月別アーカイブ: 2013年11月

Surface2の進化と、「これさえあれば何もいらない」の意味

先日、パソコン量販店で、Surface2を触ってきました。

私の持っている初代Surfaceと比べると、CPUの性能がアップして、画面の解像度があがり、よりパワーアップしているようです。

ただ、見た目に最も進化したのは、キーボードですね。

これまでのキーボードもキーの反応性はかなりよかったのですが、Surface2と一緒に発売されたキーボードは「すごくいい」です。

キータッチが通常のキーボードと同じになって、押した感触があるので使いやすくなっています。もちろん、初代Surfaceにも対応しています。

それと、初代Surfaceでは、背面の支え板が、1段階しか開かなかったのですが、2段階に開くようになって、目線の位置の調整がとてもやりやすくなりました。

Surface RTの一番の特徴は、「ノートパソコン」と「タブレット」の両方の性能を持つという点です。

  • Office(ワード、エクセル、パワーポイント)が標準で付属。
  • USBポートを持ち、マウス、USBメモリ、USBハード、プリンタが直接接続できる。
  • キーボードはカバーと一体型なので、全体の重量も軽い。
  • デスクトップがWindows8と同じなので、Windows感覚ですべての操作ができる。
  • オプションで、外部ディスプレイやプロジェクタに接続できるVGAアダプタ(3980円)があります。
  • ノートパソコンに近い性能を持ち、Officeもついているのに、価格がiPadよりも安い。

ネット上では、使っていないのに悪い評価をしている人が多いのですが、本当は購入している人の満足度は、かなり高いレベルにあります。私の知り合いで購入した人も、ノートパソコンを使わなくなって、Surfaceだけで十分足りているという人も多いようです。

もちろん、iPad Airもいいなあ~と考えている人も多いと思いますが、タブレットより一段上の、ノートパソコンに匹敵する使いやすさという点で、Surfaceは、持ち歩きノートパソコンの代わりになるマシンです。

遊び主体ならiPad、仕事主体ならSurfaceというのが、タブレットの選び方としていいのでは・・・。

職場ではWindows8のパソコンを使い、家や外ではSurface RTを使い、同じMicrosoftアカウントを使って、データはSkydriveに保存する。デジカメで撮影した写真も、USBで接続して、SkyDriveにアップロードすれば、職場のパソコンにすぐに同期されます。

スマホのテザリング機能や、イーモバイルのポケットWiFiなどを使えば、外でネットに接続することもできるので、重いノートパソコンを持ち歩く必要もなくなります。オプションの外部ディスプレイ接続ケーブルを使えば、パワーポイントでのプレゼンをプロジェクターで発表できたりもします。

そういう意味で、セカンドノートとしてのSufaceの役割は、今後じわりじわりと広がっていくと思われます。さらに、iPadと同じように、Surfaceも毎年バージョンが上がっていきますので、今後の進化にも期待したいと思います。

皆さんも、パソコン量販店に行ったときに、Surface2をぜひ触ってみてください。

断捨離とパソコンの廃棄

昔はバリバリ動いていたパソコンも、時代の流れには勝てず、いつかは去る時期が来てしまいます。

もちろん、起動できなくなったり、何か欠陥があるような問題で、パソコンを廃棄することは全く問題はないのですが、まだ元気に動いているパソコンを廃棄するというのは、気が進まないものです。

世の中では、Windows XPの時代が終わるということで、パソコンの切り替えが進んでいますが、廃棄されるパソコンは、今年から来年にかけて、相当数になるのではないかと思います。

ノコテック・ラボでも、先日、長年使用していたWindows XPのパソコンを廃棄しました。かれこれ購入してから10年近く経つのですが、起動してみると全く問題なく動くんですね。

でも、時代が変わるときに「断捨離」しなければ、というのも当然です。

XPよりもさらに古い時代のパソコンもあるのですが、この「断捨離」のほうが、もっとつらいのです。もう使わないパソコンとわかってはいるのですが、古いパソコンを捨てるということは、そのパソコン上で動いていた懐かしいソフトともお別れをしなくてはならないということなんですね。

そういう意味で、捨てられずに部屋の片隅に置かれているパソコンが、日本国中にたくさんあるのではないかと思うのです。

でも、心を鬼にして、「断捨離、断捨離」と唱えながら、パソコンの廃棄を行っている今日この頃です。