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    ◆◆◆◆ ミニノートとソリッドステート ◆◆◆◆
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最近新しく耳にする言葉に、「ソリッドステート」という言葉があります。

単純に訳すと「個体状態」となるのですが、電気関連の言葉で、その意味は、

「半導体素子でできている」という意味のようです。


コンピュータのデータを蓄えている装置は、ここ数10年で大きく変化して

きました。


古い順に列挙すれば、「磁気テープ」「磁気ディスク」「フロッピー

ディスク」「HD(ハードディスク)」「CD(コンパクトディスク)」

「MO(光磁気ディスク)」「DVD」などです。

これらのデータ保存メディアの特徴は、「モーターによって動く回転体」で

あることです。


このような駆動モーターを必要するタイプから最近ではデジカメのメモリー

のような「フラッシュメモリー」タイプの記録メディアにシフトしていると

言えます。


特にSDカードは大容量化が進んできて、16GBまでの容量があるSDHC

という規格のものまで登場しています。


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 ソリッドステートドライブの登場
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通常ドライブといえばモーターで動く装置を意味しています。ところが最近

フラッシュメモリそのものをハードディスクドライブの代わりに使うという

新しいタイプのドライブがミニノートで登場してきました。

そのドライブを「ソリッドステートドライブ(SSD)」と呼んでいます。


このソリッドステートドライブの特徴は、

(1)モーターを使用しないので低電力で動く。

(2)読み込み速度がハードディスクより高速である。

(3)外部からの衝撃に強い。

(4)小型化できる。

(5)耐久性があり劣化しない

というものです。

欠点としては、

(1)まだ価格が高い。

(2)書き込みソフトがハードディスクより遅い。

(3)規格が統一化されていない。

(4)まだ大容量のものが少ない。

ということです。


今後は、ハードディスクに代わるメディアとして注目されてゆくことは

間違いないと思います。


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 ミニノートにはCDドライブがない
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ご存じだと思いますが、ミニノートにはCDドライブが付属していません。

ですからソフトのインストールには外付けのCDドライブが必要です。

外付けCD/DVDドライブは10000円〜15000円程度で購入することができ

ますが、ミニノートのためにわざわざ購入するのはもったいないと考えて

いる方も多いと思います。


CDの内容をUSBメモリなどにコピーして、そこからインストールできる

ソフトもありますが、インストール時にCDを認識しないとインストール

できないソフトもありますので、やはり外付けCDドライブはもっておいた

ほうがよさそうです。


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 ミニノートでもバッテリーの駆動時間が短いものがある
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ミニノートは、重さが1kg前後のものが多いのですが、バッテリーの駆動時間

については機種によりさまざまです。

通常のノートパソコンのバッテリー駆動時間のスペックは、2時間と書かれて

いても実際には1時間程度しかバッテリーが持たないものも多くあります。

ミニノートについても、実際に使ってみないと本当のバッテリー駆動時間は

わからないので、スペックだけで判断できるわけではありません。


ノートパソコンと同じハードディスクを装備しているミニノートでは、

ハードディスク容量が大きいのはうれしいのですが、やはりバッテリーの

駆動時間は短くなります。


これに対して、SSDドライブを採用しているミニノートは容量は小さいの

ですが、バッテリー駆動時間はかなり長くなっているようです。

また、CPUにインテルのAtomプロセッサーを用いているものは、消費電力が

小さくバッテリーの駆動時間が長いものが多いようです。


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 キーボードは使いにくいものが多い
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ミニノートのキーボードは、そのほとんどが使いにくいと思います。

特にキーの配置が通常の配置と違うものが多いので、最初は戸惑ってしまう

ものが多いようです。

私が購入したEeePCでも「半角/全角」キーの配置が本来の日本語キーボード

の配置と違うので使いにくさを感じました。


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 ディスプレイは縦方向の解像度がもう少しほしい
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最近発売されているミニノートのディスプレイの解像度は1024×600です。

メールやインターネットではそれほど気にならないのですが、ワードや

エクセルを使う場合は、縦の解像度は768ピクセルはほしいところです。


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 オンラインストレージを利用できるものがある
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オンラインストレージとは、インターネット上にデータを保存できる

スペースを提供するサービスのことです。

メールなどの容量の大きいファイルを転送する場合、5MBを超えると

相手にうまく届かないことがよくあります。このような場合は、

インターネット上にそのファイルをアップロードして、そのファイルを

別の場所からダウンロードすることで、安全に転送することが可能です。


ミニノートの中には、このオンラインストレージを無料で利用できるものが

あります。(EeePCやDELLのミニノートで可能です)


このオンラインストレージへのアクセスはソフト上から行い、

IDとパスワードを一旦セットすれば、あたかも自分のパソコンの中にある

1つのドライブのように使えます。


このアクセスソフトを自分の持っているデスクトップパソコンやノート

パソコンにインストールしてIDとパスワードをセットすれば、オンライン

ストレージを共有して使うことができ、簡単にコンピュータ間のデータの

やり取りができるようになります。


このような技術はミニノートだけでなく、一般のパソコンでも今後普及して

ゆくかもしれません。


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 リカバリーの方法は?
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ハードディスク搭載タイプのミニノートの場合は、ハードディスク内に

リカバリー領域を確保しているタイプが多く、ハードディスクからリカバリー

することが可能です。

一方、SSDを記録装置として持っているミニノートの場合はリカバリーCD

が付属していることが多いようです。

この場合は、どうしても外付けのCDドライブが必要になります。


SSDの場合は、ハードディスクに比べて、読み込み速度は速いのですが、

書き込み速度が遅いので、リカバリーに多少時間がかかるようです。


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 Windows XPとWindows Vista
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ミニノートパソコンの場合、今後もマイクロソフトはWindows XPを供給して

ゆくことを約束しています。

これは、スペック的に軽いXPの方がミニノートでは有利だと考えた結果だと

思います。ただし、Windows XPからVistaにアップグレードできるかという

ことについては、スペック的なことを考えるとやめたほうが無難なような

気がします。(やっている人も結構いるようですが・・・笑)


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 イーモバイルと絡めた販売戦略をどうみるか
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よく店頭では「イーモバイルとセットで100円」なんて販売をしていますが、

一見して得に思えることには必ずからくりがあります。

私もEeePCを購入したときに、イーモバイルとセットで購入したので、

そのからくりを理解することができました。


ミニノートの本来の価格は5万〜7万程度なのですが、これにイーモバイル

の高速無線端末をセットにして初期費用100円〜20000円程度で購入できる

ようになっています。


イーモバイルの無線契約は2年間の契約で月額で2900円〜6880円という契約

になっています。(スーパーライトデータプランにねんMAX)

高速無線を全く使わないと2900円なのですが、使用頻度に応じて料金が加算

され、最高で6880円が上限となります。6880円までなった段階ではどんなに

高速無線を使ってもこの料金以上はかかりません。


そこで、まったく高速無線を使わないで2年間の支払いをした場合と、

毎月フルに高速無線を使った場合とで料金を比べてみます。

(1)2900円×12か月×2年=2900円×24か月=69600円

(2)6880円×12か月×2年=6880円×24か月=165120円

となります。

(1)の場合は、ミニノートパソコンとイーモバイルの無線端末をそのまま

定価で購入した料金になります。

(2)の場合は、(1)の場合より約10万円ほどが高速無線通信料として

加算されていることになります。


もし2年以内に解約した場合は、69600円からそれまでに月々2900円を支払

った分を差し引いた額を一括して支払う必要があります。


このように、たとえ初期費用が安くても支払う額は同じか、それ以上になる

ので、よく考えて購入することが大切です。


また、イーモバイルは都市圏では無線がつながりますが、地方ではまだまだ

つながらないことが多いので、エアーエッジなどの無線端末の方がいい方も

多いと思います。


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 ミニノートは外部ディスプレイに接続できる
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意外なのですが、ミニノートのビデオ出力はかなり優秀です。

外部ディスプレイを接続すれば、デスクトップパソコン並みの解像度で

表示を行うことが可能です。

たとえば、学会の発表やプレゼンなどでプロジェクタを使用している場合は

ミニノートを使うことができます。

また、自宅では、ミニノートに通常の液晶ディスプレイとUSBキーボードや

マウスをつなげば、一見してデスクトップパソコンのような使用方法も

可能になります。


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 無線LAN機能が高い
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これは、デルコンピュータのページでユーザーからの声で見かけたのですが

通常のノートパソコンの無線LANよりもミニノートの無線LANの感度の

方がいいそうです。

これは、モバイルを想定した設定になっているために、内臓の無線機器が

標準で高い性能のものを採用しているのかもしれません。


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 今後のミニノートの行方
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今はブームということで店頭に並んでいるミニノートなのですが、

今後はどうなってゆくのでしょうか?

先ごろ、富士通やNECなどの大手メーカーもとうとうミニノート市場への

参入を発表しています。もともと利益率の低いミニノートに大手が参入する

ことで、ミニノートの高機能化と低価格化が進むと期待する声もありますが、

本当にミニノートの需要があるのかと考えると、その部分は不明です。


単に、安いパソコンということで消費者が飛びついているだけということで

あればブームはすぐに終わってしまうかもしれません。


一方で、ミニノートで開発されたSSDやオンラインストレージの技術が

進化することで、これまでのノートパソコンの重さを軽くすることができ、

新しいノートパソコン市場が開拓できる可能性もあります。


2008/10/19 第195号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.