すべてのデバイス間で相互にファイルを交換できるアプリがあったら!
Windows、Mac、Chromebook、Linux、iPhone、Androidなど、すべてのデバイス間でファイルの交換が可能になります。
そういう夢のようなアプリが登場してきました。
1.アプリのインストール方法
そのアプリの名前は「LocalSend」
パソコン(Windows、Mac、Linux)の場合は、
https://localsend.org/ja
からダウンロードできます。
Androidスマホの場合は、Google Playから
iPhoneの場合は、Apple Storeから
上記のリンクのページで「ダウンロード」ボタンを押すと、各種OSごとのダウンロードファイルがあります。
Windowsの場合は、EXE(インストーラ)をクリックしてダウンロードしてください。
Macの場合は、Apple Storeから直接インストールもできますし、dmgファイルをダウンロードすることもできます。
Linuxの場合もダウンロードできますが、それぞれのディストリビューションのアプリのインストール方法でインストールした方がいいようです。なお、Linuxを日本語化している場合は、LocalSendのアプリ画面が文字化けすることがあります。Linuxを英語版で使用している場合は、問題なく使用できます。
2.このアプリの特徴
そのアプリを作ったのは、ドイツのベルリンに住んでいるTien Do Namさんです。
会社ではなく、個人として作成したアプリですが、ほとんどすべての言語で使用することができます。
おまけに、アプリ上に広告は1つもありません。
それぞれのデバイスにアプリをダウンロードしてインストールするだけです。
同じWiFiに接続しているローカルのデバイス間であれば、容量を気にすることなく、相互にファイルのやりとりができます。
やりとりできるのは、ファイル、フォルダ、テキスト(文字)、コピーした文字列です。
一方のアプリで、送りたいファイルを選択したら、相手のデバイスを選ぶだけです。
その後、相手側が承認すると、ファイルが相手側のデバイスに即座に保存されます。
3.アプリ画面
以下は、パソコンとスマートフォンの画面です。
受信画面(パソコン)
ここで表示されている「Fast Melon」とはパソコンにつけられたニックネームで、このアプリを起動すると自動で、そのデバイスに勝手にニックネームが付けられるようになっています。

送信画面(パソコン)
送信画面では、同じWiFi上にあるデバイスのニックネームが表示されています。

受信画面(スマートフォン)
スマートフォン側の画面にも、ニックネームが表示されています。

送信画面(スマートフォン)
送信画面上には、同じWiFi上のデバイスのニックネームが表示されています。

4.ファイルの送信方法
アプリの「送信」を選択すると、カテゴリが表示されます。
まず、送信したいカテゴリを選択します。
例えば、「ファイル」を選択した場合は、1つのファイル、もしくは複数のファイルを選択できます。「フォルダ」を選択すると、フォルダ全体を送信できます。「テキスト」はメッセージを送信できます。「ペースト」は、送信側で事前にコピーした文字やURLなどを送信できます。
スマートフォンでは「ファイル」と「メディア」という区分けがありますが、ファイルはPDFファイルなどを送信する場合、メディアは写真や動画などを送信する場合のようです。
Android間では、「アプリ」も送信できるようですが、送信できるアプリは限定的であるのと、受信する側の環境によっても左右されるようです。
| デバイス | 送信カテゴリ |
| Windowsパソコン | 「ファイル」 「フォルダ」 「テキスト」 「ペースト」 |
| Macパソコン | 「ファイル」 「フォルダ」 「テキスト」 「ペースト」 |
| Chromebook | 「ファイル」 「メディア} 「ペースト」 「テキスト」 「フォルダー」 「アプリ」 |
| Android | 「ファイル」 「メディア} 「ペースト」 「テキスト」 「フォルダー」 「アプリ」 |
| iPhone | 「ファイル」 「メディア} 「ペースト」 「テキスト」 「フォルダー」 |
「ファイル」「フォルダ」「メディア」などは、デバイスから送信したいものを選択します。
一方「テキスト」はその場でメッセージを入力します。
「ペースト」は、文字やURLなどを、このアプリとは別にコピーします。
次に、送信相手のデバイスのニックネームを選択します。
「近くのデバイス」と書かれている右側の「更新マーク」を押すと、WiFi上にあるデバイスを再検索します。
この場合注意するのは、送信先のスマートフォンやiPhoneがロック画面になると認識されにくくなることがあります。
もし、どうしても送信先が出てこない場合は、相手のアプリを一旦閉じて、再度アプリを開くと認識されやすくなります。
「歯車」マークを押すと、1対1送信から1対多送信に切り替えることもできます。
送信側のニックネームを選択すると、受信側のアプリ画面に「承諾」ボタンと「拒否」ボタンが表示されますので、ここで「承諾」ボタンを押すと、送信が実行されます。

以下は受信が完了した画面です。

ここで、保存先の場所をクリックすると、ファイルを確認できます。
基本的に、スマートフォン側からパソコン側に送信した場合は「ダウンロードフォルダ」にファイルが入ります。
一方、パソコン側からAndroidスマホに送信すると、「Files」アプリの中の「ダウンロード」「画像」「動画」などのカテゴリで見ることができます。
iPhoneに送信した場合は、写真や動画は「写真」アプリに入る場合もありますが、一般的なファイルは、「ファイル」アプリの中の「ダウンロード」フォルダなどに入るようです。
5.ペーストでURLを送れます
パソコンからスマホにURLなどをコピーして送れるのが、「ペースト」というものです。
この機能を使用すると、コピーした文字列やリンクなどを相互に送りあうことができます。
時に、URLなどを送った場合は、リンク表示となり、そのリンクを選択すると自動でブラウザが開くので、とても便利です。
6.安全性について
同じような機能を持つアプリには、「Snapdrop」などもありますが、使い勝手のよさとつながりやすさについては「LocalSend」の方がずっと優秀です。
また、同じWiFiという環境のみでのファイル交換となりますので、家庭や会社内のWiFiで使用する場合は、セキュリティ的にも安全で、安心して使用できると思います。
また、アプリ内に広告的な要素が全くないことも、お薦めできる理由です。
WindowsパソコンやMacパソコンについては、最近はセキュリティが厳しくなり、ファイルの共有などが簡単に出来なくなってきています。
また、メールやLINEなどで多くの写真や動画を送ったり、大容量のファイルを相互に送信することは不可能です。
このような意味から「LocalSend」を使うと、パソコン間での大容量のファイルのやり取りや、スマートフォン間での画像のやり取りが簡単に出来るようになります。
特に、「フォルダ」をまるごと送信できる機能は、とても便利なので是非使ってみてください。



