1.Office Agentとは
マイクロソフトは、Officeに特化したAIエージェントである「Office Agent」を公開しています。
このOffice Agentは現在無料で使用できるようになっています。以下のようなことが出来ます。
- ドキュメント作成
Word文書(.docx)の作成・編集
PDFの作成・結合・分割・テキスト抽出
Markdownやテキストファイルの作成 - スプレッドシート
Excelファイル(.xlsx)の作成・編集・分析
数式・グラフ・データ可視化の作成 - 情報収集・調査
Web検索による最新情報の収集
Webページのコンテンツ抽出・要約
ニュース記事のリサーチ - プログラミング・データ処理
Python / JavaScript などのコード作成・実行
CSVやJSONなどのデータ処理・変換
データ分析・グラフ生成 - 可視化
インタラクティブな地図(コロプレス図)の作成
インフォグラフィックの作成 - ファイル操作
ファイルの作成・読み込み・編集・変換
複数ファイルの一括処理・圧縮・解凍 - その他
事実確認・ファクトチェック
複数AIプラットフォームへの同時調査
ワークフローの作成・保存・再利用
2.Office Agentを使うには
Office Agentを使う方法はいたって簡単です。
WindowsのパソコンのEdgeブラウザを開き、msnのページを表示させます。
(新しいタブを開くと、自動でmsnのページになります)
このmsnのページの左上の角の部分に9つの点のマークがありますので、そこをクリックしてください。
クリックすると以下の画面となります。

ここで「すべてのアプリ」をクリックします。

アプリの表示の中に「Frontier」という項目があり、その中に「Office Agent」がありますので、クリックするとOffice Agentの画面となります。
3.Office Agentを使ってみた
今回は、以下のようなプロンプトを書いて、気象庁のデータをもとにグラフを作成し、そのデータをエクセルファイルとしてダウンロードできるようにしました。
プロンプト
「気象庁のデータにアクセスして、今年の6月1日から9月10日までの期間で、札幌、仙台、東京、金沢、大阪、福岡、沖縄の各地点における最高気温、最低気温、及び天気(晴れ、くもり、雨など)のデータを取得し、エクセル内にデータとしてまとめてください。さらに、これらのデータをもとに、X軸は月日、Y軸は気温のグラフを作成し、系列に各地点を設定して比較できるようにしてください。また、各地点ごとに天気(晴れ、くもり、雨など)の比率がわかる円グラフを作成してください。作成したエクセルのファイルはダウンロードできるファイルにしてください。」
このプロンプトは、全くデータを提供することなく、ネット上のデータを取得して、それをエクセルでまとめてもらうという形です。
作成されたエクセルファイル上のグラフが以下になります。










このように、今年の夏の天気の傾向をグラフにすることができました。
今年の夏は、仙台や東京は晴れの日が少なく、仙台や沖縄は雨の日がかなり多かったことが分かります。
全般的には雨の日の多い夏だったということのようです。
4.生成AIのプラットフォームについて
最近は急速な勢いで、ブラウザ上で動く生成AIが増えてきています。
今回ご紹介したOffice Agentは、2025年9月に発表され、2025年12月から一般公開されたプラットフォームです。2026年の春から機能も増えてきて、かなり高度なことができるAIエージョントになってきています。
特に、Officeアプリ関連ということに特化していますが、ネットからの情報収集や分析等、さまざまな用途に使えるので、皆さんも是非ご利用ください。


