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  ◆◆◆◆    無線LANは難しい   ◆◆◆◆
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世の中の技術は、いつの間にか進歩して、

「やれホットスポットだ!」「やれAirH"だ!」「やれbluetoothだ!」

といっていますが、これって売る側の論理です。

「ノートパソコンを持ち歩きながら仕事している人ってそんなにいるの?」

と思ってしまいます。(会社の中での持ち歩きはあるけどね)

電車の中では、携帯電話をぼーと見ながら何か打っている人って多いけど
なんとなく時間の無駄という感じを受けます。

やはり電車の中は吊り広告を見るか、本や雑誌や新聞を読んでいるほうが
自然な感じを受けます。

家の中で無線LANしたいというのも、なんとなく流行りだからという理由
の方が多いかもしれません。

目の前にモデムやルータがあるのに、LANケーブルがかっこ悪いから
無線LANにしたいなんて人もいるようです。

最近はノートパソコンに無線アダプタが内蔵されているので
ノートパソコンを買えば、すぐに無線ができるんでしょうと考えている
「オオバカモノ」もいるようです。


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 無線LANは簡単じゃない
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最近は、ノートパソコンだけじゃなくて、携帯などのモバイル機器全般に
無線LAN機能が追加されようとしています。

ちなみに、

パソコンの無線設定に比べると、携帯などの設定は機種ごとに違ったりして、
それはもう大変なものがあるのに、説明書には数ページくらいしか書かれて
いないので、設定できるわけがない!と思ってしまいます。

突然ですが・・

  「携帯は、説明書よりも説明員」

つまり、説明書なんてなくてもいいから、買った後に聞きにいける人を
街中に配置してほしい!という一句です。


パソコン関連の無線機器も最近は「簡単設定」という説明書が付いては
いますが、一歩間違うと、迷路みたいな世界に迷い込んで
そこから抜け出せないという状態になってしまいます。

「無線LANは簡単!」という言葉は間違いで、

    「無線LANは難しい!」

という発想をまずすることが大切です。


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 無線LANを難しくしているもの
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なぜ、無線LANが難しいかといえば、それは無線LANという以前に
「LAN」ということを知らなければいけないという点です。

LANというのはローカルエリアネットワーク(Local Area Network)と
いう意味です。このLANの形態として「有線LAN」と「無線LAN」
があるわけです。

LANというものを簡単に説明すると、

LANは「卵」と考えます。その心は、鶏と卵の関係です。

「親がいるから、子が生まれる」という関係です。

「子がいれば、必ず親がいる」という関係です。

この場合の親というが「ルータ」です。

この場合の子というのが、「LANアダプタ」です。

LANアダプタは、パソコンに内蔵されている場合もあれば、
ノートパソコンのようにPCカードで増設できるタイプもあります。

ルータというのも、モデムに内蔵しているものもあれば、
ブロードバンドルータとしてモデムに接続して使うものや、
無線機能を持った無線ブロードバンドルータというものもあります。

基本的な流れ図は以下のようになります。

インターネット→モデム→ルータ→LANアダプタ→パソコン

これを無線の場合で言えば

インターネット→モデム→無線ルータ→無線アダプタ→パソコン

です。

親側がインターネット側、子側がパソコン側と考えます。


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 ルータが一番重要な機器なんです
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この中で一番大切な役割をしているのが、ルータという機器です。

ルータは、外と内を分ける機器で、外には外の顔、内には内の顔を
もっているバリバリ働くお母さんみたいな存在です。

このルータというお母さんは、モデムという機器を介して、
インターネットのプロバイダーからある番号をもらってきます。

この番号がルータにつけられることで、ルータはインターネット側
から認識されるようになります。

この番号が「グローバルIPアドレス」という番号なのです。

このグローバルIPアドレスに関する設定は、特に行う必要がなく、
無線ブロードバンドルータを購入すれば、「WAN設定」という
部分で、「自動でDHCPから取得」なんて設定になっています。

問題なのは、ルータというお母さんの内の顔(LAN設定)です。

機器を購入してきた段階で、内側の顔には既に固定の番号が
ふられています。

この番号がメーカーや機器ごとに違う!ということが問題を
複雑にしているんです。

どんな番号かといえば、

192.168.1.1とか、192.168.0.1とか192.168.11.1とか
192.168.254.1とか様々です。

ですから、本来メーカー側は、このルータは何番に設定されて
いますと、箱の上とか機器の表面とかにシールで貼っておく
必要があるんです。

実は、この番号さえわかれば、インターネットエクスプローラー
を起動して、アドレス欄に
「http://192.168.0.1」などと入力して、Enterキーを押せば
そのルータの設定画面にアクセスできるんです。

もちろん、知らない人が簡単にアクセスできないように、
IDとパスワード設定が出てきます。

だいたいは、「root」とか「user」とか「admin」なんて文字が
されているんですが、このIDとパスワードも説明書の奥の奥にしか
書かれていないことが多いんです。

もっと、説明書の中心に大きく書くべきことだと思います。

もちろん、これらのIDやパスワードは変更することが可能ですが
基本的には変更しないほうが後で間違いがありません。


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 メーカーは設定を簡単にすることで難しくしている
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メーカーというのは馬鹿で、お客さんが苦労しないように、
簡単設定というものを作ってしまうんです。

これが、おおきな誤解です。

簡単設定が問題をこじれさせている一番の原因なんです。

こんな簡単設定よりもマニュアル設定の方がずっと便利なのに
日本人の特性かもしれませんが、オートマみたいな設定の方が
ありがたいと思っちゃうんでしょうね。

この点は、消費者の方にも問題があると思います。

たとえば、さきほどのブラウザに「http://192.168.・・・」と
打ち込むという簡単な操作さえ、自動のボタンみたいなものを
押すとルータの設定画面にアクセスできますなんて作りになって
いるんです。


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 最悪の機能は、バッファローのAOSSという機能
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最近の無線業界で一番の最悪機能がバッファローの無線ルータに
設定された「AOSS」という自動セキュリティーキー設定機能
なんです。

売る側も簡単ですよ、と売りやすいみたいで
無線といえば「バッファロー」と考えている人も多いようですが
いざ設定でドツボにはまるケースも多いんです。

だから、僕の場合は、まずバッファローの機器は買わないように
してそれ以外の「コレガ」さんとかを買っています。

ところが、この「コレガ」さんもAOSSに対抗して、
同じようなしくみのソフトを作っていて、これにひっかかると
大変なんです。

どちらにしても、バッファローがAOSSを作らなければ
このようなマネをしなかったわけで、罪が重いと思いますね。

ですから、僕の場合は、まず無線ルータの設定に入ってから、
まずAOSSなどの自動セキュリティーキー設定の部分を
すぐに切って無効にしてしまいます。

中には、無線ルータにAOSSボタンなんかが付いている機種では
AOSSボタンを無効にする設定に変更してしまいます。


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 無線LANのセキュリティー
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もともと、無線LANのセキュリティーには、「WEP暗号化」
と「IPフィルタリング」という2つの機能があって、
一般の家庭では、「WEP暗号化」で十分なんです。

WEP暗号に5文字とか10文字の暗号キーを設定して、
それと同じ暗号キーをパソコン側の無線アダプタに設定すれば
いいだけなんです。

ここで唯一難しいのが、メーカーの機器によってWEP暗号キーの入力が
英数字をそのまま入力してもいいタイプと16進数でしか入力できないと
いうタイプに分かれる点です。

だいたいは説明書に書かれているのですが、説明書がないような場合は
勘で設定して試すしかないので、大変です。

困ったときはすべて数字で入力すれば問題ありません。

このあたりの説明もメーカーさんは大きく書いていないのでとても
わかりにくいと思います。


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 Windows XPは簡単、それ以外は難しい
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WindowsXPから標準で無線LANの設定機能が付いています。
ですから、WindowsXPであれば、無線LANの設定は比較的容易です。

これに対して、Windows98やMeの場合は

「専用の無線LANクライアントソフト」

というものを経由する必要があるんです。

通常は、無線LANアダプタ(PCカード)などを購入したときに、
この無線クライアントソフトも付いていますので、これをインストール
していただくのがいいかと思います。

無線LANアダプタのメーカーとこのソフトはペアなので、メーカーが
違うとこのソフトは使えません。

本来は、Windows98やMeで専用に使える無線LAN用ソフトをマイクロソフト
が提供すればよかったのですが、今となってはなんともいえません。

経験的にはWindows98やMeの場合の方が、無線LANがうまく設定できない
というトラブルが多いようです。


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 WindowsXPの方は、なるべくWindowsXP標準機能を使ってほしい
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今回なぜメーカー側が開発したAOSSなどの自動設定ソフトを批判している
かと言えば、これらのソフトを入れてしまうと、

「WindowsXPに搭載された標準の無線設定ソフトが使えなくなる」

からなんです。

このようなソフトを入れてしまうと、そのソフト以外での設定はできなく
なるために、環境が変わったときに対応できないという不具合が生じて
しまうんです。

たとえば、

「会社でも家でも無線LANをしたい」だとか、
「ホットスポットで無線LANをしたい」だとか、
「無線ブロードバンドルータが壊れて買い換えた場合」とか、
「新しいパソコンも無線LANにしたい」とか

このような場合に、必ず問題がおきてしまいます。


2006/7/2 第90号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.