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◆◆◆◆ Vertual PCとマルチOSとマルチハードディスク ◆◆◆◆
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パソコン教室をやっていると、たまにですが昔のWindows98やMeなどの質問
や、昔のOfficeなどに関する質問もやってきます。

特に、会社などでは経費の関係ですべてのパソコンをWindowsXPに変更でき
ないこともあるので、ネットワークなどを構築するときに、OSごとの設定
などを覚えておくことも必要です。

ところが、WindowsXPのパソコンに慣れてしまうと、Windows98の設定方法
などが思い出せないことってよくあります。

かといって、昔のパソコンをとっておいて、わからなくなったらそれを起動
して確かめるというのは手間がかかりすぎます。

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一方、今月末に発売になるWindows Vistaという新しいOSがあります。

新しいOSの動きを確かめてみたいけど、今のWindowsXPを入れ替えると
もしかしたら不具合がでるかもしれないということもあります。

このようなときに1台のマシンで複数のOSを使用するという方法があります。


その方法には以下の3つの方法があります。

1つは「Vertual PC」というソフトを使用する方法。
2つ目は、「マルチOS」という方法。
最後の1つが、「マルチハードディスク」という方法です。


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 無料になったVertual PCソフト
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1つのWindowsの上で、別のWindowsがソフト上で仮想的に動くというソフトが
Vertual PCというソフトです。

私も数年前に、このソフトを購入して使っていました。

私が購入したのは、「Vertual PC 2004」というソフトで、
まさにマイクロソフトがその発売元です。

ところが、このソフトは1年ほど発売していたのですが、その後姿が見えなく
なって、絶版か!?と思っていたら、なんと無料でダウンロードできるソフト
になっていたのです。(ずるい!)

たぶん、Windows Vistaのベータ版の試験にあわせて無料化したようなのです
が、今だと無料でダウンロードできるんです。

http://www.microsoft.com/japan/windows/virtualpc/downloads/sp1.mspx

現在のバージョンはVirtual PC 2004 SP1となっているようです。

ちなみに、Vista発売後にもVistaに対応した新しいVertual PCが無料で
ダウンロードできるようです。


ただし、このソフトを使用する場合には以下のような制限があります。

(1)Windows 2000 Professionalもしくは、Windows XP Professional Edition
のOS上でしか動作しない。

(2)CPUがインテル系、もしくはAMD系のものでしか動作しない。

(3)メモリ容量や、ハードディスクの空き容量が十分である必要がある。

という点です。

特に、OSがWindows XP Home Editionだと動作しないので、多くの方はこの
ソフトを使用することができないと思います。

ちなみに、このソフトではMS-DOS以降のすべてのWindows OSが動作可能なの
ですが、それらのOSの製品版もしくは、アップグレード版を所持していないと
インストールすることができません。

通常のパソコンについているリカバリーCDなどは全く使用できません。

ということで、これまでのOSをきちんと製品版として購入している人だけが
使用できるソフトなので、無料でダウンロードできるようにしたのかも
しれません。

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このソフトでは、ハードディスク上にバーチャルマシンを作成して、
その中に別のOSを最初からインストールすることができます。

すごいのは、外部のプリンタやインターネットやメールなども、この仮想の
マシン上から使用することができるということです。

さらに、メモリが許せば、複数のバーチャルマシンを同時に起動することも
できます。

つまり、1つのデスクトップ上に別々のウィンドウがあって、そのウィンドウ
の中に別々のOSが存在しているといった具合です。

また、別々のOS間でファイルの共有なども可能です。

その昔、マイクロソフトのセミナーに行った時に、マイクロソフトの方が、
このVirtual PCを使用して、サーバーとクライアントの両方の画面を
同一の画面上で説明していました。

実際に使用してみるとわかるのですが、バーチャルの環境は、今ある本来の
Windows上で動作するので、動きはかなり遅くなります。

パソコンの性能が相当高くないと、快適に使うのは難しいと思います。

たぶん、性能面で言えば、ビデオカードの性能が要求されると思います。


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 マルチOSという方法
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マルチOSというのは、パソコンに内蔵しているハードディスクに何個かの
パーティションを作成して、そこに別々のOSをインストールするという
方法です。

この場合のポイントは、まず初めにハードディスクを必要数の
パーティションに分けておくことです。

Windowsの場合は、1つのハードディスク上に3つの基本パーティションを
持つことが可能です。

このパーティションに区切るという方法は、Windows 95,98,Meまでは
起動用フロッピーディスク内にあるFDISKというプログラムを使用できます。

一方、Windows 2000,XPなどは、OSのインストール過程でパーティションを
区切る画面が表示されます。

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マルチOSにするためには、古いOSから順序よく別々のハードディスクに
インストールしてゆくことが必要です。

ただし、Windows 95,98.Meなどは、ハードディスクの読み取り位置の
先頭からブート信号のある位置(MBR)までの距離が決まっているために
最初のパーティションにインストールする必要があります。

Windows 2000やXPになってからは、先頭のパーティションじゃなくても
インストールすることができるようになりました。

通常、WindowsのOSをインストールするのは、Cドライブと決まっているの
ですが、Windows 2000とXPからは、Cドライブ以外のドライブにも
インストールが可能となっています。

ここで注意するのは、パーティションで区切られたハードディスクの
フォーマット形式をOSごとに変更する必要があることです。

ハードディスクのフォーマット形式は,
MS-DOS,Windows 3.1,Windows NT,Windows 95は、FAT16という形式
Windows 98,Windows Meなどは、FAT32という形式
Windows 2000,Windows XP,Windows Vistaなどは、NTFSという形式
となっています。

パーティションごとに、区切ってインストールすれば、

最初のパーティションにWindows 98を入れ、
次のパーティションにWindows XPを入れ、
3つめのパーティションにWindows Vistaを入れることができると思います。

ちなみに、VistaはインストールディスクがDVDとなっていて、DVDを入れて
再起動すれば、自動的にインストールが始まるというなんとも簡単な仕組み
になっています。

インストール過程で、別のパーティションを選択してインストールをすれば
いいだけです。

恐らく、このようなマルチOSにすれば、起動画面でOSの選択画面が表示
されるようになり、そこで起動したいOSを選択することになると思います。


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 マルチハードディスクを使おう!
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前置きが長くて難しかったのですが、ここまで読んでこられた方に感謝します。


前の2つの方法に比べると、このマルチハードディスクという方法は
かなり簡単なので、一般の方にも十分試してもらえるのではないかと思います。

この方法の特徴を簡単に言えば、必要なOSごとに、ハードディスクを交換
するという方法です。

デスクトップのパソコンであれば、ハードディスクを交換できます。
もし、あなたのパソコンが2台以上のハードディスクを内蔵できるのであれば
もう1台の増設したハードディスクに別のOSをインストールして、
ケーブルを差し替えることで、OSを別々に使うということができます。

もちろん、いちいちパソコンの筐体を開けてケーブルを差し替えるのは面倒と
いう方のために、カートリッジ方式でハードディスクをワンタッチで入れ替え
できる装置も売っています。

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ところが、最近さらに進化した使い方が生まれてきました。
この進歩は、ハードディスクの進歩によって生まれたものです。

これまでのハードディスクはIDEケーブルというケーブルでマザーボードに
接続されていました。

このIDEケーブルというのは多くの信号をパラレルで送信するために、
そのケーブルの幅が大きく、ノイズ対策のために長さを長くすることが
できないものでした。

これに対し、1年ほど前からシリアルタイプの細いケーブルでハードディスク
をマザーボードに接続できるタイプが生まれてきました。

これが、シリアルATAというハードディスクのタイプです。
(以前のハードディスクは単にATAとか、ウルトラATAとかいいます。)

このシリアルATAのハードディスクを持つパソコンは最近増えてきている
ようですが、従来のパソコンではこのシリアルATAのハードディスクを
使用することができません。

このシリアルATAは、シリアルケーブルでマザーボードと接続できるために
いろんな利点が生まれています。

(1)ケーブルが長くてもいい

(2)速度が速い

というような利点です。

さらに最近、画期的な周辺機器が発売されてきています。

それは、シリアルATA増設カードです。

このカードのことを、通称 eSATA(External SATA)と呼ぶようです。

このカードにはデスクトップ用の増設カードとノートパソコン用のPCカード
の2種類があります。

●IOデータ

ESA-PEX \6100 (eSATAカード)
内蔵Serial ATAコネクタを持たないデスクトップPC用
先進のExternal SATAで300MB/sの高速転送
http://www.iodata.jp/prod/interface/ide/2006/esa-pex/index.htm

ESA-PCI \4200 (eSATAカード)
内蔵Serial ATAコネクタを持たないデスクトップPC用
先進のExternal SATAで150MB/sの高速転送
http://www.iodata.jp/prod/interface/ide/2005/esa-pci/index.htm

HDC-UX250 \20000 (eSATA対応外付けハードディスク)
eSATAインターフェイスで超高速、さらにOSブートも可能
eSATA&USB 2.0/1.1対応 外付型ハードディスク
http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2005/hdc-ux/index.htm

●バッファロー

IFC-PCI7ESAU2 \4200 (eSATAカード)
PCI1スロットで「eSATA」「内蔵Serial ATA」「USB2.0/1.1」をまとめて増設
http://buffalo.jp/products/catalog/item/i/ifc-pci7esau2/index.html

IFC-PCIE-ATS2 \5300 (eSATAカード)
PCI Expressバス対応、
高速データ転送規格eSATA(外付型SerialATA)を2ポート搭載!
http://buffalo.jp/products/catalog/item/i/ifc-pcie-ats2/index.html

IFC-CB2ES \4700 (eSATAカード、ノートパソコン用)
ノートパソコンに高速な「eSATA」接続機器を増設できる! 
eSATA外付HDDからの起動も可能
http://buffalo.jp/products/catalog/item/i/ifc-cb2es/

HD-HB250S \25300 (eSATA対応外付けハードディスク)
高速接続規格「eSATA(外付Serial ATA)」による外付ハードディスクが登場!
外付でありながら内蔵ドライブ並みの高速性能を実現!
http://buffalo.jp/products/catalog/item/h/hd-hbs/index.html

つまり、シリアルATAのハードディスクを外付けハードディスクとして
使用できるのです。

このような仕組みを使用すると、外付けのシリアルATAハードディスクに
別のWindowsのOSをインストールしておけば、そこから起動することができる
ということです。

これまでの外付けハードディスクといえばUSBタイプのものが主流ですが、
これから出てくるシリアルATAタイプのハードディスクは、まさにOS自体
を保存することができるのです。

別々のOSでなくても、同じOSを2つ以上持つことができるので、
内蔵ハードディスクが不調に陥ったときなどに、外付けのシリアルATAの
ハードディスクから起動して、内蔵ハードディスクの修復やデータのバック
アップなどができます。

恐らく、今最もホットな使い方としては、Windows XPのパソコンにこのカード
を増設して、外付けのシリアルATAハードディスクにWindows Vistaを
導入するのがいいと思います。


2007/1/14 第115号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.