メルマガ「反・資格宣言」208号
ダイレクトメールで画像がついているメールってありますよね。
私のところによく送られてくるのは、
パソコンメーカーのデルコンピュータのHTMLメールです。
「○月○日までの大特価!! いまだけチャンス」などのふれこみで
商品の画像がたくさん掲載されているメールです。
こんなメールってどうやって作るのだろうと思ったことありませんか?
こういうメールを「コテコテのHTMLメール」と呼びます。(笑)
皆さんが通常アウトルックエクスプレスで送信しているメールもHTMLメール
になっているのですが、それとはちょっと違った仕組みで作られています。
ちなみに、アウトルックエクスプレスやウィンドウメールなどで
文字を大きくしたり、色をつけたりすることができますが、
これもりっぱなHTMLメールです。
■HTMLメールとは何か?
まず、HTMLメールの説明をしましょう。
アウトルックエクスプレスやウインドウズメールの人は、「メールの作成」
ボタンを押してみてください。
件名と書かれている下にフォントの選択や「B」「I」「U」「A」などの
ツールボタンがあるツールバーがあれば、HTMLメールとして作成されます。
逆にこのツールバーがない場合は、テキストメールとして作成されます。
このHTMLメールか、テキストメールかの選択は、メニューの「書式」から
リッチテキスト(HTML)
テキスト形式
を切り替えることができます。
■HTMLメールの中身をみてみる
それでは、前述のリッチテキスト(HTML)になっていることを確認したら
実際にHTMLメールの中身を見ていきましょう。
メールの本文に以下のように書いてください。
「今日は3月8日です」
そして、「3月8日」の部分だけを選択してフォントサイズを18ポイント
にしてください。
続けて「3月8日」の部分を選択した状態で、「A」というボタンを押して
「赤」を選んでください。
これで、「3月8日」の部分だけが、大きな文字で赤くなりました。
そこで、メニューの「表示」から「ソースの編集」をクリックしてください。
そうすると、メール本文の下に「編集」「ソース」「プレビュー」という
3つのタブが現れます。
この中の「ソース」というタブをクリックしてみましょう。
おそらく以下のような文字が書かれていると思います。
-------------------------------------------------------
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN">から
<HTML><HEAD>
<META http-equiv=Content-Type content="text/html; charset=iso-2022-jp">
<META content="MSHTML 6.00.2900.3492" name=GENERATOR>
<STYLE></STYLE>
</HEAD>
<BODY bgColor=#ffffff>
<DIV><FONT face="MS UI Gothic" size=2>(変な文字列1)<FONT color=#ff0000
size=5>(変な文字列2)</FONT>(変な文字列3)</FONT></DIV></BODY></HTML>
-------------------------------------------------------
というような感じです。(あ?難しそうと思う人もいるかもしれませんが)
記号みたいな変な文字列のところが3つありますが、本来はこの部分には
変な文字列1・・・「今日は」
変な文字列2・・・「3月8日」
変な文字列3・・・「です」
という文字が相当しています。
HTMLメールの基本はホームページなどと同じHTMLという言語で書かれています。
ですから構造的には
ドキュメント宣言文・・・<!DOCTYPE HTML PUBLIC?
HTMLの開始タグ・・・・・<HTML>
ヘッダー開始・・・・・・<HEAD>
設定部分・・・・・・・・<META?>
ヘッダー終わり・・・・・</HEAD>
本文の始まり・・・・・・<BODY bgColor=#ffffff>
本文の文章・・・・・・・<DIV>?</DIV>
本文の終わり・・・・・・</BODY>
HTMLの終了タグ・・・・・</HTML>
というような構造になっています。
でも、どうして日本語で書いた部分が変な文字列になっているのかという
疑問がありますよね。
これは、メール本文の日本語コードが通常私達が使っている日本語コードと
異なっているためなのです。
私達が通常パソコンで使用している日本語コードはウィンドウズのパソコン
の場合、「SHIFT_JIS」(シフトJIS)というコードを使っています。
しかし、メールなどで使われているコードは「JISコード」というものが
使われていて、日本語部分だけ文字化けしているように見えるんです。
ソースコードの中にあった
<META http-equiv=Content-Type content="text/html; charset=iso-2022-jp">
の部分の「charset=iso-2022-jp」の「iso-2022-jp」の部分が「JISコード」
であることを示しています。
■メールの中に画像を入れてみよう
それでは、再び「編集」タブをクリックしてください。
次に、メール本文に画像を入れてみましょう。
画像を入れる場合は、まず画像入れたい位置にカーソルを置いております。
さきほど「今日は3月8日です」といれた文章の下にカーソルを置いて
ください。
そして、ツールバーの一番右にある「山の絵のアイコン」をクリックします。
そうすると「画像」というウィンドウが現れます。
そこで、「参照ボタン」を押してください。
参照ボタンを押すとファイルを指定する画面になりますので
マイピクチャーなどから適当な写真やイラストなどを選んで「開く」ボタン
を押します。
そうすると、元のウィンドウに戻ってきてファイル名という部分に
「C:\・・・・・・」というような文字が出てきていると思います。
その段階で、参照ボタンの横にある「OK」ボタンを押すと
画像がメール本文の中に配置されます。
■インターネット上にある画像をメールに表示するには
上記の画像の挿入は自分のパソコンの中の画像をメール本文に入れるという
ものですが、
一方でインターネット上にサーバーなどに画像を置いていて、
それをメールで表示するというようなこともできます。
そこで、再度メール本文に以下のように入力してみてください。
start
(ここは1行あけて)
end
(ここも1行あけて)
以上のように入力したら、「ソース」のタブをクリックしてください。
そうすると以下のようなソースコードがあると思います。
<DIV><BR>start</DIV>
<DIV> </DIV>
<DIV>end</DIV>
(少し違っている人もいるかもしれませんが)
そこで、<DIV> </DIV> の部分の「 」の部分を消して
変わりに以下のようなコードを入れてください。
<DIV> </DIV>
↓
<DIV><IMG src="http://k.yimg.jp/images/top/sp/logo.gif"></DIV>
以上のように変更したら、再び「編集」タブを押して元に戻ります。
そうすると、メール本文の中にヤフーのロゴがあると思います。
つまり、インターネット上にある画像ファイルのアドレスを
<img src="ここにアドレスを入れる">
という形で入れただけで、リンクされて表示することができるのです。
(著作権の問題があるので、注意していただく必要はありますが)
■ダイレクトメールの作り方とは
上記のような方法で、HTMLメールのソースを編集して、それなりのメールを
作成することはできますが、ダイレクトメールにするためにはそれだけでは
だめです。
なぜなら、ダイレクトメールとは、一人一人にこれらのメールを別々に送る
ということが必要なためです。
アウトルックエクスプレスなどのメールソフトは一人の相手に向けたメール
を作成するソフトなので、多人数に一度に送るダイレクトメールには対応
していません。
さらに、画像のあるダイレクトメールの場合は、画像は必ずインターネット
上のサーバーにアップしておき、その画像アドレスを参照するようにして
メールにリンクしておく必要があります。
手続き的には以下のようになります。
(1)ホームページソフトなどで、JISコード体系でページを作成する。
(2)ページと画像をサーバーにアップして画像が正常に見えていることを
確認する。
(3)ページを編集して、画像のアドレスをすべてインターネットにアップ
した絶対アドレス(http://?)に変更する。
※実際には<base href="http://?/">というタグを<HEAD>?</HEAD>
の間に書き、画像ファイルのアドレスは相対アドレスで表示する
方が手間が省けます。
(4)変更したHTMLコードをHTMLメールに対応したダイレクトメールソフト
に貼り付けて、メール送信を行う。
というような、とっても面倒な作業をしなければなりません。
このような作業を簡単にするためのソフトもありますが、一般の人が気軽に
できる作業ではないので、HTMLタイプのダイレクトメールは面倒だと
いう人が多いと思います。
おそらく「まぐまぐ」などでHTMLメルマガを発行している人も、
同じような苦労をされていると思います。
■ダイレクトメールを出すための専用ソフト
ダイレクトメールを出すための専用ソフトもあります。
有名なところでは、
●「メールマジック パーソナル for Windows」(インフィニシス)
http://www.infinisys.co.jp/product/mail_magic_per/index.shtml
ダウンロード版:3600円、パッケージ版:3980円
(体験版あり)
●「メールマジック4 プロフェショナル for Windows」(インフィニシス)
http://www.infinisys.co.jp/product/mail_magic_pro/index.shtml
ダウンロード版:7600円、パッケージ版(店頭):8200円
(体験版あり)
●「同報@メール5」
http://www.netdeoshigoto.com/mail/
ダウンロード版:14800円、パッケージ版(17800円、22300円)
(体験版なし)
などが有名です。
一般に、体験版などで使えるかどうかをチェックしてから買われたほうがいい
と思います。
私も体験版で試してみたことがありますが、最近は迷惑メールが多くなった
こともあり、プロバイダーによっては送信メールに厳しい制約をつけている
ところもあります。
上記のようなソフトを使うと、簡単にできるように思われますが
送信の段階でうまくいかないといったトラブルもありますので、
体験版などで十分検討してから導入したほうがいいと思います。
■個人的にオススメのダイレクトメールソフト
迷惑メールが多くなって、ビジネスに支障がでるほどになっています。
そういう中で、HTMLメールは敬遠されがちになっている部分もあります。
HTMLメールをブロックするメーラーや画像表示を認可するかどうかを
メール側で聞いてくることもあります。
実際に、メールについている画像などをクリックさせて、怪しいページに
誘導させたりするようなことも迷惑メールなどでは行われています。
このような状況の中で、嫌がられないダイレクトメールを出すためには
少し工夫が必要なのかもしれません。
そこで私が提案したいのは、「筆王」でダイレクトメールを作る方法です。
年賀状ソフトといえば、「筆まめ」「筆ぐるめ」「筆王」が3大ソフト
ですが、この中でダイレクトメールを送ることができる唯一のソフトが
「筆王」なのです。
え?!?年賀状ソフトなのにそんな機能を持っていたの?
という方もいるかもしれませんが、本当です。
実は「筆王」は発売当初から、「筆王メーラー」という不思議なソフトが
ついている知る人ぞ知るダイレクトメールソフトなのです。
たとえば、年賀状などの文面をそのままメールで送ることもできますし、
自分でHTMLメールを編集して送信することもできます。
とても便利なのは、年賀状ソフトなので住所録などと併用して使えるので
しっかりした顧客管理もできます。
使い方は、結構穴場的な部分もあるので、説明書にも書いていないのですが
いろいろクリックしていくと、見つかると思います。
NECや富士通などのパソコンでは「筆王」が付属している場合も多いので
すぐに使えますし、店頭でも3000?5000円くらいで購入できるので便利です。
専用のソフトに比べると機能は少ないのですが、使い方はかなり簡単なので
いいと思いますよ。


