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コロナウイルス下で必要となったパソコンとスマホの役割とスキル

コロナの前後で変わったこと

1.コロナウイルスの前と後で変わってきたもの

コロナの下でパソコン教室をずっと営業していて感じることは、以前よりも益々パソコンやスマホが必要になってきたということです。

特に、私自身として感じたのが、これまでスマホだけで生きていけると考えていた人達が、パソコンを買い始めたということです。

これは、会社のテレワークなどで、遠隔で仕事する場合には、パソコンでないと太刀打ちできないということがわかったからだと思います。

ただ、ここにきて必要となってきたパソコンのスキルは、従来型のソフトを使う能力というようなものとは異なり、ネットワークを介したファイルの管理や、遠隔という環境の中で、どのように仕事を効率的に行っていくかという「仕事の構成力」といったものになってきています。

当然ですが、多くのアプリや、それにかかわるネットワークの理解などは必要なのですが、無駄のない仕事のやり方を自分の頭で考えながら、会社のシステムの限界と戦ってゆくというようなサバイバル的な能力が必要になってきているということだと思うのです。

 

2.会社のセキュリティやシステムとの戦い

日本の会社は、旧来型の非常に古い考え方に支配されており、紙ベースの書類を作成することや、保管することが仕事であり、それと並行してローカルサーバーやクラウドサーバーなどのITの利用を促進しています。

このため、紙ベースの情報とオンラインベースの情報が入り交じり、情報としての統一性が全くない状態で、多くの会社では仕事をしています。

日本の多くの会社で見られる現象として、それぞれのデータは、個々のコンピュータの中ではエクセルファイルとしてまとめられているけれども、サーバーの中にあるデータベースとの情報とは絶えず差異が生じており、その情報の差異を埋めるために多くの社員が残業をしているという変な構造になっています。

つまり、個々のデータと、サーバー内のデータベースが並列して存在している状況を放置している状態がずっと続いているということです。

さらに、サーバー内のデータベースについても、部署が変われば別々のデータベースになっており、会社全体としての包括的なデータベースが構築されていないというような状況になっています。

このような不完全なIT化の中で、テレワークをしているわけですから、当然仕事は制限され、十分な成果を発揮できないというジレンマに陥っていることがとても多いように見受けられます。

加えて、テレワークを想定していない情報セキュリティシステムのために、複雑なネットワークを介した遠隔操作は、ネットワークスピードを低下させており、まともなネット環境の中で仕事ができるようになっていません。

 

3.コロナ下で必要とされるパソコンとネットワーク機器のスペック

今回、多くの方がテレワークでわかったことは、遅いネットワークスピードでは仕事はできないということです。

クラウドサーバーの場合、一見して便利そうに見えますが、多くの社員が一斉にアクセスすると、クラウドサーバー自体のアクセススピードが低下して、フォルダを開くだけで多くの無駄な時間が必要になったりしています。

また、クラウドサーバーへの接続は、セキュリティ上、権限を与えられたコンピュータからしかできないように制限されているので、会社所有のパソコンに限定されることと、権限のレベルにより出来ないことが多いと考えられます。

これに対して、リモート接続では、通常使っている会社のパソコンに1対1でアクセスして、会社のパソコンの画面を手元のパソコンで操作することができるので、環境も変わらず仕事の効率を高めることができます。

ただ、リモート接続のタイプによっては、ネットワーク機器の性能が低いと、接続が切れたり、再接続ができなかったりと問題もあります。

また、手元で操作するパソコンのスペックが低いと画面を表示するスピードが遅くなり、非効率となります。

このように、ネットを介して仕事をする場合は、パソコンの性能や、会社にあるネットワーク機器の性能により、大きく影響を受けることになります。

 

4.パソコンとスマホの連携で仕事をする

一方、スマホについても、コロナ下で様々な仕事を効率化するためのアプリが開発されてきています。

スマホがパソコンより優れている点は、写真を撮影して、それをネットワーク上にすぐに配信できるという点です。

これまで、紙ベースのものを相手に送るような場合は、プリンタや複合機で紙をスキャンしてPDFや画像ファイルとして、メールで添付して送るという必要がありました。

しかし、スマホの場合は、写真や動画に記録できることはもちろん、スキャン機能をもつアプリなども出てきており、簡単に情報の共有ができるようになってきています。

ここで重要になってくるのが、パソコンとスマホの両方に存在しているようなアプリです。

(1)情報やファイルを共有するためのアプリ

・OneDrive
・Google Drive
・DropBox

(2)遠隔でのコミュニケーションのためのアプリ

・Zoom
・Microsoft Teams
・Google Meet

(3)スマホの種類によらず使えるアプリ

・Gmail
・Google Photo
・Google Calendar
・Evernote ←無料は2つのデバイスまで

また、スマホ独自のアプリの中で仕事に使えるソフトがあります。

(4)画像をPDF化するアプリ

・Office Lens
・Adobe Scan ←店長お薦めです

これらのアプリを使って取得したデータをパソコンと共有するとことで、より早く仕事の材料をパソコンに取り込むことができます。

最終的には、パソコンでまとめて形にすることで、共有の資産になっていきます。

 

5.データベースと上級エクセルのスキルがこれから必要になる

上にも書きましたが、テレワークに限らず仕事の効率を上げたり、仕事の見える化を行うためには、社内のデータの一元化を実現していく必要があります。

ただし、実際のデータはパソコンで入力していくものなので、個々のデータを統合して統一的なデータベースをリアルタイムで構築していくような仕組みを作ることが最も合理的です。

これまでのエクセルから卒業して、データベースを考慮に入れたデータ構造を持つエクセルファイルの作成が最も必要なことだと思われます。

同時に、これまでの情報セキュリティの在り方を見直して、効率的で理解しやすいセキュリティの仕組みを作ることも大切です。

そして、そのための第一歩しては、社内のペーパーレス化と、ファイルの保管、ファイルの維持・廃棄をどのようにするかを考えることだと思います。

個人のレベルとしても、今後は上級エクセルとデータベースがわかる人材が増えていくことが必要だと思われます。

世の中ではAIという言葉が頻繁に出てきますが、データベースなくしてAIは存在できませんので、まずはしっかりしたデータベースを作ることが大切となります。

 

6.コロナ下で必要なってきた動画作成スキル

最近は、新しい仕事の形として、動画作成のスキルが求められてきています。

これは、ユーチューバーということではなくて、従来の仕事の延長線上に動画を使ったサービスを始めていくという意味です。

これまでは、イラストや文字を使って、スライドを作るというパワーポイント的なものが主流だったと思いますが、ここに来て、動画でより分かりやすく広まりやすい形のものを作ることが求められてきているようです。

動画の作成は一朝一夕で覚えられるものではなくて、計画→撮影→編集という流れで作成する必要があります。

最近は、スマホを使った撮影が最も簡単でいいのですが、問題は撮影した動画をパソコンに移して編集ソフトで編集していく部分です。

Macパソコンでは、「iMovie」というソフト、Windowsでは、「フィモーラ(Filmora)」というソフトが人気があります。

編集ソフトは簡単なほどいいのですが、いかに早く編集して、わかりやすいものを作るかという部分が最も大変な部分です。

いずれにしても、Youtubeなどにアップして見せるか、ホームページなどに組み込んで見せるかが、最終的な形になると思います。

 

7.個人として何ができるかを考える

コロナ下で、私達は制限された日常を送っていますが、少しづつですが、それぞれの個人が新しい何かを模索しているように感じます。

特に、芸術関係(演劇、音楽など)の方は、多くの模索を行っている最中だと思います。

個人としての仕事の仕方や、会社としてのサービスの在り方などが変化してゆく時代なのかもしれません。

ノコテック・ラボも、オンラインレッスンなども行っておりますが、遠隔で教えるということの難しさも感じています。(教えるという効率は落ちます)

やはり、動画などで配信した方が、より多くの方に届くし何度でも見れるので、今後はそちらの方にも力を入れていきたいと考えています。

また、ネット上の便利なツールを使うことで、不可能と思っていたことが実現できたりすることもあるので、これから出てくる様々なツールをいち早く試しながら、皆さんに紹介できたらと思っています。

固定概念にとらわれず、何事も、まずは、やってみてから考えるということが、今の私達に必要なことだと思います。

無線WiFiが遅い!~原因とその解決方法

1.無線WiFiのスピードが遅いのはどうして?

ノートパソコンで無線LANを使っていると、突然ネットの接続が遅くなって切れるということはありませんか?

最近は、テレワークなどでZoomが途中で切れてしまうという方も多いようです。

無線WiFiでパソコンをネットに接続することは、とても便利なのですが、もともと無線は有線にくらべると非常に不安定であるということを認識する必要があります。

一番やっかいなのは、無線自体は目に見えないので、トラブルになった時に何が原因で遅くなっているのかがつかめないという点です。

今回の記事では、そういう不安定な無線を目に見える形にして、無線WiFiのスピードを改善する方法について書いてみたいと思います。

 

2.無線WiFiのスピードを測定する方法とは?

無線WiFiのスピードというのは、パソコンやスマホやタブレットで測定することができます。

ただし、そのスピードは測定する機器自体の性能にも依存しています。パソコンやスマホのCPUのスピードや付属している無線子機の性能などに依存します。

といっても、持っている機器で測定するしかないので、まずは測定してみましょう。

Fast Speed Test: https://fast.com/ja/

Fast Speed Test 無線のスピードを測定

このFast Speed Testは、このアドレスに行くだけですぐに無線のスピードの測定が始まるので、とても簡単です。

スマホやタブレットの場合は、Apple StoreやGoogle Playから「Fast Speed Test」というアプリをダウンロードできます。

このサイトやアプリは、「NETFLIX」が提供しているんですね。

大きく出ている数字が「ダウンロードスピード(Mbps)」です。また、「詳細を表示」ボタンを押すと、アップロードスピードも表示できます。

つまり、家や会社などのパソコンやスマホを使う場所で、無線のスピードを直接測定することができるというわけです。

無線のスピードは、「測定している機器」、「測定する場所」に依存しますので、無線自体のスピードではなく、その機器で受け取っているスピードだと考えてください。

 

3.正しい評価のための測定方法とは?

ネットからパソコン(スマホ)までの流れは、

プロバイダ ⇒ インターネットルータ ⇒ 無線親機 ⇒ パソコン(スマホ)

というようになっています。

①有線LANでの測定

まず、自分の家に来ているネットの最高スピードを測定するためには、パソコンを有線LANケーブルでインターネットルータに接続してから、Fast Speed Testで測定します。

もちろん、パソコンのCPUのスピードにも依存しますが、有線LANで接続されたときのスピードが最高スピードだと考えてください。

 

②無線LANでの測定

次に、無線WiFi(電波の種類はA)でパソコンをネットに接続して、測定します。

無線親機の電波の種類にはAの電波とGの電波の2種類があります。Aの電波は5GHzという周波数の電波で、非常に高速で電波ですが、届く範囲はGの電波よりも短くなるのが特徴です。

一方、Gの電波は2.4GHzの周波数の電波で、こちらは障害物などがあってもより広い範囲に届くといわれている電波です。

最近の無線親機の場合では、Aの電波で最高で1733Mbps、Gの電波で最高で800Mbpsという仕様を持つ機器もあるのですが、あくまでもスペックですので、実際に測定した結果とは、異なります。

測定するポイントとしては、必ずAの電波とGの電波の2種類で測定してください。

また、親機のすぐ近くや、家の2階・3階などの離れた場所などで測定するのがいいと思います。

 

4.無線が遅い場合の解決方法とは?

無線が遅いという場合、単純ではなく、何が原因で遅くなっているのかを調査する必要があります。

①そもそもプロバイダーからのネット速度が遅い

自分が加入しているプロバイダのプラン、ポケットWiFiのプランなどがそもそも遅いという場合があります。家に光回線が来ているという方は、この問題は特にないと思いますが、ポケットWiFiやSoftBank Airなどの無線を使っている方は、家の場所や構造などによって、回線が遅くなっていることがあります。

このような場合は、新しい光プランの導入などが必要になります。

 

②無線の親機の性能が劣化していて遅い

今回、いろいろと調査してみると、無線の親機の性能劣化という場合が一番多いように思われました。無線親機は、一度購入してから何年も同じ機種を使っている人が多いと思います。

ところが、無線の親機自体は、経年劣化によって無線のスピードが遅くなったり、不安定になったりします。

特に、Fast Speed Testで測定した時に、数回同じ場所で測定して、測定値が速くなったり、遅くなったりするような場合は、無線親機の性能が劣化していることがあります。

一般に、無線親機は3年くらいで交換して、新しい機種に変えたほうがいいと思われます。

特に、古い無線親機の場合は、暗号化のレベルが低いとパソコン側で電波を受け入れられないということもありますので、買い替えは必須となります。

 

③パソコンやスマホの無線子機の性能が低い

これはどうしようもないということもありますが、古いパソコンの場合では無線子機のドライバーが古く、更新もないということで、たとえ無線親機のスピードが上がってもパソコン側でのスピードが上がらないということがあります。

また、スマホの場合も、スマホの無線のスピード性能は、最初から決まっており、一定以上のスピードがでないということもあります。

パソコンの場合であれば、USBタイプの無線子機を別途購入して接続するという手があります。また、Gの電波よりAの電波の方が高速なので、Aの電波を使うようにする手があります。

スマホの場合には、Aの電波を受けられない機種もありますが、Aの電波を受けられる機種の場合は、Aの電波を使うことでスピードが速くなります。

 

④Windows UpdateやOSのアップデートをさぼっていると遅い

こんなことはマイクロソフトは言っていないのですが、実際にWindows Updateが少しでもたまってくると、無線の速度が急激に遅くなることがあります。

一つは、Windows10においては、Windows Updateにより自動でダウンロードが始まって、パソコン自体のスピードの低下が起こることがしばしばあります。

それとは別に、Windows Updateの中には、たびたびセキュリティ関連のアップデートがあって、その更新がされていないパソコンにおいて、ネット接続がブロックされるようなことが実際にあります。

最近は、パソコンをスリープだけで使って、めったに再起動しないという方も増えていると思いますが、再起動しないで使っていると、確実にパソコンの速度の低下が起こりますので、頻繁に再起動するようにしてください。

 

5.圧倒的に無線より有線の方が高速です

多くの方は、無線と有線のスピードは同じくらいだろうと思っていると思います。

ところが、実際に測定してみると、有線LANでの接続の方が、無線LANでの接続よりも圧倒的に高速であるということがわかります。

今後は5Gなどの参入もあるのでわかりませんが、今のところは有線の勝利です。

でも、これからの時代はLANケーブルをオフィスや家の中でひっぱっていくという時代ではありません。

なので、対策方法としては以下の点を検証してみてください。

  • インターネットプランの見直し
  • 最新版の無線親機に買い替える
  • Aの電波を使うようにする
  • 自分のパソコンでの無線速度を認識する
  • Windows Updateをこまめに行う
  • パソコンを再起動して、たえずリフレッシュする

無線が遅いという場合に、パソコンが悪いと考える人が多いのですが、原因はいろんなところにありますので、冷静に検証してみましょう。

また、スマホを購入する場合、今後は無線のスピードなども気にかけて、購入するのがいいかもしれません。

NTT東日本-IPA「シン・テレワークシステム」を無料で使おう!

新型コロナウイルスの感染対策として多くの会社では、テレワークが普及してきています。

2020年4月21日に、NTT東日本とIPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、コロナウイルス対策として新たに「シン・テレワークシステム」を公開し、2020年10月31日まで、無償でこのシステムを提供することを発表しました。

つまり、私達はこのテレワークシステムを約半年間無料で使用できるのです。

テレワークをしたいが、会社にテレワークシステムやクラウドシステムがないという方は、この「シン・テレワークシステム」を使うことができます。

巨大なネットワークインフラを持つNTT東日本と日本のITセキュリティを担当するIPAが作ったテレワークシステムですが、これは「実証実験」ということでソフト自体はベータ版として提供されています。

ベータ版というのは開発中ということですが、使ってみたところ十分に使える性能がありますので、安心して使用できると思います。

ただし、ベータ版の宿命として、バージョンアップが随時行われますので、最新のソフトウェアをダウンロードして使用するようにしてください。

なお、本システムはWindows専用です。Macには対応していません。

 

1.「シン」は「新」ではなく、「Thin」という意味です。

「シン」という言葉ですが、「シンクライアント」という意味から来ています。

私も詳しくはないので、詳しくは以下のページを見てください。

シンクライアント製品紹介|種類・デスクトップ環境も徹底比較

要するに、ホスト側のパソコンにリモートで接続して、ホスト側のパソコン画面だけですべて作業し、作業ファイルはクライアント側のパソコンには一切ダウンロードさせないというようなシステムであるということです。

 

2.「シン・テレワークシステム」のダウンロード

以下のページから、ソフトをダウンロードできます。

https://business.ntt-east.co.jp/service/thintelework-system/

NTT東日本-IPA「シン・テレワークシステム」

上記ページの「ダウンロード」というメニューをクリックします。

シンテレワークシステム ダウンロード

ソフトには、以下の3つのタイプがあります。

(1)サーバー (共有機能有効版) + サーバー (共有機能無効版) + クライアント のセット

(2)サーバー (共有機能無効版) + クライアント のセット

(3)クライアントソフトウェアのみが入っている ZIP ファイル

通常は、(1)のすべて入っているセットものをダウンロードするのがいいと思います。

共有機能有効版と共有機能無効版の違いは、テレワーク上で会社のパソコン内のファイルの持ち出しができるのが共有機能有効版で、持ち出しが出来ないのが共有機能無効版です。

会社側のセキュリティポリシーに従ってどちらのソフトを選ぶかは選択するようになります。

 

3.サーバー側のパソコン(会社にあるパソコン)へのインストール

まず、「サーバー (共有機能有効版) + サーバー (共有機能無効版) + クライアント のセット」をダウンロードしたファイルをダブルクリックします。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

ここでは、「シン・テレワークシステム サーバー(共有機能無効版)を選択して、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

使用条件を読んで、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

重要なお知らせを読んで、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

ここでは、インストール先を選択して、次へボタンを押します。このソフトの場合、ユーザーアカウントの領域にインストールが行われるようです。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

次へボタンを押すとインストールが実行されます。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

いわゆるUAC(ユーザーアカウント制御)の確認画面が、リモート中に出ないように設定しましたという確認ですので、OKボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

セットアップが完了しましたという画面です。そのまま完了ボタンを押すと、初期設定の画面が出てきます。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

まず最初に、リモートアクセス用のパスワードの設定を行ってくださいという画面が出てきますので、ここでは「パスワードを今すぐ設定する」というボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

セキュリティ設定の画面となりますので、パスワードを設定してください。パスワードはクライアント側のパソコンからサーバー側(ホスト側)のパソコンに接続するときに入力するものです。忘れないようにメモを取ってください。設定したらOKボタンを押します。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

これが、サーバー側の設定画面になります。

コンピュータIDは自動で設定されていますが、自分で好きな名称に変更することもできます。(そのままでも大丈夫です)

「セキュリティ設定ボタン」を押すと、パスワードを設定(再設定)できます。

「動作設定ボタン」を押すと、以下の画面になります。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

特に変更する必要はないと思います。

「設定用パスワードの設定」ボタンを押すと、以下の画面になります。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

この画面では、本設定画面自身を起動するためのパスワードを設定することができます。外部からアクセスされて、設定を変えられる危険性がある場合は、パスワードを設定しておいたほうが安全です。パスワードを設定する場合は、必ずメモしておいてください。

設定は以上です。設定画面の「閉じる」ボタンで閉じてください。

この「シン・テレワーク サーバー設定」は、スタートメニューの中に設定されていますし、デスクトップ上にもショートカットが生成されています。

シン・テレワークシステム サーバー側へのインストール

上の図は、スタートメニューの中のソフトの表示です。この中には、このソフトをアンインストールするためのメニューも含まれています。

 

4.クライアント側のパソコン(家で作業するパソコン)へのインストール

まず、「サーバー (共有機能有効版) + サーバー (共有機能無効版) + クライアント のセット」をダウンロードしたファイルをダブルクリックします。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

「シン・テレワークシステム クライアント」を選択して、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

使用条件を読んで、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

重要なお知らせを読んで、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

インストール場所は、Program Filesの中になります。そのままでいいので、次へボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

次へボタンを押すとインストールが開始されます。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

無事にインストールが完了したら、完了ボタンを押します。完了ボタンを押すと、クライアントソフトが起動します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

これが、クライアントソフトの起動した画面です。

サーバー側で設定された「コンピュータID」を入力して、「接続」ボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

次にパスワードを求められますので、サーバー側で設定したパスワードを入力して、OKボタンを押します。

シン・テレワークシステム クライアント側へのインストール

サーバー側のパソコンに接続が成功すると、上の図のような画面が出てきますのでOKボタンを押します。

そうすると、サーバー側のパソコンの画面が、クライアント側の画面に表示され、リモート操作ができるようになります。

 

5.このシステムを使用する際のポイントについて

(1)サーバー側のパソコンは、常時ONでなければなりません

サーバー側のパソコン(会社のパソコン)にクライアント側のパソコン(家にあるパソコン)がアクセスするためには、サーバー側のパソコンが常にONでなければなりません。

もし、サーバー側のパソコンが、シャットダウンされたときには、完全にアクセスすることができなくなります。

さらに、サーバー側のパソコンが再起動した場合も、起動時の初期画面は、Windows10の場合は、ロック画面となっており、さらにロック画面の先には、Windows10へのログインの画面があります。

このシン・テレワークシステムは、アカウントにログインしない状態では起動することができませんので、ロック画面やログイン画面の状態では、クライアント側からはアクセスすることができません。

つまり、再起動してしまうと、クライアント側からアクセスすることが出来なくなるということです。

※今後、バージョンアップによって、Windowsのサービスとして本ソフトがインストールすることができるようになれば、上記の問題は解決するのかもしれません。

また、サーバー側のパソコンにおいては、以下のような環境にすることが賢明だと思われます。

  • スクリーンセーバーを無効化する
  • スリープをしないように設定する
  • Windows Updateを7日間更新を一時停止にする(設定画面で)

Windows Updateについては、再起動が必須のアップデートがあるため、一時停止しておいたほうがいいと思われます。

ただし、Windows Updateは重要ですので、たまに会社に行って、パソコンの更新作業を行うことが望ましいと思われます。

 

(2)サーバー側のパソコンとクライアント側のパソコンの画面解像度が異なる場合は、画面解像度の調整が必要です。

会社のパソコンがデスクトップのため、解像度が高いことが多いと思います。

家で使用するパソコンがノートパソコンの場合、クライアント側でサーバー側の画面を見た場合、全体を表示することができなく、画面のスクロールが必要になることがあります。

そこで、クライアント側でサーバー側の画面を表示した際に、サーバー側のデスクトップを右クリックして、ディスプレイ設定を選択し、クライアント側のディスプレイ解像度と同じ解像度にしておくことが大切です。

サーバー側の画面が表示されたときに、一番上には以下の図のようなツールバーが表示されています。

シン・テレワークシステム ツールバー

このツールバーの一番左にあるのが、「接続設定の変更」ボタンです。

このボタンを押すと、以下のような画面が表示されます。

シン・テレワークシステム 接続設定の変更

サーバー側のパソコンの画面解像度をクライアント側のパソコンの画面解像度に合わせた後に、この接続設定の画面に入って、表示の縮尺%を87%に設定すると、サーバー側の画面が、ピッタリとクライアント側の画面に入るようになります。

 

6.サーバー側のパソコンが再起動しても使えるようにする方法

本システムの問題点の1つが、サーバー側のパソコンが再起動した際に、クライアント側からの接続ができなくなるという点です。

この問題を解決するためには以下の2つの点を解決する必要があります。

(1)画面ロックをしないように設定する。

Windows10のパソコンでは、再起動時の初期画面で綺麗な写真が表示されていますが、これは画面がロックされている状態です。この画面を1回クリックするとログイン画面に行きます。

この画面ロックが起こると、クライアント側からアクセスができなくなります。

この画面ロックをオフにするためには、以下のページの方法でレジストリの設定を変更する必要があります。(それほど難しくはありませんが、慎重に行ってください)

Windows10 ロック画面を完全に無効化して、すばやくサインイン

 

(2)ログイン画面を表示させずに自動ログインに設定する

さらに、ログイン画面についても、同様にクライアント側からアクセスできない状態となりますので、ログイン画面を表示させないで、自動的にログインさせるように設定を変更する必要があります。

この自動ログインの設定は、以下のページを参照してください。

Windows10 自動ログイン 起動時のパスワード入力を省略

 

上記の2つの設定をすることで、サーバー側のパソコンを再起動しても、クライアント側のパソコンからアクセスできるようになります。

ただし、セキュリティの面を考えると不安もありますので、注意して運用するようにしてください。

 

7.テレワークシステムで大切なこと

本シン・テレワークシステムは、2020年10月31日までは無料で使用することができます。

この無料の期間はソフトの実証実験の段階であるため、たえずソフトのバージョンアップがなされます。

新しいバージョンが出たら、古いバージョンのソフトを削除して、新しいバージョンのソフトをインストールするようにしましょう。

恐らく、どんどん機能の追加が行われてくると思います。

 

テレワークのやり方としては、

・今回のようにリモートで会社にある自分のパソコンと接続する方法

・ゼロ・クライアントのパソコンを使って仮想化したデスクトップで作業する方法

・クラウドシステムを利用して、手持ちのパソコンからデータにアクセスする方法

・VPNソフトを利用して、会社のサーバーの中にあるデータにアクセスする方法

・パスワードロックをしたUSBメモリにデータを入れて、家に持って帰って作業する方法

・会社のノートパソコンを自宅に持って帰って作業する方法

など様々な方法があると思います。中にはあまりお勧めできない方法もあるかと思いますが、数人でやっている会社と大企業では、当然やり方も変わっていいと思います。

それぞれの会社ごとに適した方法を工夫して作っていくことで、テレワークは可能だと思います。

テレワークで大切なことは、会社の中でいつも行っているような仕事のやり方はできないということです。ですから、上司の方はテレワークで無理な要求を部下にすることは絶対にやめてください。

むしろ、仕事の効率化をするために、無駄な仕事をできるだけ省いて、本質的な部分だけに集中して仕事をすることが大切です。

そうすることで、本来の働き方改革につながっていくのではないかと思います。