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◆◆◆◆ パソコントラブルに強くなる知識 ◆◆◆◆
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パソコンのトラブルが発生すると、必ず聞かれることがあります。
「他の人も同じようなトラブルがあるんでしょうか?」
「何か私の使い方がわるかったのでしょうか?」
「もし故障したら、他の人はどうやって修理しているのでしょうか」
というようなことです。
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トラブルは誰にでもやってきます
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パソコンはかなり精密な機械ですし、耐久性も通常の家電製品に比べると
それほど長くないと思います。
しかし、同じ製品を買っても、ある人は故障しなかったり、ある人は故障
したりすることがあります。
その違いは何かといえば、トラブルに対する「知識の差」です。
小さなトラブルがあったときに、それを見逃さないで解決するということが
大きなトラブルにあわない最良の方法です。
残念ながら、メーカーのパソコンを買っても、トラブルに対するある程度の
方法が書いたマニュアルはありますが、トラブルを予防するような方法は
全く書かれていません。
確かに、サポートに電話すればいいと考えている方も多いのですが、
この電話がなかなかつながらないし、電話に出たオペレータの言うとおりに
しても解決しないことも多いんです。
そこで、メーカーに修理に出そうとすると、お客様のデータは保障されませ
んので、あらかじめバックアップをとってから修理にだしてください、
と言われます。
起動しなくなったパソコンのデータのバックアップをどうしたらとることが
できるのかと矛盾を感じますが、
「わかりました、データは必要ありません」
と答えなければ修理してくれないことは確実です。
そんなこんなで、大切なデータを失ってしまう方も多いのです。
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トラブルにあってからでは遅い
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実は、パソコンのトラブルはあってからでは遅いことが多いんです。
だから、トラブルにあう直前までに、いかに対処したかが問われます。
そこで、「パソコントラブルに強くなる知識」をつけておくことが大切です。
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パソコン購入時の知識
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まず、パソコンを購入する時点での知識からはじめましょう。
ほとんどの方は、パソコンのメーカー・形やデザイン・性能・サイズ・重量
などでパソコンを選びます。
しかし、「トラブルに強いパソコン」という選び方が欠けているのです。
一番大切なのは、ハードディスクドライブ、メモリ、DVDドライブなどを
交換できる構造になっているかどうかです。
簡単に言えば、自分で分解できるレベルの構造になっているかどうかです。
当然、メーカーに出した場合も、メーカーの修理の人は分解して修理する
わけで、この人たちにとっても分解しやすいということは大切な機能の
ひとつです。
デスクトップやノートに限らず、購入する際には、
1.ハードディスクの交換を自分で出来る機種であるか?
2.メモリーの交換を自分で出来る機種であるか?
3.外付けのCD/DVDドライブで起動できる機種であるか?
ということをチェックしてください。
さらに、メーカー保障1年に加えて、販売店保障3〜5年を必ず加えて
購入することが大切です。
最近はオークションなどで購入したり、インターネットの安いお店で
購入したりする方が増えていますが、このような場合、保証が受けられない
ことが多く、修理にかなりのお金がかかることがあります。
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なぜハードディスクを自分で交換できる機種でなければならないか
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起動しなくなったパソコンをメーカーに出して修理してもらうケースでは
データの保障はまったくありません。
ですから、
「修理に出す」=「データが消える可能性が高い」
ということになります。
一般に、「データ復旧サービス」などを行う会社もありますが、パソコン
からハードディスクを取り出すことができなければ、データの復旧は
不可能です。
パソコンからハードディスクが取り出せないというような機種では、
どんなに大切なデータであっても、データ救出することはできないのです。
私のパソコン教室でも、起動しなくなったパソコンからデータだけを
取り出すサービスを行っているのですが、ハードディスクが取り出せない
パソコンではデータの救出はまず不可能です。
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なぜメモリの交換ができる機種でなければならないか
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パソコンのトラブルの中にはメモリの不調ということもあります。
たとえば、パソコンで作業をしている時に、突然画面が真っ暗になって
再起動が始まったような場合はメモリの問題です。
メモリ自体の不具合もありますが、ほとんどの場合、メモリの差し込み不良
の場合が多いのです。
このような場合に、メモリを一度抜いて差しなおすとトラブルが解決する
ことがよくあります。
ノートパソコンの場合などで、裏面を開けてメモリの交換などが出来る機種
であればいいのですが、キーボード側からメモリ交換をするような機種の
場合は、かなり大変な作業になると思います。
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なぜ外付けのCD/DVDドライブで起動できる機種である必要が
あるのか
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最近のリカバリーディスクは、CDではなく、DVDになってきています。
実は、CD/DVDドライブの場合、月日が経つとだんだん読み取りが悪く
なってくる場合が多いのです。
CDを入れれば、ちゃんと反応するのに、DVDを入れるとさっぱり反応が
ないという場合があります。
やはりCDよりもDVDの方が早めにトラブルが出やすいようなのです。
いざパソコンをリカバリーしようとしたら、DVDが読めないために
リカバリーができないなんてこともあります。
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さらに、最近のノートパソコンの場合は、購入時にリカバリーディスクが
付属しておらず、自分で作成しなければならないことも多々あります。
もし、購入時にリカバリーDVDを作成してなくて、トラブルが起きてから
リカバリーDVDを作成しようとしたら、DVD−Rを認識しなくて
リカバリーディスクを作成できなかったということもあるのです。
リカバリーディスクがついていない機種の場合は、ハードディスクの中に
リカバリー領域が組み込まれていて、起動時にファンクションキーの何番か
を押して起動すると、リカバリーが始まるというようになっています。
ところが、ハードディスクが不調になった場合は、ハードディスクを交換
しなければなりませんので、そのリカバリー領域は新しいハードディスクに
は当然存在しません。
ですから、リカバリーDVDを持っておくというのは、トラブルに対処する
ためにとても重要なものなのです。
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もし、内蔵のCD/DVDドライブが故障した場合でも、外付けのUSB
タイプのCD/DVDドライブを使うと、リカバリーできることがあります。
この外付けのUSBドライブを起動ディスクにできるかどうかは、
BIOSのBOOTデバイスの中に「External USB Device」というような
表記があれば大丈夫です。
最新の機種ではこのタイプが多いと思いますが、できればパソコンの購入時
に店員さんにBIOS画面を確認してもらって、外付けのUSBデバイス
からの起動ができることを確認したほうがいいと思います。
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トラブルになった理屈を知ることが大切
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パソコンが壊れた場合に、ただ修理だけして直りましたというメーカーや
業者が多いと思います。
しかし、大切なのは、なぜそのようなトラブルになったのかをその人に説明
することです。
さらには、同じようなトラブルにならないために、今後どのようなことに
注意していけばいいのかを伝える必要があります。
私の場合は、トラブルの原因と今後の予防策などについても出来るだけ
お話するようにしています。
なにせ「パソコン教室」なので、理屈をお教えすることが必要だと思って
いるんです。
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遅いパソコンがトラブルを招く
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パソコンの動きが遅くなると、人はいらだち、キーを必要以上に叩いたり
マウスを必要以上にクリックします。
そのような行為は、パソコンをさらに遅くして、トラブルを招く原因に
なります。
ですから、
「トラブルがなくても動きが遅いパソコン」は
「いずれトラブルが発生するパソコン」なのです。
購入時の状態よりもかなり遅くなったという場合には、何らかの原因があり
ます。
その原因を探り、解決する必要があります。
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ハードディスクのエラーチェックが一番効果的です
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遅くなる原因はさまざまですが、システムの中に1つのエラーでもあれば、
パソコンは確実に遅くなります。
ですから、遅いと感じたときには「ハードディスクのエラーチェック」を
実行してください。
「マイコンピュータ」−「Cドライブ」−「右クリック」−「プロパティ」
とすると、円グラフがある画面になります。
その画面のタブシートの「ツール」の中の「チェックする」ボタンを押し、
□ファイルシステムエラーを自動的に修復する
□不良セクタをスキャンし、回復する
の2つのチェックボックスにチェックをして、「開始ボタン」を押します。
そうすると、「次回の起動時にチェックをしますか」というダイアログが
でるので「はい」というボタンを押します。
そうしてから、画面をすべて閉じて、再起動を手動で行ってください。
再起動後に、ブルーの画面になってチェックが自動で始まります。
ステップが全部で5つあり、トータル時間は1時間から2時間程度かかる
と思います。
検査が終わると、自動的に再起動して、通常の画面に戻ってきますので、
ゆっくり待ってください。
途中で電源は絶対に切らないようにしてください。
この方法により、エラーが修復されてハードディスクの不良部位が修復され
ます。
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ハードディスクの最適化をしないこと
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昔、Windows95やWindows98の時代にはよくやった「最適化」という処理です
がWindows XPではむしろ実行しないようにしてください。
実のところ、エラーが多発しているようなハードディスクで最適化を行うと
かなりの割合でパソコンが起動できなくなります。
Windows XPの場合は、Windowのシステムとそのほかの部分はハードディスク
の別々の領域で管理されているので、一般に最適化は必要ありません。
もし、最適化をどうしてもしたいという場合は、上記のエラーチェックを
した後にすぐ続けて行えば、なんとか大丈夫だと思いますが、トラブルが
ありそうなパソコンで行うのは危険すぎる処理だと考えてください。
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システムの復元は有効だが、万能ではない
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何かのソフトを入れた直後に、突然トラブルが頻発し始めた、とか、
自分でパソコンの設定をいろいろと変えてしまい、どれが初期設定だったか
を忘れてしまった、
などのときには「システムの復元」はかなり有効な手段です。
システムの復元がやっていることは、Windowsのシステムのレジストリと
呼ばれる設定ファイルを以前のものに戻すというような処理です。
あなたがインストールしたソフトの情報やあなたがいじった設定などは、
Windowsが終了するときに、レジストリのファイルに書きこまれ、
保存されます。
Windows XPの場合は、自動でレジストリファイルのバックアップを行って
いるので、数日前にシステムを復元すれば、自分がした作業がキャンセル
されて、数日前の状態に戻るわけです。
この場合、作成したワードやエクセルのファイルは削除されませんので
ご安心ください。
しかしながら、ハードディスクの不調などが原因の場合は、システムの
復元を行っても、まったく問題は解決しません。
また、ウイルスなどに感染したファイルを元に戻すことはできません。
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リカバリーは定期的にやるものです。
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「リカバリーなんてやったことがない」という人がいます。
パソコンの初心者ならまだしも、中級者レベル(2〜3年程度の使用歴)
になれば、リカバリーにチャレンジすることも大切です。
「リカバリーができる」ということは、かなりのパソコンの知識を必要と
するので、それだけでかなりの勉強になります。
実は「リカバリー」という処理自体はどれほど難しいものではありません。
難しいのは、今あるデータや設定をいかにバックアップするか
という点と、
リカバリー後に、元の状態まで戻せるか
という点です。
特に、インターネットやメールの設定、プリンタの設定、Windows Update、
セキュリティの設定、各種ソフトの設定などを元の状態に戻すということ
は本当に大変な作業です。
しかし、一度その手順をマスターし、それをノートに記録しておけば、
パソコンはいつでも購入時のスイスイ動く状態に戻るということなのです。
データを日ごろから外付けのハードディスクなどに保存しておけば、
リカバリーは設定だけで済むので、かなりスムーズに行えます。
よく、バックアップにDVDを使用する人がいますが、大容量のデータに
なると作業効率が悪いので、かならずUSB接続の外付ハードディスクを購入
してからリカバリーを行うようにしてください。
DVDに保存したから安心と思っていると、そのDVDが読めない!
なんてことはよくある話です。
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ハードディスクの交換ができるようになれば最強です
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どんなにリカバリーしても調子が悪いという場合があります。
そのような場合は、
「パソコンを買い替えなきゃだめかなあ」と考えがちです。
でも、もしあなたがハードディスクを交換できる技術をもっていれば
「パソコンを買い替える必要はなくなります」
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ハードディスクの交換は、決して簡単ではありません。
ドライバーを片手に、四苦八苦しながら慎重に行わなくてはいけない
からです。
もし、デスクトップパソコンであれば、ハードディスクの交換はそれほど
難しくはありませんが、ノートパソコンの場合はかなり修行がいります。
ハードディスクは年々価格が下がってきているので、単品ではかなり
安く手に入れることができます。
もちろん、新品を買う必要がありますが、
今日現在のソフマップ価格では、250GB程度で10000円くらいになって
いました。(500MBでも15000円というのには驚きましたが)
ちなみに、上記の価格は3.5インチハードディスク(デスクトップ用)の
価格で、ノートパソコン用の2.5インチハードディスクは、同じ容量だと
2倍〜3倍くらいの価格になります。
(ノートパソコンのハードディスクは高いんです!)
自分のパソコンのハードディスクを取り出したら、それを持ってお店に
行って同じタイプのものを購入すればいいんです。
ここで注意してほしいのは、ハードディスクには2つのタイプがある
ということです。
昔からあるのが「IDE」という規格で、たくさんのピンがついている
タイプです。
最近出てきたのが「シリアルATA」とういう規格で、こちらは小さな
端子があるだけです。
どちらのタイプになるかはパソコンごとに異なります。
また、購入時のハードディスク容量が80GBだったのに、買いに行ったら
同じ容量がないことがあります。
今やハードディスク容量はたえずアップしてきていますので、小さな容量
のハードディスクはすでに生産が中止になっています。
そういうときは、別に同じ容量でなくてもかまわないので、適度の容量の
ハードディスクを購入すればいいだけです。
新しいハードディスクに交換して、リカバリーディスクからリカバリーを
行うだけで、アッという間に新品のパソコンに戻ってしまいます。
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できれば、大きなデスクトップパソコンを買いましょう
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「トラブルに強いパソコン」=「でっかいパソコン」です。
小さくなればなるほど、トラブルに弱いと考えてください。
ハードディスクが何台もつめて、DVDドライブも増設できて、
メモリもたくさん増設できて、USB端子もたくさんあって、
ファンの大きくて、静かに回るパソコンが一番です。
こんなパソコンはさぞ高いとお思いでしょうが、
「でっかいパソコン」=「価格が一番安いパソコン」なんです。
パソコンは小さくなるほど、価格は上がるんです。
19インチディスプレイをつなげば、広いデスクトップになり、ゆったりと
した気持ちでパソコンを使うことができます。
2008/1/27 第164号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.