります。

一番やっかいなのは、無線自体は目に見えないので、トラブルになった時に何が原因で遅くなっているのかがつかめないという点です。

今回の記事では、そういう不安定な無線を目に見える形にして、無線WiFiのスピードを改善する方法について書いてみたいと思います。

 

2.無線WiFiのスピードを測定する方法とは?

無線WiFiのスピードというのは、パソコンやスマホやタブレットで測定することができます。

ただし、そのスピードは測定する機器自体の性能にも依存しています。パソコンやスマホのCPUのスピードや付属している無線子機の性能などに依存します。

といっても、持っている機器で測定するしかないので、まずは測定してみましょう。

Fast Speed Test: https://fast.com/ja/

Fast Speed Test 無線のスピードを測定

このFast Speed Testは、このアドレスに行くだけですぐに無線のスピードの測定が始まるので、とても簡単です。

スマホやタブレットの場合は、Apple StoreやGoogle Playから「Fast Speed Test」というアプリをダウンロードできます。

このサイトやアプリは、「NETFLIX」が提供しているんですね。

大きく出ている数字が「ダウンロードスピード(Mbps)」です。また、「詳細を表示」ボタンを押すと、アップロードスピードも表示できます。

つまり、家や会社などのパソコンやスマホを使う場所で、無線のスピードを直接測定することができるというわけです。

無線のスピードは、「測定している機器」、「測定する場所」に依存しますので、無線自体のスピードではなく、その機器で受け取っているスピードだと考えてください。

 

3.正しい評価のための測定方法とは?

ネットからパソコン(スマホ)までの流れは、

プロバイダ ⇒ インターネットルータ ⇒ 無線親機 ⇒ パソコン(スマホ)

というようになっています。

①有線LANでの測定

まず、自分の家に来ているネットの最高スピードを測定するためには、パソコンを有線LANケーブルでインターネットルータに接続してから、Fast Speed Testで測定します。

もちろん、パソコンのCPUのスピードにも依存しますが、有線LANで接続されたときのスピードが最高スピードだと考えてください。

 

②無線LANでの測定

次に、無線WiFi(電波の種類はA)でパソコンをネットに接続して、測定します。

無線親機の電波の種類にはAの電波とGの電波の2種類があります。Aの電波は5GHzという周波数の電波で、非常に高速で電波ですが、届く範囲はGの電波よりも短くなるのが特徴です。

一方、Gの電波は2.4GHzの周波数の電波で、こちらは障害物などがあってもより広い範囲に届くといわれている電波です。

最近の無線親機の場合では、Aの電波で最高で1733Mbps、Gの電波で最高で800Mbpsという仕様を持つ機器もあるのですが、あくまでもスペックですので、実際に測定した結果とは、異なります。

測定するポイントとしては、必ずAの電波とGの電波の2種類で測定してください。

また、親機のすぐ近くや、家の2階・3階などの離れた場所などで測定するのがいいと思います。

 

4.無線が遅い場合の解決方法とは?

無線が遅いという場合、単純ではなく、何が原因で遅くなっているのかを調査する必要があります。

①そもそもプロバイダーからのネット速度が遅い

自分が加入しているプロバイダのプラン、ポケットWiFiのプランなどがそもそも遅いという場合があります。家に光回線が来ているという方は、この問題は特にないと思いますが、ポケットWiFiやSoftBank Airなどの無線を使っている方は、家の場所や構造などによって、回線が遅くなっていることがあります。

このような場合は、新しい光プランの導入などが必要になります。

 

②無線の親機の性能が劣化していて遅い

今回、いろいろと調査してみると、無線の親機の性能劣化という場合が一番多いように思われました。無線親機は、一度購入してから何年も同じ機種を使っている人が多いと思います。

ところが、無線の親機自体は、経年劣化によって無線のスピードが遅くなったり、不安定になったりします。

特に、Fast Speed Testで測定した時に、数回同じ場所で測定して、測定値が速くなったり、遅くなったりするような場合は、無線親機の性能が劣化していることがあります。

一般に、無線親機は3年くらいで交換して、新しい機種に変えたほうがいいと思われます。

特に、古い無線親機の場合は、暗号化のレベルが低いとパソコン側で電波を受け入れられないということもありますので、買い替えは必須となります。

 

③パソコンやスマホの無線子機の性能が低い

これはどうしようもないということもありますが、古いパソコンの場合では無線子機のドライバーが古く、更新もないということで、たとえ無線親機のスピードが上がってもパソコン側でのスピードが上がらないということがあります。

また、スマホの場合も、スマホの無線のスピード性能は、最初から決まっており、一定以上のスピードがでないということもあります。

パソコンの場合であれば、USBタイプの無線子機を別途購入して接続するという手があります。また、Gの電波よりAの電波の方が高速なので、Aの電波を使うようにする手があります。

スマホの場合には、Aの電波を受けられない機種もありますが、Aの電波を受けられる機種の場合は、Aの電波を使うことでスピードが速くなります。

 

④Windows UpdateやOSのアップデートをさぼっていると遅い

こんなことはマイクロソフトは言っていないのですが、実際にWindows Updateが少しでもたまってくると、無線の速度が急激に遅くなることがあります。

一つは、Windows10においては、Windows Updateにより自動でダウンロードが始まって、パソコン自体のスピードの低下が起こることがしばしばあります。

それとは別に、Windows Updateの中には、たびたびセキュリティ関連のアップデートがあって、その更新がされていないパソコンにおいて、ネット接続がブロックされるようなことが実際にあります。

最近は、パソコンをスリープだけで使って、めったに再起動しないという方も増えていると思いますが、再起動しないで使っていると、確実にパソコンの速度の低下が起こりますので、頻繁に再起動するようにしてください。

 

5.圧倒的に無線より有線の方が高速です

多くの方は、無線と有線のスピードは同じくらいだろうと思っていると思います。

ところが、実際に測定してみると、有線LANでの接続の方が、無線LANでの接続よりも圧倒的に高速であるということがわかります。

今後は5Gなどの参入もあるのでわかりませんが、今のところは有線の勝利です。

でも、これからの時代はLANケーブルをオフィスや家の中でひっぱっていくという時代ではありません。

なので、対策方法としては以下の点を検証してみてください。

  • インターネットプランの見直し
  • 最新版の無線親機に買い替える
  • Aの電波を使うようにする
  • 自分のパソコンでの無線速度を認識する
  • Windows Updateをこまめに行う
  • パソコンを再起動して、たえずリフレッシュする

無線が遅いという場合に、パソコンが悪いと考える人が多いのですが、原因はいろんなところにありますので、冷静に検証してみましょう。

また、スマホを購入する場合、今後は無線のスピードなども気にかけて、購入するのがいいかもしれません。

12月だから考えるパソコンデータのバックアップ

今年も12月になって、お掃除の季節ですね。

部屋のお掃除も大切ですが、パソコンの中のお掃除もきちんとやっておきましょう。

1.パソコンのお掃除は、「こんまり」みたいにはいかない

※「こんまり」とは、近藤麻理恵さんのことで、片付けコンサルタントしてして活躍されている方です。(こんまりさんのホームページはこちら

パソコンで作成したファイルやダウンロードしたソフトなどをじっくり見てみると、使っているわけじゃないけど捨てられないというものが多いと思います。

パソコンの中でのファイルデータは一旦削除してしまうと、復元することはかなり難しいので、安全のためにとりあえず保存しておこうと考えてしまうからです。

かといって、同じようなファイルデータが重複したり、どれが新しいデータかわからないというような場合には、整理して、いらないものを削除することも大切です。

私の経験から言えば、本当に必要なファイルは、ここ1年くらいのものだけで、それより前のファイルは、大方はいらないファイルだと思います。

ところが、パソコン教室をやっていると、昔の生徒さんが突然来て、以前作成したファイルを持っていないかと聞かれることがあるので、不要なファイルと思われるファイルであっても、後生大事にとっておくという習性があるんですね。

一般的な会社であれば、経理などのデータであれば5年間は保存しなければならないという決まりがあるので、普通で考えれば5年を越えたものは捨てても問題ないと思います。

 

2.捨てるのはなく、アーカイブという方法がある

そこで、考え出したのがアーカイブという方法です。

アーカイブという意味は、「書庫に入れる」という意味なのですが、要するに今使っているパソコンの中のデータを、そのまま別のハードディスクに移動して、そのハードディスクを保存するという方法です。

必要なものだけをパソコンに入れておいて、昔の物は必要になったときに、ハードディスクの中から探してくるというわけです。

その方法は、こんな感じです。

 

(1)外付けのハードディスク(SSD)にすべてのデータを保存する

外付けのポータブルハードディスク(もしくはSSD)の中に、「2019年データバックアップ」(今年の場合)というフォルダを作成します。

そのフォルダの中に、パソコンの中の「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャー」「ビデオ」「ミュージック」「ダウンロード」「お気に入り」「OneDrive」などのフォルダをコピーして保存します。

この時、特に整理とかはする必要はなくて、現状のまま保存します。
※コピーした後に、きちんと保存できていることを、十分に確認してください。

 

(2)その後、パソコンの中のいらないファイルやフォルダを削除する

外付けのハードディスク(SSD)にすべてのデータが保存されたら、今度はパソコンの中の不要なファイルやフォルダを削除していきます。

すでにバックアップが取られているので、安心して削除することができます。

ついでに、フォルダ構成などを変更して整理するようなこともできます。

そして、来年に向けて、きれいに整理したパソコンが出来上がります。

 

(3)外付けのハードディスクやSSDは机の引き出しに入れて保管する

今年のデータが保存されたハードディスク(SSD)には、必ずシールを貼って、その上に「2019年データバックアップ」という文字を書いておきます。

ちなみに、このハードディスク(SSD)は、日頃使わないようにしてください。そして、再び年の終わりになったときに、次年度のデータのバックアップを同様の方法で行います。

もし、突然昔のデータが必要になったときは、ここから探してパソコンにコピーすればいいだけです。

一つだけ必要なことがあります。ハードディスク(SSD)は、環境が悪いと故障することもあります。湿気や埃のない環境で保存するようにしてください。

 

3.日々の安全なバックアップを考える

年末のバックアップは、前述のことでなんとかなったとしても、日々のデータを安全にバックアップするためにはどうしたらいいでしょうか?

規模の大きな会社では、「専用のファイルサーバー」や「クラウドサーバー」があり、システム部門の人もいるので心配はいりませんが、ネットワークの不具合などによりデータにアクセスできないという不具合が生じる可能性はあります。

規模の小さな会社では、NAS(Network Attached Storage)といわれるネットワーク上の専用ファイルサーバー機器を導入しているところが多いと思います。このNASと言われる機器は、内部にハードディスクを持つ簡易ファイルサーバーですが、365日稼働しているので、機器の故障なども考えられ、定期的にデータをバックアップをすることが必要です。

もっと規模の小さい自営業や個人の方は、USBハードディスクなどに、大切なファイルデータのバックアップなどをとっているか、OneDriveなどのクラウドに同期バックアップを行っていると思います。個人の方の場合は、USBハードディスクの寿命も考えて、2つ以上のUSBハードディスクにコピーをとっておくことが安全といえます。

 

4.クラウドへの大容量のバックアップは向かない

クラウド上にデータを保存することは、とても安全です。

一部では、クラウドにあるデータは安全なのかと疑問を持つ人もいますが、私の経験から言えば、他人との間で共有データを持つような設定さえしなければ、全く問題ないと思われます。

特に、最近のOneDriveでは、パスワード管理ができる「Vault」という機能もできていますので、上手に使えばかなり安全に使えると思います。

ただ一番問題なのは、インターネット回線を利用してデータを保存することは、保存スピードがかなり遅いという点です。つまり、大容量のデータを保存するという点は、あまり効率的とは言えません。

クラウドにデータを保存することの利点は、いろんな場所でパソコンやスマホからデータにアクセスできるという点です。本当に必要なデータに絞ってクラウドに保存することが大切だと思います。

 

5.NASでのデータ共有は便利だが、データのバックアップには時間がかかる

NASといえば、バッファローが有名ですね。Link StationやTera Stationなどのブランドがあり、これまで多くの方が使ってきていると思います。

Tera Stationは、かなり高額な機器ですが、4台のハードディスクを使ったRAID5システムを組むことができるので、ハードディスクの故障にも柔軟に対応でき、ネットワーク上で安定してファイルサーバーとして使用できます。

ただし、大容量のデータの移動や、バックアップに対しては、ネットワーク回線を使うので、実際には長時間のバックアップ時間が必要になります。昼間は稼働しているので、夜にバックアップと行うようになると思います。

一方、Link Stationは2台のハードディスクを内蔵しており、2台を1台のハードディスクとして使用するストライピングや、1台のデータをもう1台で常時バックアップするミラーリングなどの機能を持っています。

しかし、購入時にはストライピングで設定されているため、もしハードディスクが故障した場合は、データの復旧がとても大変で、問題のある機器になってしまいます。

このため、Link Stationを使用する場合は、別のハードディスクへ頻繁にバックアップするか、もう1台のLink Stationへのミラーリングといった手段でデータを守る必要があります。

いずれにしても、NASの場合は、ハードディスクのフォーマットもLINUXタイプのフォーマット形式になっていることもあり、データ復旧は専門の業者に依頼するしか方法はありませんので、運用にはバックアップが必須となります。

 

6.USBハードディスク(USB-SSD)へのコピー速度は最高に速い

最近のパソコンの場合、USB3.0もしくはUSB3.1といった端子が付属しており、これに対応しているUSBハードディスク(USB-SSD)であれば、かなりの高速でバックアップが可能です。

特に、パソコンで毎日バックアップを取るような場合は、所謂、差分バックアップソフトを使用すれば、非常に高速でバックアップが可能です。

恐らく、ネットワーク回線に比べれば、10倍~50倍近い速度だと思います。

個人の方であれば、この方式でバックアップを取るのが最も効率的だと思います。

問題は、ハードディスクやSSDの寿命という部分だけです。

最近は、SSDの価格が低価格になっていることもあり、「外付けUSB-SSD」という製品もかなり増えてきています。SSDはハードディスクよりも、高速で読み込みや書き込みができ、さらに低電力で振動もないという優れものです。

ただし、同一場所への書き込みが一定数を超えると書き込み性能が落ちるという性質もあるので、寿命は3年~5年というのが一般的です。

ハードディスクも3年~5年でエラーが増えてきますので、SSDだからというわけではなく、バックアップストレージは、3年程度で交換していくということは大切です。

 

7.「HDD/SSDスタンド」という共有&バックアップシステムを提案しています

個人的な話ですが、NAS機器が高額であるという点や、NASだとバックアップに時間がかかるという点を考慮して、「HDD/SSDスタンド」という新しいタイプのファイル共有&バックアップシステムを提案しています。

下の図は、FIDECOという会社の製品ですが、3.5インチハードディスク、2.5インチハードディスク、SSDなどを2つ接続することができる「HDD/SSDスタンド」です。

WindowsパソコンやMacパソコンに対応しています。

HDD/SSDスタンド FIDECO

3..5インチハードディスクを2台接続することもできますし、SSD1台とハードディスク1台という組合せでも大丈夫です。

個人的なお薦めは、SSDを2台購入して、この「SSD/SSDスタンド」にすることです。

この「HDD/SSDスタンド」はUSB3.0でパソコンに接続できます。パソコン上では、2台のSSDは別のドライブとして認識されます。

さらに、このFIDECOの「HDD/SSDスタンド」は、HDD(SSD)→HDD(SSD)の完全コピーにも対応しており、パソコンのハードディスクの交換時などにも利用できます。

さらに、前面にはSDカードの差し込みや、USB3.0の端子2つもついていて、ドッキングステーションとして、別の機器を接続することもできます。

HDD/SSDスタンド FIDECO

HDD/SSDスタンド FIDECO

このスタンドの手前に接続されたSSDドライブの中に「share」というフォルダを作成して、それを「フォルダ共有」します。

つまり、フォルダ共有することにより、小規模LANの中でファイルサーバーとして利用することができます。(本機器を接続するパソコンで共有の設定は必要になります。また接続するパソコンが起動していないとフォルダの共有はできません。)

特に、SSDドライブでファイル共有すると、非常に高速で読み書きが可能になります。

一方、スタンドの奥に接続されたSSDドライブは、共有されたフォルダ「share」のバックアップを行うためのものです。この奥のドライブは、3.5インチや2.5インチのハードディスクでもかまいませんが、ハードディスクの場合は、振動や熱がでるので、バックアップ側もSSDドライブにするととても静かです。

本機器を接続するパソコンに、差分バックアップ用のソフトを入れて、定期的に手前のSSDのデータを奥のSSDにバックアップすることができます。

USB3.0での接続ですし、どちらもSSDドライブということで、バックアップ時間は非常に短く、効率的なバックアップが可能になります。

さらに、接続するSSD(ハードディスク)は、パソコン側でフォーマットできますので、何かあったときでも、WindowsやMacのパソコン側ですぐに認識できるという利点もあります。

また、何よりも電源を落とせば、すぐにSSD(ハードディスク)を取り外せるので、交換も容易です。

興味のある方は、購入してみてください。なお、SSDは別に購入する必要があります。

Window10のトラブルに対応する方法と問題の切り分け方

パソコンが不調に陥ったときの解決方法には、1つの答えがあるわけではありません。

不具合の内容を冷静に判断して、適切な解決方法を探すことしかありません。

ただ、どうやって問題を切り分けて考えればいいのか?ということが、一般の人にはわからないのではないかと思います。

今回のブログでは、私なりにパソコンの不具合の状況に応じて、どのように考えて、どのような方法を試すのがいいのかを書いてみたいと思います。

Windows10のトラブル対応方法

 

不具合その1:パソコンの動きが突然悪くなって、使っていたソフトが固まってしまった。

このような現象は、結構多いと思います。私もよくソフトが固まるという現象に遭遇することがあります。

このような場合、まず行うことは、スタートボタンを押したら、スタートメニューが出てくるかどうかです。

スタートボタンがちゃんと反応するということは、Windows OS自体は正常に動いているということを表しています。

スタートボタンが反応する場合

ソフトが固まる原因はいろいろありますが、固まったソフトをどのように終了すればいいのかが問題です。

スタートボタンが正常に動く場合であれば、タスクバーの上で右クリックして、「タスクマネージャー」をクリックしてください。

タスクマネージャーというのは、パソコン中で動いているソフトやサービスを管理しているソフトのことです。

始めてタスクマージャ―を起動したときは、簡易表示になっていますので、左下の「詳細」という部分をクリックして、詳細表示にしてください。

タスクマネージャーには左から、「プロセス」「パフォーマンス」「アプリの履歴」「スタートアップ」「ユーザー」「詳細」「サービス」といったようなタブがあると思います。

固まったソフトを終了させるためには、「プロセス」というタブの中の「アプリ」という項目の下に表示されているのが、現在起動しているソフトになります。

固まっているソフト名をクリックして、画面右下の「タスクの終了」ボタンを押して、しばらく待ってください。

そうすると、固まっているソフトだけが画面から消えて、終了させることができます。(少し時間がかかるときがあります)

ちなみに、常駐しているソフトの場合は、「アプリ」の項目ではなくて、その下の「バックグランドプロセス」という部分にソフト名があります。

常駐しているソフトは、パソコンの起動時から起動しているので、不具合がでるとしたら、パソコンの起動時にエラーなどが出てくると思われます。

このような場合は、さきほどの「バックグラウンドプロセス」から不具合がでているソフト名を探して、同じように「タスクの終了」を行うようにします。

更に、起動時に常駐ソフトが起動しないようにする場合は、タスクマネージャーの「スタートアップ」タブを開いて、起動させたくないソフト名を選択後、右下の「無効にする」というボタンを押します。

一般に、ソフトをインストールすると、自動的にスタートアップに登録されてしまうソフトが結構あります。

ウイルス対策ソフトやセキュリティに関わっているソフトは常駐させなければいけませんが、それ以外のソフトについては、常駐が必須であるというソフトはほとんどありません。

基本的に、スタートアップ項目が増えすぎると、パソコンが起動してから落ち着くまでの時間が長くなってしまいますので、こちらで、起動しないように無効にしておくことは、結構重要なことです。

スタートボタンが反応しない場合

一方、ソフトが固まったときに、スタートボタンも反応しなくなったという場合もあるかと思います。

このような場合は、「Control」「Alt」「Delete」の3つのキーを押すと、画面が変わって、中央に文字が並んでいる画面になります。

この3つのキーを押しても、画面が変化しないという場合は、キーボードからの入力もできなくなっている状態ですので、パソコン全体が固まっていると考えてください。

もし、画面が変わった場合は、右下に電源マークがありますので、そこをクリックして、パソコンの再起動を行ってください。

いずれにしても、マウスのポインターが動かない状態、キーボードからの入力が無くなった状態ですと、パソコンは操作できなくなっていますので、パソコンを強制終了するしか方法はなくなります。

ただし、強制終了というのは、最後の手段であり、できればやらないほうが望ましいと思います。

どうしても強制終了する場合は、ハードディスクのLEDが点滅していないことを確認して、電源ボタンを5秒以上押し続けて強制的に終了させてください。

ノートパソコンの場合は、電源OFF後、一時的にバッテリーを取り外して、再びバッテリーを装着してください。(バッテリーを外せないノートパソコンの場合は、そのままでかまいません)

パソコンの電源を再びONにして、デスクトップが出てくるまでしばらく待ってください。

デスクトップが出てきたら、次は、スタートボタンを押して、パソコンのシャットダウンを行ってください。

パソコンで最も大切なことは、正常に終了することです。前回が強制終了で終わった場合は、パソコンの起動後、何もせずにシャットダウンして、正常終了を必ず行うようにしてください。

 

不具合その2:パソコン起動時に、よくわからない画面がでて、パソコンが危険だけから今すぐパソコンをスキャンするように言ってくる

このように、いきなり知らない画面が出てきて、危険だからすぐにスキャンするようにという場合は、100%やってはいけません。

自分がインストールしているウイルス対策ソフトでの「ウイルススキャン」は大丈夫ですが、このように見知らぬソフトがパソコンをスキャンしろと言ってくる場合は、100%悪いソフトです。

このような画面が出た方は、インターネットから知らないうちに、何か悪いソフトがインストールされていると考えてください。

この場合の対処方法としては、出てきた画面の一番上に書いてあるソフト名(もしくはタイトル名)を紙に控えてください。

要は、この悪いソフトを削除すればいいのですが、単純にプログラムの削除だけでは消えない場合が、最近は多くなっています。

そこで、インターネットで、「(上で調べた)ソフト名 削除方法」と入力して、削除方法を検索するようにしてください。

ネットで調べた削除方法にしたがって、手動で削除を行ってください。

同様なケースとして、インターネットブラウザを起動したら、トップ画面がいつの間にか別の画面になっていたというケースもあります。

このような場合も、何かの悪いソフトがパソコンに入り込んでいるケースです。

ウイルス対策ソフトを入れていても、このような悪いソフトが入ってくることがありますので、ネットの閲覧には十分注意する必要があります。

コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」か、Windows 10の設定画面から、アプリを選択して、悪いアプリ名を探して、アンインストールはできるのですが、パソコンを再起動したら、再び同じ画面が出てきたという場合もあり、やはり、削除方法をネットで調べてから対処するほうが賢明です。

 

不具合その3:ネットワークが突然切れる、音が鳴らなくなったなどのパソコンの基本機能に不具合がある場合

パソコンの基本的な機能に障害がある場合は、セーフモードで一度起動してみる方法があります。

セーフモードで起動することで、内臓されている機器のドライバソフトが修復されて、機能が復活することがあります。

また、セーフモードでは、起動時に常駐プログラムが読み込まれないので、不具合が常駐プログラムによるものなのかどうかを切り分けるときの手段としても使うことができます。

パソコンが起動している状態からセーフモード

パソコンが立ち上がっている場合は、スタートボタン⇒設定⇒更新とセキュリティ⇒回復と画面を開いて、「PCの起動をカスタマイズする」の中の「今すぐ再起動」をクリックします。

上記の方法以外の方法としては、スタートボタン⇒電源ボタンといってから、キーボードのシフトキーを押しながら、再起動をクリックするという方法があります。
(たぶん、この方が簡単ですね)

セーフモードで起動

最初の画面では、「トラブルシューティング」を選択します。

セーフモードで起動

2番目の画面では、「詳細オプション」を選択します。

セーフモードで起動

3番目の画面では「スタートアップ設定」を選択します。
(注意)「スタートアップ修復」ではありませんので、注意してください。

セーフモードで起動

4番目の画面では「再起動」ボタンを押します。

パソコンが再起動すると、次の画面が現れます。

セーフモードで起動

この画面の4,5,6がセーフモードなのですが、通常は4番目のセーフモードを選択してください。ここではキーボードの「4」のキーを押してください。

セーフモードとしてWindows 10が起動してきます。

セーフモードで起動

上の図のように、画面の四隅に「セーフモード」の文字が出ています。

セーフモードで起動したら、スタートボタンを押して、電源ボタンから再起動を選択してください。

セーフモードは、再起動することで、間違ったパソコンの設定をリセットして修復することができます。

パソコンが起動していない状態からセーフモード

基本的に、パソコンが正常に起動できないという場合には、画面上に「スタートアップ修復」という画面が出てきます。

このスタートアップ修復画面は、2回連続して正常起動が出来なかった時に、表示されるようになっているようです。(パソコンとしては、かなりヤバイ状態になっていると考えてください)

スタートアップ修復画面がでたら、「詳細オプション」ボタンを押すと、セーフモードに入る最初の画面である「オプションの選択」画面が出てきますので、「トラブルシューティング」⇒「詳細オプション」⇒「スタートアップ設定」⇒「再起動」として、起動後に出てくる「スタートアップ設定」の画面で「4」のキーを押して、セーフモードに入ってください。

実際には、パソコンが正常に起動できないという場合は、ソフト上の問題以外に、ハードディスクの故障などもあり、セーフモード画面まで行けないことが多々あります。

セーフモードまで到達しないで、再び最初の「スタートアップ修復」の画面に戻るような場合は、ハードウェアの故障が考えられますので、パソコンの修理が必要になります。

 

不具合その4:フォルダをクリックしても開かない、ソフトが起動しない、スタートメニューが開かないなどの画面の不具合が生じている

画面上の操作の一部ができなくなっている場合や、何らかのファイルの欠損によってソフトが起動できなくなったような場合は、OSに関わるファイルを復元する必要があります。

以下の手順によって復旧することができます。
(インターネットに接続した状態で行ってください)
(かなり時間がかかる処理なので、時間に余裕があるときに行ってください)

(1)スタートボタンを右クリックします

(2)Windows PowerShell(管理者)をクリックします。

(3)「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」と出てくるので、「はい」をクリックします。

(4)Windows PowerShellが起動します。

(5)「PS C:¥WINDOWS¥SYSTEM32>」と表示されている右側に、以下のコマンドを入力して、Enterキーを押します。

dism /online /cleanup-image /restorehealth
(/の前には半角スペースがあります。)

Enterキーを押してからは、かなり長い待ち時間がありますので、根気強く待ちます。

(6)再び、「PS C:¥WINDOWS¥SYSTEM32>」という表示が出てきたら、次は以下のコマンドを入力して、Enterキーを押します。

sfc /scannow
(/の前には半角スペースがあります)

こちらの方も、かなり長い時間待ち時間があると思われます。

再び、「PS C:¥WINDOWS¥SYSTEM32>」の表示が出てきたら、終わった印です。

(7)最後にWindows PowerShellを閉じて、再起動してください。

以上の処理により、壊れていたり、不足していたファイルが修復されて、正常に動作するようになると思われます。

 

パソコンの不具合に会ったときに、まず考えること

毎日同じようにパソコンを使っているのに、突然トラブルに合うことがあるのがパソコンです。

そのような場合に、どう考えて、どう行動すればいいのかがとても重要です。

1.何をした時に、どんな現象がでてくるか?

2.トラブルが生じる前に、何かのソフトをインストールや更新をしたか?

3.Windows Updateなどが直前にあったか?

4.ソフトだけの問題か、パソコン全体の問題か?

5.ウイルスによるものなのか、そうではないものなのか?

このようなことを考えることが大切です。

そして、何よりもあわてて行動しないで、同じような現象が他の人にも起こっていないかをネットで調べてみてください。

自分のパソコンの問題ではなくて起こっているトラブルも中にはあります。

また、どんなトラブルが起こっても大丈夫なように、データのバックアップは日頃から行っておくようにしてください。