Windows11になって、ウィンドウの配置を選べる機能が追加されました。
この機能自体はありがたい機能なのですが、ウィンドウをドラッグして移動すると、すぐに最大化することがあり、使い勝手がいまいちのところもあります。
「ウィンドウをデスクトップの中央にいつもちょうどいいサイズで表示させたい」という望みを実現させるのが、今回紹介する「FancyZones」というマイクロソフト純正のツールです。
1.マイクロソフトのPowerToysという機能追加ツールがあります
マイクロソフトが提供しているOSの機能追加ツールが「PowerToys」というツールです。
このツールは、Windows10とWindows11に追加でインストールできるツールであり、多くの便利機能を追加するものです。
今回目的とする「FancyZones」もこの「PowerToys」の中にある1つの機能になります。
初期状態ではインストールされていません。以下の方法でインストールが可能です。
- Microsoft Storeで「PowerToys」を検索してインストール
- 窓の杜からダウンロードしてインストール
窓の杜「Microsoft PowerToys」Microsoft公式のシステムユーティリティ群 - Githubのダウンロードページからダウンロードしてインストール
Release Release v0.100.2 · microsoft/PowerToysInstaller HashesDescriptionFilenamesha256 hashPer user - x64PowerToysUserSetup-0.100.2-x64.exe945FDF327E4D38E4CED61B0727...
一番簡単なのは、Microsoft Storeから直接インストールする方法です。
インストールして、起動すると以下のような画面が表示されます。

この画面の右側にリストとして以下のような32種類のツールが並んでいます。



このツールのリストにはそれぞれにON/OFFボタンがあり、有効にするかどうかを選べるようになっています。また、ツールの名前をクリックすると、それぞれの設定画面が表示されるようになっています。
私は、「Color Picker」「FancyZones」「Image Resizer」「Text Extractor」をONにして使用しています。
この中で、今回説明したいツールが「FancyZones」となります。
2.FancyZonesの使い方
FancyZonesをクリックすると以下のような画面に移動します。

この画面の中にある「レイアウトエディターを開く」をクリックします。

テンプレートして既に用意されたものもありますが、「新しいレイアウトの作成」ボタンを押して、カスタムを作成します。

レイアウトの種類の選択となりますので、レイアウトの名前を入力して、「キャンバス」を選択してから、作成ボタンを押します。そうすると、以下のようなキャンバス枠が出現してきます。

ここで、キャンバスのサイズをマウスで好きなサイズに変更しながら、デスクトップ上の好きな位置に配置します。

ここでは、横1400ピクセル、縦950ピクセルとして、デスクトップ画面の中央に配置しました。
設定ができたら、「保存」ボタンを押します。

前の画面に戻ってくると、カスタムに新しいレイアウトが作成されています。
ここで、作成したレイアウトをクリックして、選択状態にしてください。
それから、閉じるボタンを押してください。

前の画面に戻ってきたら、以下の部分を確認してください。

ゾーンの動作の中に、「ウィンドウのドラッグ中にShiftキーを長押ししてゾーンをアクティブにする」にチェックが入っていることを確認します。
これは、デスクトップ上でウィンドウをドラッグして移動する際に、Shiftキーを押しながらドラッグすることで、作成した枠が表示され、その中にウィンドウをドラッグすることで、枠のサイズにウィンドウが収まって表示されるようになるという意味です。
3.ウィンドウをShiftキーを押しながらドラッグする
実際に、ウインドウをShiftキーを押しながらドラッグしてみましょう。

ウィンドウをマウスでドラッグする時に、Shiftキーを押すと、背後に青い枠が表示されるようになります。その枠の中にウィンドウをドラッグすることで、その枠の位置に、枠と同じサイズのウィンドウが配置されます。
この機能を使用することで、ウィンドウサイズを調整することなく、いつも同じ位置にウィンドウを配置することが簡単にできるようになります。
4.PowerToysを起動項目に登録します
最後に、PowerToysの設定画面の左側のメニューから「全般」をクリックしてください。

ここで、「起動時に実行」がオンになっていることを確認してください。
PowerToysが起動していない状態では、FancyZonesの機能は全く働きませんので、注意してください。
また、PowerToysの中には32種類のツールがありますが、最初からオンになっているものもあるようです。最初はすべてオフにして、必要なものだけをオンにして使用するようにしてください。



