メルマガ「反・資格宣言」214号
ワード2007では、目的に応じてリボンが変化してボタンを選びやすくなって
いますが、一方で目的の機能がどこにあるのかを探すのに時間がかかって
しまうという方も多いと思います。
ワード2003のようなメニューやツールバーがあればと思うこともたびたび
です。
そこで、ワード2007の画面でありながら、ワード2003の使いやすさを実現
できるようにしてみようというのが今回のメルマガです。
■クイックアクセスツールバーを知っていますか
ワード2007では、メニューバーがなくなり、オフィスボタンとリボンで
操作を行うようになりました。
その中で唯一カスタマイズできるのが、クイックアクセスツールバーです。
このクリックアクセスツールバーは、初期状態ではオフィスボタンの右上
の部分に出ていて、「上書き保存」「元に戻す」「やり直し」の3つの
ボタンが表示されています。
このクイックアクセスツールバーは、その中に置けるボタンを自由に追加
することができるとても便利なツールバーなのです。
■クイックアクセスツールバーをリボンの下に配置しよう
まず初めに、リボンの上にあるクイックアクセスツールバーをリボンの下
に移動させてみましょう。
方法は、このツールバーの一番右側にある下向きの▼をクリックして
「リボンの下に表示」をクリックします。
この操作により、リボンの下にクイックアクセスツールバーが移動します。
リボンの上に置いていると、タイトル文字と重なったり、バックの色が黒で
見にくいことがあるのですが、リボンの下に置くことでぐっと見やすくなり
ます。
■クイックアクセスツールバーに新しいボタンを追加しよう
クイックアクセスツールバーの一番右の下向きの▼をクリックして、
「その他のコマンド」をクリックしてください。
そうすると、ワードのオプションの「ユーザー設定」という項目が表示
されると思います。
この画面の左側のリストがワードの中にあるコマンドのリストになっていて
コマンドを選んで、「追加」ボタンを押すことでクイックアクセスツール
バーに追加できるようになっています。
最初に使い方ですが、
左側の「コマンドの選択」という文字の下のドロップダウンリストの中には
「基本的なコマンド」という文字があると思います。
このドロップダウンリストの右の▼をクリックすると「オフィスメニュー」
を先頭に、ワード2007の持つすべてのリボンタブのリストが表示されています。
このリストから1つのリボンタブを選ぶと、そのリボンの中にある機能が
すべて表示されます。
この中にある1つの機能をマウスで選んでから、「追加」ボタンを押すと、
左側のクイックアクセスツールバーのリストに追加されます。
追加された機能の表示順は、右側にある上下の三角ボタンを押すことで変更
することができます。
また、いらない機能を追加したときは、「削除」ボタンで削除できます。
このような方法で、クイックアクセスツールバーにツールボタンを追加すれば
必要な機能に簡単にアクセスできるようになります。
注意することとして、「リセット」ボタンを押すと初期状態に戻ってしまい
ますので、このボタンは押さないようにしてください。
また、クイックアクセスツールバーはワードを起動するたびに同じ設定で
表示していてほしいので、「すべてのドキュメントに適用」を選択して
おいてください。
■ワード2003ライクなツールバーを設定しよう
それでは、実際に使いやすいツールバーを設定していきましょう。
以下の順番になるように設定してみてください。
-------------------------------------------------------
機能 リボンタブ
-------------------------------------------------------
1.新規作成... Officeメニュー
2.ページ設定 ページレイアウトタブ
3.開く Officeメニュー
4.上書き保存 (もともとある)
5.名前をつけて保存 Officeメニュー
6.印刷 Officeメニュー
7.印刷プレビュー Officeメニュー
8.スペルチェックと文章校正 校閲タブ
9.書式のコピー/貼り付け ホームタブ
10.元に戻す▼ (もともとある)
11.やり直し▼ (もともとある)
12.罫線▼ ホームタブ
13.表▼ 挿入タブ
14.スタイル... ホームタブ
15.段落 ホームタブ
16.図形▼ 挿入タブ
17.図をファイルから挿入 挿入タブ
18.クリップアート... 挿入タブ
19.ワードアート 挿入タブ
20.文字列の折り返し 図ツール 書式タブ
21.フォント▼ ホームタブ
22.フォントサイズ▼ ホームタブ
23.フォントの色▼ ホームタブ
24.太字 ホームタブ
25.斜体 ホームタブ
26.下線▼ ホームタブ
27.上付き ホームタブ
28.下付き ホームタブ
29.文字列を左に揃える ホームタブ
30.中央揃え ホームタブ
31.文字列を右に揃える ホームタブ
32.インデントを増やす ホームタブ
33.インデントを減らす ホームタブ
34.拡張書式▼ ホームタブ
35.箇条書き▼ ホームタブ
36.段落番号▼ ホームタブ
-------------------------------------------------------
▼がついているのは、ドロップダウンリスト付のコマンドであることを
意味しています。同じような名前があった場合は、ドロップダウンの有無に
注意して追加してください。
上記のような36個の機能をこの順番で追加して、最後にOKボタンを押して
ください。
これで、リボンの下にワード2003ライクなツールバーができました。
■最も重要なツールバーは何か
ワード2007やワード2003に限らず、ワードで書類を作成するためには、
必ず使用するツールバーというものがあります。
ワード2003で重要なツールバーは「標準」「書式設定」「図形描画」
という3つのツールバーでした。
また、図を挿入したような場合には「図」ツールバーが重要でした。
さらに、重要なメニューとしては、
「ページ設定」「段落」「箇条書き」「段落番号」など、メニューから
アクセスする項目がありました。
ワード2007の場合は、リボンというツールバーを切り替えて使うという
考え方で、表示方法は変わりましたが基本については変わったわけでは
ありません。
ですから、重要なボタンの位置だけしっかり覚えておけば、ワード2007も
問題なく慣れることができます。
今回、ご紹介したクイックアクセスツールバーは、ワード2003から2007へ
移行するときにイライラしないための助けになると思います。


