メルマガ「反・資格宣言」224号
昔からパソコンを使っていた人は、起動ディスクというと
フロッピーじゃないの?という人もいるかもしれません。
ちなみに、パソコンをリカバリーするときなどに使うのが起動ディスク
です。
最近のウィンドウズのパソコンの場合は、リカバリーディスクが付属して
いないモデルも多くなって、購入者が自分で作成しなければならないケース
が増えているようです。
パソコンを買ったら、忘れないうちにリカバリーディスクを作成するように
してくださいね。
■ウィンドウズの起動ディスク
かのドクター中松氏が発明したフロッピーディスクは、長年起動ディスク
として活躍してきましたが、2000年以降は、フロッピードライブがない
パソコンが主流となって、いまやフロッピードライブは過去のものと
なってしまいました。
Windows 95やWindows 98の時代は、フロッピーディスクから起動して、
CD-ROMの中のOSをハードディスクにコピーしながら、リカバリーを行う
という方式でした。
Windows MeやWindows 2000も同じような方式でしたが、Windows XPから、
起動ディスクがCD-ROMになり、CD-ROMから直接起動できるようになって
きました。
CD-ROMから起動できるようになって、一番変化したのが、
起動画面上で、ハードディスクのパーティションの作成や、
OSをインストールするパーティションを選択できるようになった点です。
ウィンドウズVistaやウィンドウズ7では、起動ディスクはDVDとなって、
インストール領域の変更や指定が、ビジュアル的になって、
さらに分かりやすい画面になっています。
その昔、Windows 95のインストールは1時間以上かかりましたが、
Windows 7のインストールは10分もかからないという速さです。
■外付けドライブからのブート
2003年頃からでしょうか、
ブートできるデバイスの中に[Removable]というものが出現してきました。
通常のパソコンでは、起動ロゴが表示されているときにF2のキーを押すと
BIOSの画面が現れます。(メーカーによってキーは異なります)
このBIOSの設定で[Boot Priority]という設定があるのですが、
起動するデバイス(機器)の優先順位を変えられるところがあります。
通常はハードディスクとか、CDドライブとかが選ばれているのですが、
USB接続のリムーバブルデバイスの優先順位を先頭にすると、
USB接続のハードディスクやCD/DVDドライブからの起動が可能になります。
この方法を使うと、外付けのUSBドライブやESATAドライブからWindowsを
起動することも可能となります。
※ESATAドライブ・・・シリアルATA端子をもつ外付けドライブのこと
実際に外付けドライブを使うようなケースは以下のようなケースだと
思われます。
(1)古くなったハードディスクを新しいハードディスクに交換して、
新しいハードディスクにリカバリーを行います。
(2)古くなったハードディスクを外付けのUSBハードディスクボックス
などに格納して、パソコンに接続します。
(3)BIOSの設定で、ブート順位をRemovable最優先とすることで、
USB接続した昔のハードディスクから起動することが可能です。
実際には、それほど運用上便利だとは思いませんが、過去のディスクの中の
ソフトを起動してみてみたいなどの臨時の要求にこたえるものだと
思われます。
■マルチOSのすすめ
パソコンに慣れてきた方にオススメなのがマルチOSです。
マルチOSというのは、異なるOSを複数パソコンにインストールして
使うことを言います。
たとえば、Windows XP、Windows Vista、Windows 7の3つのOSを
一つのパソコンにインストールして使うことも可能なのです。
この場合、NECや富士通やソニーなどの国産メーカーのパソコンは
マルチOSにするには、適さないこともあるので、
なるべく、デルなどの外資系のメーカーのパソコンの方がいいかも
しれません。
一番簡単なのは、デルコンピュータなどで発売している
Windows 7 ダウングレード版のWindows XPモデルなどを購入すれば、
Windows XPとWindows 7の2つのOSの起動ディスクが付属しているので
簡単にマルチOSが構築できます。
2つのOSを別々のパーティションにインストールすると、
パソコン起動時にウィンドウズ標準のブートセレクタが表示され、
どちらのOSで起動するかを聞いてきます。
起動したいOSを選択してEnterキーを押せば、そのOSが起動します。
メーカーなどでは、マルチOSのサポートは行っていませんので、
すべて自己責任で行う必要がありますが、ハードディスクのパーティション
設定さえできれば、それほど難しい操作ではありません。
ポイントは、ハードディスク領域の中に1つのパーティションを作成し、
そこに、Windows XPをインストールして、その後、もう1つの領域に
Windows 7をインストールするということです。
当然、Vistaと7をマルチOSにすることもできます。
マルチOSの利点は、新しいOSと古いOSを同居させることで、古いソフトと
新しいソフトの両方を使える点です。
また、同じパソコンの中なので、2つのOSの中身はお互いに見えるという
ことで、データの移行も簡単になります。


