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   ◆◆◆◆ 無線の周波数を知ってますか ◆◆◆◆
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周波数なんて言葉を聞くと、めまいがするという方もいるかもしれませんが
私たちの生活の中はいろんな周波数の声や電波や光で満ち溢れています。


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 電気の周波数
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よく耳にするのが、50Hzと60Hzというものです。

東日本は50Hz、西日本は60Hzという周波数で交流100Vの電気が供給されて
います。

この50Hzというのは、1秒間に50回の電圧の波があるということです。

ちなみに、外国はどうなっているかといえば、

中国、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、インドネシア
ドイツ、イギリス、チェコ、ポーランドなどは50Hzです。

これに対して、アメリカ、カナダ、メキシコなどは60Hzです。

電圧はそれぞれの国で異なるのですが、周波数は50Hzもしくは60Hzという
のが世界の基準になっています。

世界の国の中でも、50Hzと60Hzが両方共存している国はとてもめずらしい
のですが、これは、日本が発電設備を当初輸入に頼っていて、
東日本はアメリカから輸入し、西日本はヨーロッパから輸入したことが、
このようなことになった理由です。

パソコンやその周辺機器は、交流を直流に変換して使用しているので、
50Hzや60Hzの周波数により影響されることはありません。


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 音の周波数
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音というのは、空気をある周波数に振動させることで、聞こえるものです。
周波数が低いと低い音に、高いと高い音になります。

空気中で音が進む速度は1秒間に340mほど進みます。

一方、海の中では水を伝って音が伝わります。
海中の場合、音の伝わる速度は空気中よりも速く、1秒間に約1500mほど
進むそうです。

一般に音の周波数は20Hz〜20000Hzと言われています。

人間の耳には聞こえない音もありますが、昆虫や鳥や動物などでは、
幅広く聞こえているようです。


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 電波の周波数
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音の周波数から、だんだん周波数をあげてゆくと電波の周波数になります。


■3000kHz以下の周波数

この周波数帯は、おもにAMラジオなどで使われています。

航空ビーコン、海上ビーコン・・・160〜405kHz

船舶無線電信・・・・・・・・・・405〜526.5kHz

AMラジオ(中波放送)・・・・・526.5〜1606.5kHz

漁業用ラジオ・・・・・・・・・・1632〜2000kHz

船舶・航空通信・・・・・・・・・2000〜3000kHz


■3000kHz〜30000kHzまでの周波数

この領域は短波放送、船舶・航空通信、アマチュア無線などで占められて
います。

漁業用無線・・・・・・・・・・・26175〜28000kHz

簡易無線・市民ラジオ・ラジコン・26175〜27500kHz


■30MHz〜335.4MHzまでの周波数

この領域は、FM放送やVHS放送などの領域と航空管制などの関わる通信で
使用されています。

FM放送・・・・・・・・・・・・76〜90MHz

TV放送(VHS:1〜3ch)・・・90〜108MHz

TV放送(VHS:4〜12ch) ・・170〜222MHz

2011年の7月でVHSのテレビ放送はなくなり、この周波数帯域は別の用途
に使われるようになります。


■335.4MHz〜960MHzまでの周波数

この領域はUHFのテレビ放送、携帯電話の電波帯域としておもに使われ
ています。

TV放送(UHF:13〜52ch)・・470〜710MHz

TV放送(UHF:53〜62ch)・・710〜770MHz

携帯電話・・・810〜850、860〜901、915〜950MHz


■960MHz〜3000MHzまでの周波数

この領域は、宇宙探査、衛星、GPS、気象衛星、各種レーダーなどの分野と
PHSや無線LANや産業科学医療用などに使われています。

PHS・・・・・・・・・・・・・1884.5〜1919.6MHz

無線LAN(802.11b,802.11g)・・2400〜2497MHz

産業科学医療用・・・・・・・・・2400〜2500MHz


よく無線LANで言われている2.4GHzという言葉はここから来ています。
無線LANは産業科学医療用の周波数域と同じ領域を使っているので
医療用機器などと干渉することもあります。


■3000MHz〜10000MHzまでの周波数

この領域は超広域無線システムという、日本全国を結ぶ無線のシステム
でその多くが使われています。

超広域無線システム・・・・・・・3400〜4800、7250〜10000MHz

無線アクセスシステム・・・・・・4900〜5000、5030〜5091MHz

無線LAN(802.11a) ・・・・・5150〜5350MHz

※無線アクセスシステムとは、広域無線LANのことです。
今後は、広域無線LANの設備が増えてゆくかもしれません。


■10GHz〜275GHまでの周波数

この領域はBS放送、CS放送、電波天文などで使われています。
もっとも高い周波数帯は電波天文などに使われています。


BS放送・・・・・・・・・・・・11.7〜12.2GHz

CS放送・・・・・・・・・・・・12.2〜12.75GHz

無線アクセスシステム・・・17.7〜18.72、19.22〜19.7、22.0〜22.4
             22.6〜23.0GHz


これらの電波の周波数は国際的に標準化されたものと、国別に定められた
ものがあります。


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 光の周波数
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電波の周波数がさらに大きくなると光になります。

光の場合は、10の14乗ヘルツ以上になるので、電波の周波数よりも
さらに100倍以上周波数が高くなります。

赤外線・・・・・・・・・・・・・10〜100THz(テラヘルツ)

可視光・・・・・・・・・・・・・100〜1000THz

紫外線・・・・・・・・・・・・・1000〜10000THz

X線・・・・・・・・・・・・・・1000PHz(ペタヘルツ)

※テラの単位の上は、P(ぺた)、E(エクサ)、Z(ゼタ)、Y(ヨタ)
となってゆくようです。

ヨタまで来たら、与太郎さんもびっくりです。(笑)


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 パソコン機器で使う無線LANの周波数
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最近はノートパソコンには標準でついている無線LANですが、
その規格は

802.11b(Wi-Fiとも呼ばれているもの)
802.11g
802.11a(WiFi5とも呼ばれている)

の3つです。

bとgは、2.4〜2.5GHz帯で使用されます。

一方、aは5.15〜5.35GHz帯で使用されます。

bとgの場合は、屋内で50〜120m程度の範囲まで、屋外の直線距離では
約300m程度まで届くようです。

aの場合は、屋内のみの使用に限定されており、20〜90m程度まで届く
と言われています。


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ワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードの無線の周波数
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当初は、赤外線通信ということもありましたが、現在売られている無線の
マウスやキーボードは3種類の無線の周波数を使っています。

27MHz・・・これは、簡易無線やラジオマイクが使っているものと同じ

314MHz・・これは車のドアをオープンするときに使われるものと同じ

2400MHz(2.4GHz)・・これは一般の無線LANと同じ

主流は、27MHzと2.4GHzになっていますが、最近は2.4GHzのタイプが増えて
いるようです。


●27MHzのワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボードを使う場合

パソコンに直接接続するレシーバーからの距離は1.8m以内でないとマウス
が正常に動きません。(通常は1m程度で使用する)

使用する机が木の机の場合は電波障害を受けませんが、鉄やスチールの机
の場合は、電波障害を受けて、レシーバーとの距離は20cm程度にしないと
正常に動きません。


●2.4GHzのワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボードを使う場合

通常の無線LANと同じ周波数帯を使うので注意が必要です。
パソコンに直接接続するレシーバーからの距離は10mまで大丈夫です。

しかし、ノートパソコンの無線LANアダプタを使っている場合は、
電波の干渉を起こして、インターネット接続速度が低下する可能性が
あります。


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 Blutoothを使った無線
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最近は、Bluetoothを使った無線ヘッドフォンなどが売れているようですが
おもに、携帯電話などでBluetoothアダプタが内蔵されているものが増えて
いるようです。

Bluetoothの周波数帯は、2.402〜2.480MHzの帯域にあります。

無線LAN(b,g)の帯域とかぶるので、お互いに干渉を受ける可能性があり
ます。

Bluetoothは、周波数ホッピングという方式を使って通信を行っています。

この周波数ホッピングというのは、2402〜2480MHzの間の79MHzを1MHzごとに
分けて、79チャンネルとし、1秒間あたり1600回チャンネルを切り替え
ながら通信を行うということをしています。

このチャンネルの高速な入れ替えにより、既存の無線LANや、別のBluetooth
の機器とのバッティングを避けているのです。

一般にBluetoothの通信距離は直線で9m程度ですが、実際には無線LANなどを
使用している環境では、通信距離を短くしないと正常な通信ができないよう
です。


2008/4/27 第177号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.