━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ パソコンのウソとホント ◆◆◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なぜだかわからないけど、昔からウソとホントは同居している。
「それって、ぜーんぶウソ」というウソは詐欺となるが、
全部が全部ウソじゃなくて、少しでもホントが含まれると、
「ウソを付いたわけじゃない」という弁明ができる。
逆に、「それって、ぜーんぶホント」なんていうと、
必ず、誰かさんから、
「絶対、どこかにウソがあるでしょう」なんてあらぬ疑いをかけられて
「申し訳ございません」などと誤るはめになる。
つまり、
ウソ30%+ホント70%の場合でも、「うそつき」といわれる。
ウソ10%+ホント90%の場合でも、「うそつき」といわれる。
ウソ100%+ホント0%の場合は、「詐欺」か「フィクション」といわれる。
だいたい、ヨン様だろうが、トム・クルーズだろうが、
出ているドラマや映画はすべてフィクションであり、はっきり言えば
100%ウソのドラマや映画だ。
でも人々は、そんなドラマや映画に感動して涙を流すのある。
ぜーんぶウソの世界のドラマや映画には涙を流して絶賛するのに、
現実社会の小さなウソには、それみたことかと反応して、文句をいいたがる。
人とは、なんと不思議なものかとつねづね思いますね。
==================================================
そろそろ、パソコンのウソとホントのお話に入ります。
1. パソコンのCPUの速度が2.4GHzあります。
2. この光ブロードバンドの速度は100Mbpsあります。
3. このプリンタは、5760×1440dpiの解像度で印刷します。
4. このカメラは500メガピクセルで撮影できます。
大体、子供には学力低下などと言って、「もっと勉強しなさい」なんて
親に限って、実は算数や数字にはもっぱら弱いのが現実。
子供の学力低下より、大人の学力低下のほうがずっと問題だと思いますね。
意外と、分数が計算できない大人って多いようです。
僕が子供の頃にはみんな「そろばん塾」に通っていたけど、最近は
再び「そろばん」が見直されてきているようなんです。
暗算なんて、電気がなくても頭で計算できるわけですからすごいですよね。
========================================
1. パソコンのCPUの速度が2.4GHzあります。
========================================
ちなみに、CPUの速度の2.4GHzというのは、CPU(Central Processing Unit)の
クロック周波数が2.4GHzということです。
このクロック周波数が2.4GHzというのは、2400,000,000(24億)回の計算を
1秒間にできるということです。
う〜ん、確かに速そうだ!と思うよりは、要するに速いのね!といいたい
人の方が多いと思います。
ちなみに、Windows98の頃のパソコンのCPUは500MHzくらいだったので、1秒間
に5億回程度だった。最近では、2.4GHzくらいが主流なので、簡単にいえば
約5倍のスピードになったといえるが、CPUの内部の性能も上がっているので
体感速度はそれ以上のものがある。
ところが、パソコンの性能というのはCPUの性能だけで決まっているものじゃ
ないんです。どんなに頭のいいトップがいても、その下で働く社員がその
スピードで動いてくれなければ、仕事はやはり遅れてしまいます。
パソコンを購入するときに、大切なのはCPUのスピードもそうですが、
搭載しているメモリ容量、ビデオカードの性能がとても大切になります。
===============================================
2. この光ブロードバンドの速度は100Mbpsあります。
===============================================
100Mbpsというのは、デジタル信号の転送速度のことです。
100Mbpsというのは1秒間に100,000,000(1億)個の信号を送ることができる
性能のことです。
bps= bit per second (bitというのは0または1の信号1個のこと)
当然、光の信号を発信するところは、100Mbpsのスピードで送信していたと
しても、あなたのパソコンに来るまでに、いろんな交換機を通っていますので
100Mbpsのスピードが出るというわけではありません。
この速度がガクッと落ちてしまうのは、あなたのパソコンに入ってからだという
ことをよーく知っておいてください。
ちなみに、100Mbpsをまともに受け取れるパソコンは、最新のパソコンを持って
しても、それほどあるわけではありません。
個人的にはパソコンとブロードバンドの対応表をブロードバンド業者は
提供すべきだと思っています。(ちなみに、下は僕の意見です)
Windows95のパソコン・・・アナログ電話接続で十分
Windows98,Me,2000のパソコン・・・1.5M〜30MbpsのADSLで十分
WindowsXPのパソコン・・・1.5M〜100MbpsのADSL,光で十分
(マックがなくてすみません)
======================================================
3. このプリンタは、5760×1440dpiの解像度で印刷します。
======================================================
確かに、最近のプリンタはきれいになりました。
でも、横方向の解像度が5760dpiというカタログ表現はすごいですね。
ちなみに、1440dpiというのは縦方向の解像度です。
dpiという単位は、dot per inchという表現です。
inch(インチ)は2.54cmという長さの単位です。
5760dpiの解像度というのは、1ドットの点が、0.00440972mmの直径を持って
いる点であるということです。
ちなみに、0.0044mm=4.4μm(ミクロン)という大きさです。
(ちなみに、人間の目の解像度は0.1ミリ程度だと言われています)
どうせ、すごーく小さいんでしょう!という意見だと思いますので、
A4サイズの紙にフチなし印刷をする場合を例として説明します。
A4サイズの紙の横幅は210mm、縦は297mmあります。
この紙に、5760×1440dpiで印刷すると、
横方向に47622個の点、縦方向に16837個の点となり、
A4前面では801,811,614個(約8億個)の点の数となります。
ほんとうに、ご苦労なことですね。
残念ながら、これらのプリンタの解像度を忠実に再現できる紙はまだ開発
されていません。
=============================================
4. このカメラは500メガピクセルで撮影できます。
=============================================
500メガピクセルという表現は全くのダメ表現です。
デジカメの写真のサイズというのは、横4に対して、縦3という比率で
撮影されるのが一般的です。
320×240(76,800)・・・一般の携帯電話のカメラのサイズ
640×480(307,200)・・・メールで送る写真のサイズ(30万画素)
1024×768(786,432)・・・パソコンで見るサイズ(80万画素)
1600×1200(1,920,000)・・・L,2Lサイズの写真印刷(200万画素)
2048×1536(3,145,728)・・・A4サイズの写真印刷(300万画素)
2592×1944(5,038,848)・・・A3サイズの写真印刷(500万画素)
3072×2304(7,077,888)・・・ポスター写真など(700万画素)
はっきり言って、普通の人は200万画素で十分です。
でも、こんな数字にだまされてはいけません。画素数とカメラの性能には
正しい比例関係があるわけではありません。
以下のページを見てください。
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissd/catalog/index01.html
このページにあるのが、レンズから入ってきた画像を捉えるCCDという
ものです。
左側が、皆さんが持っているデジカメのCCD、右がCanon EOS Kissの
CCDです。
じぇんじぇん違うでしょう。左のCCDの700万画素と、右のCCDの
700万画素じゃあ、全く比べ物にならないことがわかっていただけると
思います。
要するに、デジカメの一番大切な性能はCCDのサイズであって画素数で
はありません。また、レンズ部分が大きいほど、光が集めやすいですから
レンズのサイズや質などが本当の性能になります。
-----------------------------
いろんな知識の積み重ねで、ウソとホントが見分けられるようになります。
ウソやホントの判断を人だのみにしてはいけません。
某テレビ番組に影響されて、体にいい食品を毎週買いあさっている方も
よーく考えてみることをオススメします。
2005/8/14 第47号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.