コンピュータの歴史(5)
世界初のMPU(マイクロプロセッサー)の誕生


現在パソコンに使われているCPU(中央演算装置)の元となったのが、MPUの技術です。

アポロ11号の月面着陸が成功した1969年に、インテルは世界初のマイクロプロセッサー(MPU)「4004」を開発しました。このMPUの開発には、おもしろいことに日本の電卓メーカーのビジコン社(日本計算機販売)が大きく関わっています。ビジコン社は高性能電卓を作るために、インテル社に13種類もの半導体の生産を依頼しました。これがきっかけで、「1つのチップに複数の命令コードを組み込んだ集積回路」であるMPUが生まれることになります。MPUは、そのアイデアを出したテッド・ホフ氏とビジコン社の嶋正利氏らの共同開発によって生まれました。このMPUの発明が、インテル社のみならず、コンピュータの爆発的な技術革新につながっていきます。
ビジコン社の電卓


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