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   ◆◆◆◆  インターネットの問題点  ◆◆◆◆
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先月、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で人気を誇る
Mixi(ミクシィ)が株式上場されました。

同時に、Mixiにあったいくつかの日記サイトが強制的に削除されるという
事件も発生しました。

以前、ライブドアが球団の親会社として立候補したときにも、青少年の育成
に問題のあるサイトやサービスをカットしたということがあります。

「インターネットは自由である」という憲章を掲げ、人気を集めるサイトも
多いと思います。

しかし、大所帯になればなるほど、どうしても規制をせざるを得なくなる
というのは、避けては通れない道なのかもしれません。


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 インターネットの普及率が低かった頃
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その昔、インターネットがなかった頃のことです。
それは、1990年代の初頭ですが、「通信」という言葉がありました。

この場合の通信というのは、コンピュータから電話をかけるモデムという
機器を通して、「ニフティー」というコミュニティーに接続し、そこで
情報交換をするというものでした。

もちろん、現在のメールみたいな機能もありましたが、使い方が難しく
機器の設定も大変なので、この時代に通信を経験した人は100人に1人くらい
もいなかったような気がします。

そのころの「ニフティー」では多くの会議室というコミュニティーがあって、
とても親切で、真摯で、礼儀正しい会話がなされていました。

このようなニフティ通信は、その後のインターネットの普及により消えて
しまいましたが、今の40代、50代の人たちの中には、その時代が懐かしい
と思う人もいるかと思います。


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 インターネットの普及がはじまった頃
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日本での本格的なインターネットの普及は、1995年頃から始まりました。

不思議なもので、どこの国でもインターネットの普及の先導役を担うのは、
ゲームとアダルトというのが世界共通のようです。

多くのプロバイダーや、企業がインターネットを利用してサービスを行う
ようになると、利益誘導のためのシステムが進歩して、利用者が使いやすく
なると同時に、それらを悪用する人たちも現れてくるようになりました。

もちろん、一般の人たちの中にも、コンピュータを利用した違法コピーや
他人の文章をそのままコピーするような「ずるい人たち」も多く出現して
きました。

そして何よりも、インターネットを介してウイルスをばら撒こうと考える
より高度な知識のある「悪人」も登場してくるようになります。


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 インターネット成熟期を迎えて
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インターネットがあたりまえのようにメディアの一員を占めるようになると
新聞、ビデオ、DVD、CD、映画、小売店などの商品が売れなくなり、
人々はインターネットから商品を買うようになってきました。

また、インターネット上に簡単に書き込みができるブログなどが普及する
と、いよいよインターネットは団体や会社のものから、個人のものとして
考えられるようになりました。

一方、普及するインターネットを利用した詐欺や迷惑メールなどの組織的
犯罪や、インターネット上のネチズン(ネットシチズン:ネット市民)
どうしの言い争いも増えてきているようです。

まさに、インターネットが50%以上普及した国では、今まで体験したことの
ない新しい現象が今起こりつつあると思うのです。


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 世界のインターネットの流れ
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一見すると、アメリカはインターネットの普及率一番というように見えます
が、広いアメリカの中ではブロードバンドの普及率は完全ではありません。
(未だにダイアルアップというところもあるのです)

これに対して、国土の狭い韓国では、日本よりも数年早くADSLが普及して
ブロードバンド回線が各家庭や、会社、施設にひかれました。

韓国は1990年代の後半に通貨危機を経験し、インターネット社会こそが
経済を立て直すと考え、国を挙げてインターネットの普及を行いました。

同じように、イギリスも国内経済の活性化のためにパソコン教育やネット
教育を積極的に取り入れ、不況から脱したと言われています。

日本では、2000年頃からやっとNTTがISDNをあきらめ、ADSLに転換したこと
と、2001年にYAHOO!BBが新規のプロバイダーとしてADSLを最安値で提供
したことで、一気にADSLが広まり、インターネットの恩恵を受けるように
なりました。

いまや日本は世界で一番安い接続料金でインターネットができる国になって
いるのです。

現在、インターネットの普及率がうなぎのぼり状態の国が中国です。
人口13億人(2005年末)の国なので、アメリカのインターネット人口を
恐らく数年のうちに抜き去り、世界一になることは明らかです。

インドも、半端じゃない人口なので、なんともいえませんが、
おそらく10年後くらいには、中国と肩を並べるレベルになっているかも
しれません。

最近話題の北朝鮮は、インターネット普及率は当然ゼロです。


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 韓国に見るインターネットの未来
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韓国は、インターネット先進国であるがゆえに、インターネット上での
犯罪も多く起きている国です。

韓国は、昔から国防上の観点で、国民には固有の番号が与えられています。
この国民番号なくして、韓国ではインターネットの契約ができないように
なっています。

例えば、どこかのサイトの会員になるためには、この国民番号の入力が
必須で、もし悪いことをしたら、その番号で個人が特定されるという
しくみになっているんです。

もちろん、国民番号の偽造などもありますが、偽造した場合はかなりの
罪に問われるようです。

最近、私のパソコン教室の会員さんで、韓国スターのファンクラブの
サイトの会員になりたいということで、韓国のサイトにアクセスして
会員手続きを行ったのですが、そこでとてもびっくりしたことが
ありました。

会員になるための項目で、外国人というものを選択して、次のページに
進むと、電話番号の記入欄があったんです。どうしても電話番号を入力
しないと前にすすめないので、その方の自宅の電話番号を国番号付きで
入力しました。

その後、送信ボタンを押すと、1分ほど後に自宅の電話番号が鳴ったんです。

その電話に出てみると、韓国語の自動アナウンスが聞こえてきました。
何度か聞くと、どうも暗証番号を言っているようなんです。

その暗証番号(もちろん韓国語)をなんとか聞き取って、それを
次の画面で入力することで、やっとファンクラブのサイトの会員になる
ことができました。

このように、韓国ではインターネット上の匿名性は守られても、
何かあったときのために個人の特定ができるようになっているんです。


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 日本での匿名性のゆくえ
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日本では、個人の人権という観点から現在施行されている

「住民基本台帳ネットワークシステム」(略して住基ネット)

に反対する人も多いようです。

確かに、氏名、生年月日、住所まではよいとしても、
それ以外の情報までネットワーク上に置くことは、
その情報がもれた場合の危険性は計り知れないものがあります。

銀行や、クレジット会社のようなセキュリティーをもってしても
情報が漏れることがあるわけで、パソコン音痴の行政にこれらの情報を
まかせることは危険この上ないというのが、反対派の人達の言い分では
ないかと思います。

しかし、一方では、振り込め詐欺や、迷惑メールを利用した詐欺、
インターネット上でのなりすまし詐欺などが年々増えているのも確かで
どこかで歯止めとなる対策が急がれています。

最近では、ブログや掲示板で、特定の情報に対して攻撃を加えて
そのサイトをつぶしてしまうというテロリズムも発生しています。

本来、ブログ(日記サイト)や掲示板は、気軽に匿名で発言できるという
ものでしたが、それが危うくなってきているようです。

先日、私の知り合いのブログが突然消されてしまうということも
起きたばかりです。

特に最近のMixiのように、知り合いどうしでなければ入会できないという
システムをとっているところでさえ、かなり問題が出てきているようです。

今後は、日本のサイトでもセキュリティーを強化して、個人の特定が
できるシステムを組むようになるかもしれません。

そのような中で、インターネットといえども現実世界と同じような法律が
整備されてゆく可能性もあります。

本来は、インターネットの匿名性がインターネットを普及させる原動力で
あったのですが、それが仇となって規制が行われるというのは、とても
残念なことだと思います。


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 インターネットパトロール隊の結成
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インターネットの治安と安全を守るためのパトロール隊が最近結成されて
いるようです。(たぶん、自称パトロール隊だと思いますが・・  笑)

http://www.cybercrimeguardian.jp/index2.html

ウルトラマンの地球防衛隊ではありませんが、このような草の根の
パトロール隊が増えていくことが、一番いいことなのかもしれません。

実は、ウイルス被害や、迷惑メールの被害が表沙汰にならないのは、
被害の報告をしないからです。

もし犯罪を犯す人たちを逮捕するためには、迷惑メール1つでさえ
証拠メールとして、どこかに提出することができれば、犯人を追い詰める
材料になるかもしれないのです。

いずれにしても、国としての歩みは遅遅として進まないことは歴然なので
民間レベルでの対策をどのように実施してゆくかが、私たちに問われて
くるところだと思います。


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 インターネット犯罪にあわないコツ
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インターネットで犯罪(詐欺行為)に合わないためには、そのサイトや
メールを見抜く目を持つことが大切です。

ただ単に「安い」というだけでショッピングを行うような人は、
同じような詐欺に何度も合うかもしれません。

「安さより安全」という意識がとても大切です。

もう一つは、「他人より先に」という意識も危険です。

「あと1つしかありません」

といわれると買ってしまう人は気をつけてください。

また、掲示板やブログなどでの発言も十分注意してください。

「何を書いてもいい」というわけではありません。

言葉が足らなかった場合は、恐ろしいほどのことを言われたり、
2度と発言ができないくらい脅されることもあります。

顔が見えない分、「言葉だけで判断されてしまう」ということを
十分認識しておく必要があります。

そういう意味で、「隙のない文章」を書くことが大切になると思います。

また、最近は迷惑メールのサイトからフィッシングサイトへの誘導が
多くなっています。

フィッシングサイトとは、通常の会員サイトと全く同じようデザインで
作られている「おとりサイト」のことで、IDやパスワードを奪う目的で
作られているものです。

インターネットエクスプローラーのアドレス欄を表示していない人は
これらのフィッシングサイトを見分けることができないので、必ず
アドレス欄は見えるようにしておいたほうが安全です。


2006/10/15 第103号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.