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◆◆◆◆ ネットワークの基礎知識 ◆◆◆◆
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最近は、家庭でもネットワークを組むようになりました。
でも、ネットワークってわかりにくいと思っている方が多いと思います。
そこで、今回はネットワークのお話をしたいと思います。
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どうしてパソコンとパソコンがつながるのか?
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LANというのはLocal Area Networkということです。これは、会社内や
家庭でパソコンどうしをつなぐ小さなネットワークのことです。
これに対してWANという言葉がありますが、これはWide Area Network
という意味で、インターネットなどの巨大なネットワークのことです。
「LANを構築する」というのは、パソコンどうしをLANケーブルで
接続して、お互いのデータをやりとりできるようにすることです。
このLANケーブルを差し込む端子のことを「LANポート」といいます。
LANポートがあるということは、パソコンに「LANカード」が内蔵
されているということを意味しています。
つまり、ネットワークを構成をしているのは「LANカード」なのです。
昔のパソコンはLANカードが標準で付属していなかったので、
LANカードを増設する必要がありましたが、最近では標準で内蔵して
いるのが普通となりました。
ちなみに、LANカードのことをNIC(Network Interface Card)とも
いいます。
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ハブとは何か
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数多くのパソコンでネットワークを組む場合には「ハブ」という機器が
必要となります。
このハブには、5ポートとか、8ポートとか、16ポートとかいうタイプ
があります。
ハブの役割は、1本のLANケーブルを分岐して複数のLANケーブルの
接続ができるようにするということです。
当然分岐すると、信号が弱くなってしまうことがあるので、信号を増幅する
ような機能を持っています。
ハブには「リピータハブ」と「スイッチングハブ」の2種類がありますが、
通常店頭に多く売られているのはスイッチングハブです。
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ルータとは何か
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ルータというと、最近ではブロードバンドルータというタイプが主流ですが
本来のルータの役割はもっとシンプルなものです。
簡単に言えば、「2つのLANカードを持っている機器」です。
2つのLANカードを持っているということは、2つのネットワークの
中間に位置していて、両方のネットワークをつなぐ役目をしています。
AとBという2つのネットワークがあった場合に、
ルータはAのネットワークにも属しているし、Bのネットワークにも属して
いる状態となり、2つのネットワークをつなげることができます。
ブロードバンドルータというのは、インターネット側のネットワークと
社内(家庭内)ネットワークの間に位置して、その中継を行っているルータ
のことです。
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モデムとは何か
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ADSLで使用するのはADSLモデム、
光インターネットで使用するのは光モデム、
その昔アナログ電話回線でインターネットをしていたころには
アナログモデムというものがありました。
モデムとは、信号を別のタイプの信号に相互変換する装置です。
電話回線の信号←→パソコンが認識できる信号
光の信号←→パソコンが認識できる信号
つまり、信号変換機というのがモデムの一般名称であり、何を何に変換
するのかは、様々なケースがあるということです。
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DHCPとは何か
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最近は、ルータに、DHCPという機能が標準でついていますが、本来は
DHCPサーバーという独立したサーバーがネットワーク内に必要でした。
DHCPというのは、同じネットワーク上にあるパソコン(正確には
LANカード)にIPアドレスを自動で割りふるという機能のことです。
通常は、192.168.1.1がルータのアドレスであれば、
192.168.1.2〜192.168.1.32くらいまでが自動割りふりのIPアドレスに
なっていると思います。
この「192.168.」で続くアドレスはプライベートIPアドレスと呼ばれている
もので、個人で自由に使っていいと定められているものです。
もし、自動割りふりがいやだ、という場合には、そのパソコンだけ固定で
IPアドレスを設定すればいいだけですが、この場合は、自動割りふりされる
アドレス範囲以外のIPアドレスを設定する必要があります。
例としては、こんな感じです。
ルータ:
192.168.1.1
DHCPの自動割りふり範囲:
192.168.1.2〜192.168.1.50
固定のIPアドレスを設定する場合:
192.168.1.51〜192.168.1.254までの範囲で設定する
固定のアドレスを設定する必要がある機器は、ネットワークプリンタや、
LANタイプのハードディスクなど、ネットワーク上で共有して使用する
機器がそれにあたります。
(もちろん、固定にしなくても使用は可能ですが)
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ブロードバンドルータの役割
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最近のブロードバンドルータの機能は飛躍的にアップしており、
様々な機能を持つようになりました。
●スイッチングハブ機能
背面に4ポートのLANケーブルを接続できるものは、ハブの機能を
持っています。ここにLANケーブルを差し込みパソコンに直接つなぐ
ことができます。
●DHCPサーバ機能
ネットワーク上のパソコンにIPアドレスを割りふる機能です。
パソコン側で特に設定しなくても、自動でネットワークに接続できる
ようになります。
「IPアドレスが割りふられる=ネットワーク上で認められる」
と考えてください。
●UPnP機能
特定のパソコンのみ、特定のポートのみ開けて外部と双方向通信ができる
ようにする機能です。
テレビ電話、ネットワークゲーム、WEBカメラなどに用いる機能です。
最近は、遠く離れたところの映像をネットを通じて見ることができる
ようになっていますが、この機能が使われています。
●DMZ機能
特定のパソコンのみ、すべてのポートを開けて外部と双方向通信ができる
ようにする機能
自宅サーバーなどを構築する場合に用いることがあります。
また、無線ブロードバンドルータには更に以下の機能があります。
無線ブロードバンドルータというのは、ブロードバンドルータの機能に
無線アクセスポイントの機能を追加したものです。
●WEP暗号化機能
無線の通信を暗号化して、セキュリティを守る機能です。
※最近はさらに複雑なセキュリティ機能もあります。
無線をしているのに、暗号化機能を使っていない人が半分くらいいます。
セキュリティのために、必ず設定する必要があります。
●MACアドレスフィルタリング
特定のパソコンしか、無線LANに接続できないように制限する場合に
使用する機能です。WEP暗号化よりさらにセキュリティの高い機能ですが
ルータへの設定がいちいち必要なので、手間がかかるという問題も
あります。
この他にもたくさんの機能が増えているのですが、
基本的にはこんなところだと思います。
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それでも、やっぱりネットワークは難しい
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以上のような言葉の説明だけでは、ネットワークを理解することが難しい
と思いますが、やはり基本を知るということはとても大切です。
そこで、以下のフローを頭に入れておきましょう。
┌───────┐
│インターネット│Wide Area Network(WAN)
└───┬───┘
│専用回線
┌───┴───┐
│ プロバイダ │Wide Area Network(WAN)
└───┬───┘
│専用回線
┌───┴───┐
│ NTT │NTTが完全に仲介するのがフレッツ
│ YAHOO BB │
│ ケーブル │ここにADSL業者や光業者がいる
└───┬───┘
│電話回線、ケーブル回線
┌───┴───┐
│ │ 電話回線、光ケーブルの信号
│ モデム │──────────────
│ │ パソコン側で理解できる信号
└───┬───┘
│LANケーブル
┌───┴──────┐
│ │Wide Area Network(WAN)
│ブロードバンドルータ│─────────── ネットワークの境界
│ │Local Area Network(LAN)
└───┬──────┘
│LANケーブル
┌───┴───┐
│ ハブ │LANケーブルを分岐する
└───┬───┘
│LANケーブル
┌───┴───────┬────────────┐
│ ネットワークカード │←IPアドレスを持つ │
├───────────┘ │
│ パソコン │
│ │
└────────────────────────┘
このフローを自分の環境に置き換えてみてください。
場合によっては、モデムとブロードバンドルータが1つの機器になって
いたりすることもあります。
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ネットワークの構築ではまってしまうケース
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ネットワークで使用する周辺機器を購入したときに、説明書に書いてある
手順でやっているのに、どうしても機器が認識されなくて困っている
という方が多いようです。
こういう状態を、「はまる」とか「はまっちゃった」とか言います。(笑)
多くの場合、機器の故障と考えがちですが、実はそうではありません。
最近は、自動で設定するソフトなどを使っているのが仇となっているんです。
実は、ネットワーク上の機器を認識する方法には2つの手段があります。
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(1)IPアドレスで認識する方法
購入した時点(工場出荷状態)で、既に仮のIPアドレスが設定されて
いる機器の場合は、インターネットエクスプローラーのアドレス欄に
「http://192.168.○.○」(あらかじめ設定されているIPアドレス)
を入力すると、設定画面が出てきます。
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(2)MACアドレスで認識する方法
MACアドレスというと、「うちにはマッキントッシュはないけど」という方
もいるかもしれませんが、そういう意味じゃありません。
MACアドレスというのはネットワーク機器にあらかじめ与えられている
固有の物理番号のことです。簡単に言えばネットワークシリアル番号みたい
なものだと考えてください。
よく「簡単接続ソフト」などが使っているのがこのMACアドレスで認識する
方法です。
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを打つと、自分のパソコンの
MACアドレスを調べることができます。
「ipconfig /all」
このコマンドを入力してEnterして表示される「Physical Address」という
部分がMACアドレスのことです。
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ところが、このMACアドレスでネットワーク上を検索する場合、
検索できないケースが増えています。
これは、セキュリティソフトのファイアウォール機能が働いていると
MACアドレスの検索を妨害してしまうことが多いからなんです。
パソコンにセキュリティソフトが入っている方は、一旦ファイアウォールを
完全に開放してから、このようなソフトを使うようにしないと機器が
見つかりませんので注意してください。
こういう意味で、一般には簡単接続ソフトなどはなるべく使わないで
手動で設定する方法が一番です。
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ネットワーク上で共有フォルダが見えない場合
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ネットワークを構築して、いざ共有フォルダを見に行こうとすると、
まったく見えてこないというケースがよくあります。
このような場合は、いろんな原因があるのですが、
こんなサイトがあるので参考にしてみてください。
http://homepage2.nifty.com/winfaq/networkchecklist.html
ほとんどの場合、お互いのパソコンの「ファイアウォール」の設定が
原因になっている場合が多いと思います。
また、Windows 98,Me,2000,XPのように、異なるOSのパソコン間では、
なかなかうまくいかないことも多いようです。
2007/2/18 第120号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.