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◆◆◆◆ ローカルネットワークの基礎 ◆◆◆◆
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最近は会社でも家でも複数台のパソコンをネットワークでつないで使う
ということがあたりまえになっています。
でも、どうしてパソコンどうしがつながるのか、とか
自分の家でつなげるためにはどうしたらいいの、とか
いまいちわからないという方も多いと思います。
今回のメルマガでは、このようなローカルネットワークのつなげ方の基礎
について書いてみたいと思います。
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一番簡単なネットワークとは?
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一番簡単なネットワークを勉強するためには、最低2台のパソコンが必要
です。さすがに一台では無理なんです。
それと、2台のパソコンを結ぶために「ハブ」という機器が必要です。
パソコン---------ハブ----------パソコン
というように、LANケーブルをつなげば準備完了です。
上のように書きましたが実はこうなっているのが本当です。
パソコン---NIC-------ハブ---------NIC---パソコン
ここでNICというのは、パソコンに内蔵されている
「ネットワークインターフェースカード」(略してNIC)のことです。
実は、このカードがネットワークを仲介しているんです。
昔のパソコンはこのNICが内蔵されていなかったので、後からパソコンに
増設したりしていましたが、今では標準でどのパソコンにもついています。
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何をどう設定すればつながるのか?
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それでは、上のようにつないだパソコンどうしでネットワークをつなげる
ためには何をどう設定すればいいかを説明します。
つなげるための設定は2つあります。
1つ目は、「IPアドレスの設定」
2つ目は、「ワークグループの設定」
です。
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IPアドレスの設定
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IPアドレスの設定というのは、NICどうしを認識させるために必要な設定
です。
もともと、NICにはMACアドレスという機器独自のアドレスが設定されている
のですが、パソコンどうしのネットワークにはこのアドレスは使用すること
ができません。
そこで、NICに対してネットワーク上で有効な番号付けが必要になります。
IPアドレスは、インターネット上でも使われている番号付けの方法ですが
インターネット以外のローカルネットワークでも使えるように、
一部のIPアドレスを使ってもいいように決められています。
一番多くローカルネットワークで使用されているのが、
「192.168.1.○」というようなIPアドレスです。
上記の場合、ネットワークにつながれているパソコンに割り振れる番号は
192.168.1.2〜192.168.1.254の間の番号になります。
ちなみに、192.168.1.1という番号は、特別な番号でルータなどに割り振ら
れる番号なので、一般のパソコンに割り振ることはしません。
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Windows XPのパソコンであれば、「マイネットワーク」を右クリックして
「プロパティ」を選択し、ネットワーク接続の画面がでてきたら、
その中にある「ローカルエリア接続」を右クリックして「プロパティ」を
選択すると、「ローカルエリア接続のプロパティ」が出てきます。
その中の「インターネットプロトコル(TCP/IP)」クリックしてから
「プロパティ」ボタンを押すと、IPアドレスの設定画面に到達します。
通常は、IPアドレスはルータ側から自動的に取得するのですが、
ネットワーク上にルータがいない場合には、自分でIPアドレスを宣言する
必要があります。
通常は以下のように設定します。
1.「次のIPアドレスを使う」にチェック
2.IPアドレスには、192.168.1.2〜192.168.1.254の間のアドレスの中の
好きな番号を入力する。(パソコンごとに最終桁の部分は異なる番号
を入力する必要があります)
※192.168.1の部分は共通です。
3.サブネットマスクには「255.255.255.0」を入力
4.デフォルトゲートウェイには「192.168.1.1」を入力
5.「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にチェック
6.優先DNSサーバーには「192.168.1.1」を入力
7.代替DNSサーバーは空白のままでよい
以上を設定したら、OKボタンを押します。
例えば、2台のパソコンがあった場合は、
1つのパソコンのIPアドレスを192.168.1.2として
もう1つのパソコンのIPアドレスを192.168.1.3とします。
Windows 98までは、IPアドレスの設定を行うと、パソコンの再起動を要求
されたのですが、XP以降は、パソコンの再起動が必要なくなりました。
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ワークグループの設定
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ワークグループというのは、簡単にいえばネットワークでつなげたい範囲を
設定するものです。
たとえば、営業部のパソコンが3台あって、経理部のパソコンが3台あった
場合、営業グループと経理グループのネットワークは別々にしたいという
場合があります。
こんなときは、営業部のパソコンのワークグループ名と経理部のパソコンの
ワークグループ名を別の名前にすればいいだけです。
通常、パソコンを購入した段階でつけられているワークグループ名は
「WORKGROUP」という名前になっています。
この状態でネットワークを組むと、すべてのパソコンがネットワークで
つながってしまうことになるので、ちょっと危険です。
それでは、このワークグループ名の変更のやり方について説明します。
※Windows XPの場合で説明します。
1.「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選択する。
2.「コンピュータ名」というタブシートをクリックします。
3.「変更ボタン」を押します。
4.「コンピュータ名の変更」の画面になります。
5.まず、コンピュータ名にはそのコンピュータ固有の名前をつけます。
複数のコンピュータに同じコンピュータ名をつけると混乱しますので
必ず識別できる名前をつけてください。
※必ず英語で、スペースは入れない、ハイフン、アンダーバーは可。
6.次に「ワークグループ名」を付けます。
※英語で8文字以下、スペースは入れない、記号は使わない。
7.入力し終わったらOKボタンを押します。
8.コンピュータの再起動が必要になると思います。
例えば、営業部のパソコンの場合であれば、
コンピュータ名は、「NEC01」「FUJITSU-02」「DESK-1」「NOTE-1」など
ワークグループ名は、「EIGYO」など
です。
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ネットワークがつながったかどうかを確認する
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今回の場合は、一番簡単なローカルネットワークで、
パソコン-------ハブ-------パソコン
というものです。
このようなネットワークは一番基本的なものであり、このような基本が
わかることで、大きなネットワークも理解することができるようになります。
それでは、実際に上記の設定後に、パソコンどうしのネットワークが
つながったかどうかをチェックしてみましょう。
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コマンドプロンプトで確認
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「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」を開いて
「コマンドプロンプト」をクリックします。
そうすると、黒い画面が現れます。
C:\Document and Settings\(アカウント名)>
という部分の「>」の部分に右にカーソルが点滅しているはずです。
その部分に「ipconfig」と入力してから、Enterキーを押します。
そうすると、このパソコンのIPアドレスの値が表示されます。
それぞれのパソコンでコマンドプロンプトを起動して、上記のように
「ipconfig」と入力し、Enterキーを押せば、そのパソコンで設定された
IPアドレスが確認できます。
次に、相手のパソコンが認識できるかどうかをチェックしてみましょう。
今度は「>」の右に、
「ping 192.168.1.○」(○の部分は相手のパソコンのIPアドレスの番号)
と入力します。(pingの後ろは半角のスペースが入ります)
入力した、Enterキーを押します。
そうすると、
Reply from 192.168.1.○:bytes=32 time=○ TTL=64
という文字が4回続けて表示されます。
pingという命令は、相手のパソコンに問い合わせて、その返答をもらう
ことができます。
もし、相手のパソコンが見つからなかったときは、
Request timed out.
という文字が4回続けて表示されます。
もし、Request time outが出たときは、LANケーブルの接続が悪い場合や
相手のIPアドレスを間違って入力している可能性などがあります。
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共有フォルダを作成する
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コマンドプロンプトでつながったことが確認されたとしても、相手の
パソコンのファイルを見たり、自分のファイルを相手に見せたりするために
は、別の設定が必要になります。
それが、「フォルダの共有」の設定です。
これは、必要なファイルだけが入ったフォルダを相手に見せるという意味
です。
それでは、デスクトップ上に共有フォルダを作ってみましょう。
1.デスクトップ上でマウスを右クリックして、
「新規作成」→「フォルダ」を選択します。
2.そうすると「新しいフォルダ」ができますので、その名前を変更し
「共有フォルダ」という名前にします。
3.次にそのフォルダの上で右クリックして「共有とセキュリティ」を
選択します。
4.ネットワークでの共有とセキュリティという項目があります。
はじめて共有フォルダを作るパソコンの場合は、以下のような文章が
出ています。
「危険を認知した上で、ウィザードを使わないでファイルを共有する
場合はここをクリックしてください。」
という青い字がでますので、文章の上をクリックします。
上記の文章が出ていない場合は、すでにフォルダ共有を一度行って
いるような場合ですので、安心してください。
5.「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」にチェックします。
6.共有名はネットワーク上での識別名ですが、もともとのフォルダ名の
ままで問題ありません。
7.「ネットワークユーザーによるファイルの変更を許可する」に
チェックします。
8.OKボタンを押すと完了です。
9.フォルダのアイコンの下に手がでます。(共有されているという印)
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共有フォルダを確認する
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共有フォルダが別のパソコンから見えるかどうかを確認してみましょう。
※Windows XPの場合で説明します。
マイネットワークを開くと、ネットワーク上で共有されているフォルダが
表示されます。
もし、表示されない場合は、マイネットワークの画面の左側にあるタスク
メニューの中の「ワークグループのコンピュータを表示する」をクリック
します。
そうすると、相手のコンピュータのアイコンが表示されますので、
そのアイコンをダブルクリックしてください。
相手のパソコンで設定されている共有フォルダが現れるはずです。
その共有フォルダをダブルクリックして開くことができれば、ネットワーク
でのファイル共有が有効に働いていることが確認できます。
あとは、共有されたフォルダにファイルを移動して、そのファイルが2つ
のパソコンで開くことができれば完璧です。
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共有フォルダが見えない場合
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上記の操作を行っても、共有フォルダが認識されないという場合があります。
コマンドプロンプトのping命令では相手のパソコンが認識できているのに
マイネットワークから共有フォルダを確認しようとすると、うまくいかない
という場合があります。
このような場合、どちらかのパソコンに設定されたファイアウォールが原因で
ネットワークが見えないという場合がほとんどです。
導入したセキュリティソフトのファイアウォール機能をOFF状態にすることで
この問題が解決するケースが多いと思います。
※Windows XPのコントロールパネルの中にあるファイアウォールは有効状態
でも大丈夫です。
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ネットワークのポイント
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1.ルータがあった場合は、IPアドレスは自動でパソコンに割り振られる
ので、パソコン独自にIPアドレスを設定する必要はなくなります。
(ルータがあっても、独自にIPアドレスを設定することは可能です)
2.パソコンに固定のIPアドレスを設定する場合、ゲートウェイのアドレス
は、通常ルータのアドレスになります。また、固定のIPアドレスを設定
した場合、優先DNSサーバには必ずルータのアドレスを入力しておかない
とインターネットには接続できなくなります。
3.ルータがないネットワークの場合は、ハブなどを経由してパソコンを
つなぎますが、パソコンのIPアドレスはパソコンごとに固定で設定する
必要があります。
4.ワークグループを同じ名前にしておかないと、フォルダやプリンタを
共有することができません。
5.共有フォルダを作成した場合、Windows XP Home Editionでは、
ワークグループ全員のパソコンから共有フォルダにアクセスできる
ようになります。
6.Windows XP ProfessionalやVistaのパソコンの場合は、共有フォルダ
に対して一部の人だけがアクセスできる権限などをつけることが
可能です。
7.ファルダやプリンタの共有をする場合、ネットワーク上のパソコンで
1台でもファイアウォールが強い設定になっていると、全てのパソコン
のネットワークに障害が出る可能性があります。
2008/3/30 第173号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.