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     ◆◆◆◆ 参議院選挙結果を分析 ◆◆◆◆
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データベースソフトは、データがたくさんあればあるほど、いろんな角度
から分析ができます。

そういう意味では、選挙結果というのはとてもいい材料になるんですね。

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 アクセスのピボットグラフ機能
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Access2000から、Access2002にバージョンが上がったことで、新しく追加
された機能が「ピボットグラフ」です。

「ピボットテーブル」や「ピボットグラフ」というのは、もともとエクセル
の機能としてあったものですが、これがアクセスに追加されたことは、
とても重要な意味があるんです。

一言で言えば、エクセルのピボットテーブルやピボットグラフが「静的」
であったのに対して、アクセスのそれは「動的」になっています。

すなわち、エクセルのピボットテーブルやピボットグラフでは、
元データとのリンクというものはなく、集計されたデータは
固定されたデータとして取り扱われるという性質のものでした。

これに対して、アクセスのピボットテーブルやピボットグラフは、
絶えず追加されてくるデータに対して、動的に対応できるテーブルやグラフ
を提示できるという点で優れています。

もちろん、グラフ機能はエクセルの簡便さを引き継いでいますので、
エクセルでピボットテーブルやピボットグラフを作成してことのある方は
簡単に操作ができます。


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 年齢別の当選率
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年齢範囲  立候補者数  当選者数  当選率
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30-34歳    21人      5人   23.8% △
35-39歳    30人     11人   36.6% ○
40-44歳    57人     23人   40.4% ◎
45-49歳    49人     21人   42.9% ◎
50-54歳    45人     11人   24.4% △
55-59歳    71人     20人   28.2% △
60-64歳    58人     15人   25.9% △
65-69歳    29人     10人   34.5% ○ 
70-74歳    12人      5人   41.7% ◎
75-80歳     5人      0人    0.0% ×
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全体     377人     121人 32.1%

簡単に言えば、3人に1人が当選し、2人が落選ということですが、
40〜44歳、45〜49歳、70〜75歳の当選率は40%以上になっていて
かなり高いのが特徴です。

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 男女別の当選率
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●男性の場合

年齢範囲  立候補者数  当選者数  当選率
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30-34歳    15人      4人   26.7% △
35-39歳    20人      7人   35.0% ○
40-44歳    42人     15人   35.7% ○
45-49歳    39人     20人   51.3% ◎
50-54歳    29人      7人   24.1% △
55-59歳    52人     17人   32.7% ○
60-64歳    50人     13人   26.0% △
65-69歳    24人      7人   29.2% △
70-74歳    10人      5人   50.0% ◎
75-80歳     5人      0人    0.0% ×
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全体     286人     95人 33.2%


●女性の場合

年齢範囲  立候補者数  当選者数  当選率
----------------------------------------------
30-34歳     6人      1人   16.7% △
35-39歳    10人      4人   40.0% ◎
40-44歳    15人      8人   53.3% ◎
45-49歳    10人      1人   10.0% △
50-54歳    16人      4人   25.0% ○
55-59歳    19人      3人   15.8% △
60-64歳     8人      2人   25.0% ○
65-69歳     5人      3人   60.0% ◎
70-74歳     2人      0人    0.0% ×
75-80歳     0人      0人    0.0% ×
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全体      91人     26人 28.8%


男女の違いでみると、まだ男性の方の当選率のほうが4%程度高い傾向に
はあります。

ただ、不思議なのは男性は45〜49歳、女性は40〜44歳の当選率が非常に
高いという点です。

また、男性の70〜74歳、女性の65〜69歳も同様に高い当選率です。

どうも、男性と女性の当選率の傾向は5歳ほどの差があるようですね。

それと、70歳以上では女性は当選していないし、75歳以上では男女にかか
わらず当選していないことがわかります。

この結果を見ると、150歳まで生きるといわれているドクター中松さんは
まず当選することは難しいだろうと思われます。


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 党派別の当選率(男女別)
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次に政党別の男女の当選率を見てみましょう

党派    当選男性  当選率 当選女性 当選率
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自民党   29人(70人) 41%    8人(13人)  62%
民主党   46人(61人) 75%   14人(19人)  74%
公明党    8人(18人) 44%    1人( 4人)  25%
共産党    2人(41人)  5%    1人(22人)   5%
社民党    2人(17人) 12%    0人( 6人)   0%
国民新党   1人(16人)  6%    1人( 7人)  14%
新党日本   1人( 3人) 33%    0人( 0人)   0%
共生新党   0人( 4人)  0%    0人( 1人)   0%
9条ネット  0人( 8人)  0%    0人( 1人)   0%
維新政党   0人( 3人)  0%    0人( 0人)   0%
女性党    0人( 0人)  0%    0人(12人)   0%
諸派     0人(16人)  0%    0人( 1人)   0%
無所属    6人(29人) 21%    1人( 5人)  20%
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傾向としては、自民党においては、女性の方が当選率が高いですね。

民主党は男女とも75%程度で非常に高いですね。

それにしても、共産党の男性41人、女性22人の立候補に対して、
当選3人というのは、あまりにも効率が悪いと思われます。


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 比例区の選挙方式って知ってますか?
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今回の参議院選挙でよくわからなかったのが比例区での当選方式でした。
個人の名前でもいいし、政党名でもいいということですが、一般の方は
どのような投票をしたのでしょうか?

インターネットで調べてみたら以下のようなことがわかりました。

今回の比例区の投票率は58.63%で投票者数は約6080万人でした。

このうち、189万人(約3.2%)が棄権投票を行っていて、実質の有効な
票は、約5891万票でした。

このうち、政党名を書いた人と直接名前を書いた人はどれくらいなのか
というと

政党名を書いた人・・・41537073人(70.5%)
名前を書いた人・・・・17376611人(29.5%)

つまり、30%くらいの人が直接名前を書いたということのようです。

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問題は、比例区の定数48人に対して、どのように当選が決められたか
という点です。

私は選挙管理員でもなんでもないので、予想するしかありませんが、
たぶん以下のようなことになるのではないかと思います。

1.名前を書いた人も政党に入れていることは明白なので、政党の総得票数
  をまず計算する。

2.全体の有効票数に対する政党の得票率を定員数に掛けて、当選人数を
  決める。

3.名前による得票の順番により、政党内での順位が決められて当選者が
  確定する。

という手順です。

1と3はいいのですが、2については実際にやってみると以下のような結果
になるんですね。

比例区の定員数:48人

政党     得票総数   得票%  当選者比率  端数を切捨
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自民党    16544697票  28.08%  13.48人   13人
民主党    23256242票  39.48%  18.95人   18人
公明党     7765324票  13.18%   6.33人    6人
共産等     4407937票   7.48%   3.59人    3人
社民党     2634717票   4.47%   2.15人    2人
国民新党    1269221票   2.15%   1.03人    1人
新党日本    1770697票   3.01%   1.44人    1人
共生新党    146987票   0.25%   0.12人    0人
9条ネット   273755票   0.46%   0.22人    0人
維新政党    170516票   0.29%   0.14人    0人
女性党     673591票   1.14%   0.55人    0人
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合計     58913684票  100.00%  48.00人   44人

単純に比率だけを定数の48人に掛け合わせても、小数点を切り捨てに
すると、44人になってしまって4人が宙に浮いてしまいます。

そこで、当選者比率に、一定の定数を掛け合わせて、丁度48人になるよう
に再計算を行っているようです。

政党    当選者比率   ×1.107   端数を切捨
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自民党    13.48人   14.92人     14人
民主党    18.95人   20.97人     20人
公明党     6.33人    7.00人      7人
共産等     3.59人    3.98人      3人
社民党     2.15人    2.38人      2人
国民新党    1.03人    1.14人      1人
新党日本    1.44人    1.60人      1人
共生新党    0.12人    0.13人      0人
9条ネット   0.22人    0.25人      0人
維新政党    0.14人    0.15人      0人
女性党     0.55人    0.61人      0人
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合計     48.00人            48人

といった具合に、1.107という定数を当選者比率に掛け合わせることで
丁度48人の定数に達しました。
(このあたりの計算が一番難しいと思います)

このとき、少し可哀想なことが起きます。

もう少しあれば、1人当選できたという党があります。

今回では、共産党の3.98人というのはとても惜しい結果です。
また、自民党の14.92人や民主党の20.97人というのも惜しいですね。

逆に公明党の7.00人という結果はとてもラッキーです。

一人も当選しなかった党でも、どれくらいの人が支持してくれているんだ
ということがわかるので比例の結果はそれなりの意味があると思います。


2007/8/5 第141号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.