●Core 2 Duo搭載のパソコンが出てきた!
いよいよインテルは、新しいアーキテクチャを持つCPUを市場に出して
きました。
これまでのPentiumやCeleronプロセッサーに加えて、
インテルは、「Core Duo」「Core 2 Duo」「Core 2 Extreme」プロセッサー
を開発しました。
この新しいプロセッサーの特徴は
1.デュアルコアプロセッサーである。(2つのCPUコアを持つ)
2.省電力で動作する。
ということです。
これまでの「Pentium Extreme」や「Pentium D」プロセッサーも
デュアルコアプロセッサでしたが、さらに2つのコアどうしの連携が
最適化されて、さらに省電力設計になったプロセッサのようです。
恐らく、今年の12月に発売されるVista対応のパソコンに搭載されてくる
のではないかと予想されます。
●CPUの新しい流れ
http://www.intel.co.jp/jp/developer/technology/mooreslaw/index.htm
上記のページは、インテルの創業者のゴードン・ムーアが予言した
「ムーアの法則」を説明したページです。
ムーアの法則というのは、CPUに内臓されるトランジスタの個数が
指数関数的に増加するという法則です。
ところが、トランジスタの集積や、クロック数については、
近年になって、ある意味、物理的な限界に来ているという考え方が
生まれています。
このような中で、インテルは全く新しいCPUの開発を2000年以降に始めま
した。
それが、「マルチコア」という考え方です。
つまり、今までのCPUを並列に複数個並べて、処理を行うという方式です。
現時点では2つのコアを持つデュアルコアですが、これをさらにマルチに
増やしていくということを考えているようです。
今回、発売されたCore 2 Duoプロセッサのクロック数は、従来のPentium
プロセッサに比べると遅くなっていますが、プロセッサ全体の処理能力は
Pentiumより優秀なレベルにあるということのようです。
●2015年を目標にインテルの開発は進んでいる。
インテルでは、「プラットフォーム2015」という長期的なビジョンを
もって、CPUの開発を行っています。
このような長期的な考え方が、30年以上、CPUのナンバーワンメーカー
として業界をリードしてきたのではないかと思います。
日本とアメリカを比較したとき、一番の大きな違いは、このような視点で
商品の開発や、研究を行っているかどうかという点だと思います。
どんなに小さな会社でも10年後の姿をイメージするということは
大切なことだと思います。
2006/11/12 第107号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.