「便利なソフト」カテゴリーアーカイブ

PDFの上に線を引いたり、文字を入れたりできるソフト3種類

PDFを表示できるソフトは沢山あります。

一般的なブラウザもそうですし、一般的には「Adobe Reader DC」という無料のソフトをネットからダウンロードして使っている方がほとんどだと思います。

ただ、PDFの上にマーカーで線や丸を書きたいとか、コメントなどを文字で書きたいというと、そのようなソフトはそれほど多くはありません。

本来であれば、Adobeの有料のソフトを使えば可能なのですが、最近のAdobeのソフトがサブスクリプションのタイプになって、永久にコストを支払う形になったので、できれば「無料で」という人が増えているように思います。

今回は、PDFのドキュメントの上に、マーカーで描画ができたり、文字が追加できたりする無料のソフトをご紹介しようと思います。

 

1.Microsoft Edge(PDFの上に線で描画できます)

Windows 10に付属している標準のインターネットブラウザソフトがEdge(エッジ)です。

通常は、ネットを見るだけのソフトですが、実はPDFのドキュメントに対して線で描画する機能を持っています。

以下に方法を書きます。

(1)任意のPDFファイルのアイコンの上を右クリックして、「プログラムから開く」⇒「Microsoft Edge」をクリックします。

(2)PDFが表示されます。

(3)画面の上部に以下のようなバーがあります。

 

Microsoft Edge(PDFの上に線で描画できます)

(4)「ノートの追加」という部分をクリックします。

(5)画面が変化して、ウィンドウのトップの部分に以下のようなメニューが追加されます。

 

(6)追加されたメニューは左から「ペン」「蛍光マーカー」「消しゴム」となっており、ペンは、色やサイズなども自由に変えられます。

Microsoft Edge(PDFの上に線で描画できます)

(7)PDF上に描画した後、名前をつけて保存のボタンから、別の名前でPDFを保存することができます。

Microsoft Edge(PDFの上に線で描画できます)

通常のブラウザなのに、簡単に描画ができて、それを保存できるので、気軽に使うにはもってこいです。是非お試しください。

 

2.PDF Reader(Windowsストアからのアプリ)

以外と知られていませんが、Windowsストアからの無料のアプリにも結構使えるアプリもあるんです。

それが、今回ご紹介する「PDF Reader」という平凡な名前のアプリです。

このアプリは、Windows 10のパソコンであれば、簡単にインストールすることができます。

以下に方法を書きます。

(1)スタートボタンの右側にある検索欄に「ストア」と入力から、Enterキーを押します。

(2)Microsoft ストアが開きます。

(3)ストア画面の上部にある検索ボタンを押すと、検索欄が現れますので、そこに「PDF」と入力して、Enterキーを押します。

(4)PDF関係のアプリが表示されますので、「PDF Reader」をクリックします。

PDF Reader

(5)上部にある「インストール」ボタンを押してインストールします。

(6)少し待つとダウンロードされてインストールされます。

(7)任意のPDFファイルのアイコンの上を右クリックして、「プログラムから開く」⇒「PDF Reader」をクリックします。

(8)PDF Readerが起動して、PDFドキュメントが表示されます。

(9)アプリの上部には以下のようなメニューが表示されています。

PDF Reader

(10)左から「蛍光マーカー」「下線」「取り消し線」「お絵描ペン」「注釈」「文字入力」「スタンプ」「ハイパーリンク」というような機能があります。

(11)編集後は、一番右にある「・・・」をクリックすると、サブメニューが表れて、その中の「として保存」をクリックすると、名前を付けてファイルを保存することができます。

結構機能的にも充実しており、PDFに文字を書き込めるという意味で重宝するソフトだと思います。

このアプリは、最初に起動するときに、メールアドレスなどの登録が必要かもしれません。

 

3.Foxit Reader(窓の杜からダウンロードできるフリーソフト)

PDFの編集について、より高度なことができるフリーソフトとしては、「Foxit Reader」が有名です。

このソフトは、「窓の杜」というWindowsのフリーソフトをダウンロードできるサイトから手に入れることができます。(安全なサイトです)

Foxit Readerのダウンロードページはこちら

Foxit Reader 窓の杜

こちらのサイトからダウンロードして、インストールしてください。

インストール途中で以下の画面が出てきます。

Foxit Reader 窓の杜

標準インストールですと、WordアドインやPPTアドインにチェックがされています。もしWordやPowerpointのメニュータブにFoxit Readerの表示が必要ない場合は、チェックを外してください。

※もし、ワードなどにタブが入った場合でも、そのタブを右クリックして、「リボンのユーザー設定」をクリックして、Foxit Readerのタブを非表示にできますので、心配はありません。

さらに次の画面で、

Foxit Reader 窓の杜

保護モードの設定の中の「保護モードを有効にする」はチェックしたままで大丈夫です。

さらに最後の画面では、以下の画面のように、上2つだけにチェックするように変更してから、次へボタンを押してください。

Foxit Reader 窓の杜

以上の手順で、インストールが完了してゆくと思います。

インストール完了後は、以下のような操作となります。

(1)任意のPDFファイルのアイコンの上を右クリックして、「プログラムから開く」⇒「Foxit Reader」をクリックします。

(2)上部に多機能なメニューが表示されています。

(3)特に「注釈」タブの中の機能を使うことで、PDFドキュメント上に様々な加工ができるようになっています。

Foxit Reader 窓の杜

※スタンプ機能がとてもユニークですし、カスタムスタンプも作れます。

(4)編集したPDFは「ファイル」から「名前を付けて保存」で保存することができます。

Foxit Readerは、非常に多機能なPDF加工ソフトです。

本格的に使わないにしても、パソコンにインストールしておけば、重宝するソフトになると思います。

 

4.PDF加工ソフトの役割について

最近は、重要な書類はPDFに書き出して、メールで送るということがあたりまえになっています。

しかし、通常ではこれらのPDF書類に何かを書き込んで、送り返すということができません。

これは、PDF自体がドキュメントの改ざんを防ぐという意味で使われているためです。

今回ご紹介したソフトについても、PDFドキュメントの上に描画や文字入れができますが、これは本来のPDF部分の上に画像を載せているだけで、本来のPDFドキュメント自体を編集しているわけではありません。

このため、加工でプラスされた部分は、PDFドキュメントに埋め込まれるわけではないので、後から削除することもできるようになっています。

このような意味で、PDFドキュメント自体の「完全性」は損なわれているわけではありません。

つまり、PDF上で書き込んだものは、あくまでも付録であるという認識で使うようにしてください。

 

スクロール画面コピーも取れる多機能フリーソフト:PicPick

1.スクロール画面コピーとは?

通常の画面コピーというのは、画面上に見えている部分だけを画像として取得することをいいます。

これに対して、スクロール画面コピーというのは、ウインドウの内部をスクロールさせながら、ウインドウの見えていない部分まで含めて全体をコピーすることを言います。

インターネットブラウザソフトの中には、ページ全体をコピーするプラグインなどを持つものもあるのですが、一般的なソフトやウィンドウに対して、スクロール画面コピーができるというソフトは非常に少ないと思います。

今回、ご紹介するソフト「PicPick」は、Windows 10にも対応しているスクロール画面コピーがとれるソフトなのですが、それ以上に取得した画像を簡単に加工できる機能もあり、無料で使えるソフトとしては画期的なものです。

さらに、ソフトのデザインは、Microsoft Officeライクなデザインとなっており、一見するとMicrosoftが作ったものではないかと思うほどのレベルです。

 

2.「PicPick」ソフトのダウンロード方法

PickPickのダウンロードサイト

スクロール画面コピーソフトPicPick

上記のリンクからPickPickのサイトに行って、「Download」ボタンを押します。

スクロール画面コピーソフトPicPick

無料と有料のタイプがありますので、「Free」の方の「Download」をクリックして、ダウンロードを行います。

ダウンロードした「pickpick_inst.exe」をダブルクリックして、インストールを実行します。

PicPickインストール

「次へ」ボタンを押します。

PicPickインストール

「同意する」ボタンを押します。

PicPickインストール

「インストール」ボタンを押します。

PicPickインストール

「完了」ボタンを押します。

PicPickインストール

ここで「はい」を押すと、初期状態で設定されているホットキーの組み合わせを変更できる画面が表示されます。

特にそのままでいい場合は、「いいえ」を押します。

 

3.「PicPick」ソフトの使い方

ソフトの使い方はとても簡単です。

このソフトを起動する以下のような画面が出てきます。

スクロール画面コピーソフトPicPick

左の青い部分にある「環境設定」では、ソフト全体の設定を変更することができます。

中央の「スクリーンキャプチャー」にある8個の項目は、それぞれ画面コピーの種類を示しています。

この中にある「スクロールウィンドウ」というのが「スクロール画面コピー」を行うものになります。

スクロール画面コピーソフトPicPick

ここでは、例として、PicPickのサイトページを「スクロール画面コピー」してみます。

「https://picpick.app/en/」のサイトをブラウザで開いた状態にして、PicPickの「スクロール画面コピー」の文字をクリックします。

それから、マウスをブラウザのウインドウの中に移動させます。

すると、画面の中に緑の枠ができて、枠の左上に「オートスクロール」という文字が出てきます。

PicPick オートスクロール

この状態で、ウインドウの内部をクリックすると、自動的に画面がスクロールしながら、ページの一番下まで移動しながら、画面のコピーを実行します。

この操作が終了すると、PicPickのソフトの画面上に、取得した画像が表示されます。

ここでは、取得した画像を自由に加工することができます。

スクロール画面コピーソフトPicPick

(上記画面は、取得した画面をリサイズ機能で50%に縮小したものです。)

これを「ファイル」から「名前を付けて保存」したものが、以下の画像になります。

スクロール画面コピーソフトPicPick

このように、スクロールされた画面全体をキャプチャーした画像を得ることができます。

 

4.「PicPick」は、起動時に常駐するソフトです

通常のインストールを行うと、パソコンを起動した時点で、このソフトは常駐しているソフトになります。

このソフトが常駐する利点としては、ショートカットキーだけで、画面のコピーが瞬時にできるということがあります。

例えば、「Alt」+「Print Screen」のキーを押すだけで、このソフトがアクティブウィンドウを画面コピーし、その画面を瞬時に表示してくれます。

その他にも様々な画面コピーのホットキーがありますので、自由自在の画面コピーを行うことができます。(ファイルの環境設定の中のホットキーで確認できます)

PicPick ホットキー

エクスプローラーの画面をスクロール画面コピーをすれば、フォルダやファイルの一覧を画像として保存することもできます。

もし、常駐するのが嫌な場合は、「ファイル」→「環境設定」→「一般」の中にある「Windowsスタート時に自動実行」のチェックを外してください。

 

5.画面をコピーした画像や、新規に作成した画像を、他のソフトと一瞬で共有できます

画面の一部を取得した画像などを、他のソフトに送ることができます。

facebook、TwitterなどのSNSに送ったり、Dropbox、Google Drive、OneDriveなどのクライドストレージに送ったり、Word、Excel、Powerpointなどのソフトに送ったりすることができます。

 

6.新規にキャンバスを作成して、描画もできます

「ファイル」→「新規作成」とすることで、幅と高さと背景色を指定したキャンバスを作成できます。

このキャンバスは、お絵描きツールのように、文字や図形などを入れて自由に編集し、保存することができます。

まさに、「ペイント」と同じような機能です。

 

7.さらに付加的な機能もあります

これらの画面コピー機能に加えて以下のような機能もあります。

●カラーピッカー(画面上にある色をピッカーで取ると、色のコードやRGB情報を取得することができます)

●ピクセル定規(画面上にピクセル定規を置いて、ピクセル数を測定することができます)

●分度器(画面に表示しているものの、角度を測定することができます。)

 

非常に多機能な画面コピーソフトなので、応用範囲も広く、ビジネスにも趣味にも幅広く利用できると思います。

是非インストールして、試してみてください。