メルマガ「反・資格宣言」217号
とうとう衆議院選挙が終わりました。
民主党の圧勝という結果でしたが、今回の選挙の特徴は小選挙区制により
政権交代の可能性が高くなるということを証明しているような選挙でした。
前回のメルマガでは、
★TBS「乱!総選挙2009」
http://www.tbs.co.jp/senkyo2009/candidate/
★「FNNスーパー選挙2009」
http://www.fnn-news.com/senkyo/senkyo2009/meibo/search/aiueo_01.html
の2つのデータから立候補者名簿を作成したというものでした。
この名簿にさらに、
★衆議院選挙2009 候補者情報 - Yahoo!みんなの政治
http://senkyo.yahoo.co.jp/kouho/
の投票結果のデータを加えて最終的な表を作成しました。
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以下のアドレスに「小選挙区」および「比例区」の結果をアップしました
のでご覧ください。
http://www.aki-art.com/2009senkyo2/
※一部の候補者の氏名については、漢字が間違っていることもあるかと
思いますが、ご了承ください。
■エクセルのピボットグラフを使いこなす
今回は、選挙データを利用してピボットグラフを作成する方法を説明したい
と思います。
エクセル2003とエクセル2007ではピボットグラフの作り方が異なります。
まず始めにエクセル2003でのピボットグラフの作り方について説明します。
まず、材料として選挙結果ファイルを圧縮したものをアップしておき
ましたので、データをダウンロードしてください。
●選挙データエクセルファイル(圧縮ファイル)
http://www.aki-art.com/senkyo-kekka.zip
※上記アドレスにアクセスして、ZIPファイルを保存してください。
ファイルを解凍すると、その中に以下の2つのファイルがあります。
●小選挙区結果.xls
●比例区結果.xls
ここでは、小選挙区結果.xlsを用いてピボットテーブルを作成してみること
にしましょう。
(1)まず、表全体(タイトルバーを含む)を選択状態にしておきます。
(表の範囲は大きいですが、すべての表の範囲を選択してください)
(2)メニューから「データ」→「ピボットテーブルとピボットグラフ
レポート」を選択します。
(3)ウィザードが出てきたら、分析するデータのある場所としては、
「Excelのリスト/データベース」を選んで、
(4)作成するレポートの種類としては、
「ピボットグラフ レポート」を選びます。
(5)そして「次へ」ボタンを押します。
(6)使用するデータの範囲を指定してくださいというところは、すでに
選択しているので、そのまま「次へ」ボタンを押します。
(7)次の画面では「新規ワークシート」を選択し、
画面左下にある「レイアウト」ボタンを押します。
(8)レイアウト画面となりますので、ページ、行、列、データという
それぞれの領域に、必要な項目をドラッグします。
ここでの重要なポイントは以下の点です。
■「ページ」というのは、大きなカテゴリーの区分けです。
たとえば、ページに都道府県を置くと、都道府県別に結果のグラフを見る
ことができますし、ページに政党を置くと、政党別に結果のグラフを見る
ことができます。
■「行」というのは、グラフの項目軸の部分です。
項目軸というのは、グラフの下部分に来る項目のことです。
たとえば、項目軸に政党を置くと、政党別に何かを比較できますし、
項目軸に年齢をおくと、年齢別に何かを比較することができます。
■「列」というのは、
グラフの「凡例(はんれい)」の部分になります。
たとえば、凡例に「当落」などを置けば当選と落選を一目で比較できるよう
になります。
■「データ」というのは、グラフの縦軸の数字が入る部分です。
ここに得票数などを置けば、票数で比較できるグラフができます。
このデータには数字しか入れることができないので注意してください。
これらの割り振りは最初は適当でも構いません。
なぜならグラフが作成された後に、これらの項目は簡単に入れ替えが
できるからです。
とりあえず、ここでは
ページには「性別」
行には「政党」
列には「当落」
データには「得票数」
をドラッグしてみることにしましょう。
ドラッグで間違った場所に項目が入ってしまっても、レイアウトの外に
ドラッグすれば消えてくれますので、安心して何度でもやってください。
(9)以上が出来たら最後にOKボタンを押します。
(10)再び元の画面に戻ってきますので、最後に「完了」ボタンを
押してください。
(11)そうすると、Graph1シートにグラフ、Sheet1シートに表が作られ
ます。
(12)グラフの種類はグラフエリアで右クリックすることでいつでも
変更できます。
■ピボットグラフはいつでも項目の入れ替えができます
ピボットグラフは、何度でも「ページ」「行」「凡例」「データ」などの
部分を入れ替えながら、目的とするグラフを作成できます。
ピボットテーブルのフィールドリストから項目をグラフ上の各位置に
ドラッグするだけで、グラフが変更されます。
表示したくない項目はドラッグして外せば、消去できます。
それでは、上記で作成したピボットグラフを変更してみましょう。
ページには「政党」
行には「年齢」
列には「当落」
データには「得票数」
というように変更してみてください。
この段階では、とても見ずらいグラフですよね。
そこで、データを一部変更してみましょう。
まず、グラフの右上にある「合計/得票数」という部分をダブルクリックして
みてください。
ここでは、合計が選択状態になっていると思いますが、データの個数を選択
してOKボタンを押してください。
これでデータ部分は人数としてのカウントになります。
次に、凡例の「当落」の右にある▼をクリックして「当選」だけにチェック
が入るようにしてOKボタンを押します。
最後に、グラフの一番左上にある「政党」の右にある▼をクリックして、
「民主」だけを選択してOKボタンを押します。
このように変更することで、
政党は民主党で、年齢別にどれくらいの人が当選したのかを比較することが
できます。
結果として、民主党は28歳~77歳までの人が当選しており、38歳の人が
一番多く当選し、その次に47歳の人が多いことがわかります。
■エクセル2007のピボットグラフの作成方法
エクセル2007では、挿入タブをクリックすると、リボンの一番左にピボット
テーブルのボタンがあります。
表の範囲をあらかじめ選択状態にしておいてから、以下の操作を行います。
ピボットテーブルボタンの下部分をクリックするとピボットテーブル、
ピボットグラフを選択できますので、ここで「ピボットグラフ」を選びます。
「ピボットグラフ付きピボットテーブルの作成」の画面が出てきます。
ここでは、新規ワークシートを選択して、OKボタンを押します。
そうすると画面の左に「テーブル」、中央に「グラフエリア」が表示され
初期状態では白紙の状態となっています。
そして、画面右端の作業ウィンドウ部分にはピボットテーブルのフィールド
リストが表示されています。
┌─┬───┐┏━━━━━━━━━━┓ ┌──────┐
│ │ │┃ グラフエリア ┃ │フィールド │
├─┼───┤┃ ┃ │リスト │
│ │ │┃ ┃ │ │
│ │ │┃ ┃ │ │
│ │ │┃ ┃ │┌─┐┌─┐│
└─┴───┘┃ ┃ ││ ││ ││
テーブル ┃ ┃ │└─┘└─┘│
┗━━━━━━━━━━┛ │┌─┐┌─┐│
││ ││ ││
│└─┘└─┘│
└──────┘
フィールドリストの下には、
「レポートフィルタ」
「行ラベル」
「列ラベル」
「値」
という4つのボックスがあります。
レポートフィルタというのはエクセル2003でいうところの「ページ」に相当
しますし、値は「データ」に相当するところです。
この4つのボックスにフィールドリストの項目をドラッグすることで、
自動的にレイアウトとグラフエリアの部分が変化していきます。
エクセル2003と基本的な構造は似ているのですが、最初は戸惑うと思います。
エクセル2003のピボットグラフとピボットテーブルは別々のシートだったの
ですが、エクセル2003では、1つのシートにテーブルとグラフが存在して
いるところが違っている点です。
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ピボットグラフを作成する時に注意すること
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ピボットテーブルやグラフを作成する場合の注意点としては、タイトル行に
きちんとした名称をつけておくということです。
(タイトル行に同じ名称が2つ以上あると混乱します)
また、表を選択するときにはタイトル行を含めて選択することが必須です。
さらに、表の中にセルの結合部分をつくらないようにする必要があります。
データの部分には通常、数字の項目が入りますが、文字の項目を入れた場合
にはデータの個数として自動的に処理されます。
ピボットテーブルやグラフを作る場合は必ず新規ワークシートとして作成
するようにします。
新規ワークシートで作成すれば、簡単に削除できますし、元のデータを
間違って消すようなこともありません。


