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    ◆◆◆◆ パソコンの分解物語 ◆◆◆◆
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前号のメルマガで書いたマックの故障・・・

これを突き止めるために、思い切ってiMacを分解してみました。

なんたって、起動はしないは、コロン、コロンという音がするわで、
あきらかにおかしいマック君です。

とうとう、手術台(床の上)に載せられて手術することになりました。


よ〜し、分解するぞ!と意気込んで、メス(ドライバ)を持って意気込んで
みたものの、さすがはマック君、どこから分解すればいいのやら・・・

トホホ・・・ということで、


こんなときに助けになるのが、インターネット。

同じように分解した経験のある輩がどこかにいるはず。


調べてみると、いました、いました。ご丁寧に写真入りでご説明してくれて
いる方がいるんですね。

http://too.site.ne.jp/Mac/Macintosh/MacLibrary/iMacDV/


でもよくよく調べて見ると、初代iMACと、2世代目iMacは分解の
仕方が異なるようです。


とりあえず、ドライバーでねじをとってから、裏面のプラスチックカバーを
はずせば、なんとか・・・・


いや〜、なかなかこのカバーが外れないのですね。


インターネットにも、このカバーを外すときにツメを折ってしまう人が多い
との指摘。


いったいどっちの方に力を入れれば、このカバーが取れるのかがわからない。


そこで、再度インターネットで調べて見ると、なんと写真に矢印が書いて
あって、その方向にカバーを動かせばいいとのありがたいご指摘。

やってみると、スルリとカバーが取れた。

と同時に、なにやら「破片」が飛んだ。

よくみると、カバー側ではなく、本体側のツメの一部が折れたようだ。

まあ、なんとか開いたのでいいことにするか・・・でもちょっと落ち込む。

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カバーを外してみると、そこにはなにやらダースベーダーばりのアルミカバー
があるではないか。

iMACは、熱を逃がすためのファンがない代わりに、こんなアルミカバー
が必要だったのかとちょっとびっくりしてしまった。

このアルミカバーを外すと、やっとマック君の内臓(マザーボード)が見えた。


そして、その上にはハードディスクが取り付けられているブラケットもある。


このハードディスクこそマック君の病気の原因と考えられるので、これを摘出
することにした。

4本のネジを取ると簡単に外すことができた。


で、取り外そうとしたら、どうも入り口にあるメモリのボードが邪魔で
ハードディスクが引っ張り出せないではないか。


仕方なく、メモリーも外してからハードディスクを引っ張りだした。


このハードディスクのメーカーは、知る人ぞ知るカンタム(Quantum)だった。

昔のマックはぜーんぶカンタムのハードディスクだった。

どうも調べて見ると、カンタムは、今ではマクスター(Maxter)という名前
に変わったとのことである。


ちなみにハードディスクメーカーで有名どころは、シーゲイト、マクスター
日立である。

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そこで、次はハードディスクの検査である。
検査では、このハードディスクが悪性か良性かを調べるのが目的だ。


このマック君のハードディスクの故障を調べるために、ウィンドウズXPの
パソコンを開けて、IDEケーブルといわれるハードディスクをつないでいる
ケーブルの途中にあるもう一つのハードディスク取り付け端子に、このマック
君のハードディスクをつなげた。


ここで少し説明しておくが、ウィンドウズもマックもIDEケーブルという
同じ規格でハードディスクをマザーボードにつなげているのだ。

このIDEケーブルには端と中間に別々のハードディスクを取り付ける部分を
もっていて、1本のIDEケーブルには2つのハードディスクが取り付けられ
るしくみになっているのだ。

今回は、ケーブルの中間部分にマック君のハードディスクをつなげたという
わけである。


ということで、準備完了。

ウィンドウズXPのパソコンの電源をONにすると、

ウィンドウズXPのパソコンの起動画面になるかならないうちに、

「コロン、コロン」という大きな音がマック君のハードディスクから起こった。

なんと、この「コロン」という音は、ハードディスクが壊れていたことで
生じた音だったのだ。


ということで、故障の原因が明らかになった。まさに悪性であった。

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ハードディスクが問題ということがわかったので、とりあえずマック君を
このまま、一晩バラしておくのはかわいそうと、もう一度元の状態まで組み
あげることにした。

なぜか、途中で1本のネジをなくしてしまった。内部に落ちてしまったが、
取り出せるほどマック君の体は広くない。マック君をさかさまにしても落ちて
こないところをみると、どこかの磁石にくっついてしまったようだった。

なんとか、縫合して、元の姿に・・・(でもハードディスクは空なのだ)

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次の日、家から手持ちの60GBのハードディスクを持ってきて、このマック
君に入れてみることにした。

さすがに分解は、ものの見事に3分程度の作業で終わった。

ハードディスクを取り付けて、元どおりに組み立てた。


これに命(OS)を入れると、再び復活するぞ〜。


そこで、OS9.2のCD−ROMを入れてマックを起動してみた。

ここで少し説明すると、マックというコンピュータはCD−ROMから起動
できるコンピュータで、この点がウィンドウズと全く違っている。

ハードディスクを初期化する段階で気付いたのだが、60GBあったはずな
のに、38GBという表示。

実は、マザーボードの特性によって、認識できるハードディスク容量が異なる
のだ。

この38GBを半分ずつにして、パーティションを分けて、それぞれ初期化を
行った。

これは、OS9.2とOSXを別々のパーティションに入れるためである。


最初のパーティションにOS9.2をインストールした後に、もう一つの
パーティションにOSXをインストールした。


ウィンドウズのOSのインストールと比較すると、マックのインストールは
とにかく簡単である。

ということで、無事インストールは完了。

再び元気に動くマック君になった。

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今回、マックを分解したわけだが、マックにせよ、古いウィンドウズにせよ
昔のコンピュータの方が、内部が複雑でとても高価な雰囲気がある。

最近のコンピュータは価格が安くなっていると同時に、内部はスカスカ状態
というのが多い。

機能は、最近のものが優れているのだが、古いコンピュータほど設計に苦労
した部分などが感じられて新たな発見をすることもある。

あなたも使わなくなって壊れたコンピュータがあったら、それを分解して
中身を見てみてはどうだろう。

部品さえ換えれば、復活するコンピュータはかなりあると思うのだが・・・。


2005/7/23 第45号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.