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  ◆◆◆◆ 自宅サーバーの作り方(その2) ◆◆◆◆
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前回からの続きです。

前回のメルマガはこちらです。↓
http://blog.mag2.com/m/log/0000139928/

自宅サーバーなんて私には必要ないと思われている方も多いかと思いますが
インターネットやWEBサーバーの仕組みをきちんと勉強すると、ネットワーク
のことがかなり理解できるようになります。


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 サーバーとは一つのプログラムである
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サーバーというと特別なコンピュータを連想する方が多いようですが
実は、あなたの持っているパソコンも簡単にサーバーになります。

サーバーというのは、「サービスを行っているコンピュータ」という意味
であり、ネットワーク上の他のコンピュータに対して、なんらかのサービス
を提供していれば、それはすべてサーバーです。

サーバーになるためには、それ専用のサーバーソフトをインストールする
必要があります。


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 サーバーソフト Windowsサーバー
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例えば、「Windows 2003サーバー」というような名前のOSもあります。

これは、OSの中にサーバー機能が含まれていて、OSをインストールするだけで
サーバーとしてのソフトが自動でインストールされてくるというものです。

Windows系のサーバーはこの手のものが多くて、

「Windows NT サーバー」「Windows 2000 サーバー」などもこれに相当します。

特にWindowsの場合は、サーバー側のOSとそのサーバーを使用することができる
パソコンの数(クライアントの数)をセットで販売しています。

ちなみに、Windows純正のサーバーを作ろうとすると、数十万〜数百万レベルの
費用が必要になります。


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 サーバーソフト Linuxサーバー
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一方、これに対して、完全な無料サーバーを作ろうという勢力がLinuxサーバー
です。

Linuxは、1990年代の初頭にリーナス・トーバル氏によって開発された
ユニックスライクなOSです。

このLinuxの歴史は浅いのですが、かなりの改良がされて最近ではかなり使い
やすくなってきています。

Linuxは、無料でインターネットからダウンロードすることができます。

Linuxにもいろんな種類があります。

有名なところでは、Redhat Linux、Turbo Linux、Vine Linuxなどです。

2000年の初頭にはLinuxブームが到来して、さまざまなLinuxが発売されて
いましたが、最終的に日本では、Turbo Linuxが一番強いのではないかと
思われます。

実は、あのライブドアがTurbo Linuxを販売していたのですが、ここ1年で
販売事業を縮小したために、ライブドアでは売っていません。

現時点でTurbo Linuxといえば、「ソースネクスト」です。

ソースネクストから、安価なTurbo Linuxが発売されていますので、
これからLinuxを始めたいという方は、是非購入してみてください。

http://www.sourcenext.com/titles/sys/73870/

↑このソフトは、かなり使いやすいと思います。
私も近々購入しようかと思っています。


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 サーバーソフト Free BSD
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もう一つサーバーOSとして使われているものにFree BSDというものが
あります。

これもLinuxと同様に無料で配布されているものです。

Linuxの影で日本ではメジャーにはなっていませんが、サーバーOSとして
長らく使われている由緒正しいユニックスOSです。

私も最初にユニックスに触れたときには、このFree BSDを勉強しました。

しかし、Windowsをずっと使っていた人には、ユニックスの世界はとても
難しく、最初はかなりとまどうと思います。

LinuxもFree BSDも最近は、Windowsと同様にGUI(Graphic User Interface)
になっていますが、本来はCUI(Character User Interface)で動かすOS
なので、いざというときにはコマンドラインで命令することも必要です。

GUI・・・わかりやすい画面でマウスなどで操作できる

CUI・・・コマンドプロンプトのような黒い画面でキーボードから
      コマンドで捜査する。


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 パーソナル用サーバーソフト Windows
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上記のサーバーソフトは、大手のプロバイダーやホスティングサービスなどが
使用しているものなのですが、簡単に会社内や個人で使いたいという場合には
他の方法もあります。

●Windows Personal Server

これは、Windows 98 Second Editionの製品版CD-ROMの中にあるソフトです。
これをインストールすることで、社内レベルでのWEBサーバーなどを簡単に
使えるようになります。

今ではWindows98を持っている人も少ないので、実用的ではないのですが、
この時代に無料のパーソナルWebサーバーソフトを入れていたマイクロソフト
にはちょっと感謝します。


●IISサーバー(アイアイエスと呼ぶ)

これは、Windows 2000 Professionalに無料で付属していたパーソナルWeb
サーバー用のソフトです。

Windows 2000サーバーとは全く違うものなので混同しないようにしてください。

実は、このIISサーバーは、Windowsの提供する無料サーバーとして代々新しい
OSにも受け継がれてきています。

Windows XP Professionalにも、Windows Vista Business,Enterprise,Ultimate
にもIISサーバーが無料で付属しています。

まだVistaのIISについては良く知りませんが、
少し見た感じでは、かなりバージョンアップされてきているようです。


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 パーソナル用サーバーソフト Apache
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OSに全く付属しないサーバーソフトがあります。
その代表的なものが、Apache(アパッシュ)です。

Apacheは、もともとLinuxなどで使われてきたWEBサーバー用ソフトなのですが
それをWindowsやMacOSなどでも使えるように改良されてきました。

Windows 98,Me,XPやMac OSXなどにも対応しています。

私も、Windows 2000やWindows XPにApacheを導入してみましたが、とても
使いやすく、インストールやアンインストールも簡単なので、一般の人が
使用するサーバーソフトとしてはかなりいいと思います。

といっても、最初は設定がかなり難しいので「簡単」というのは間違いかも
しれません。

このApacheは、Webサーバー専用のソフトなので、これ以外にFTPサーバーソフト
などは別途インストールする必要があります。


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 自宅サーバーを公開する場合
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自宅にWEBサーバーを構築できたとしても、簡単に公開することはできません。

それは、自宅のサーバーにアドレスがないため外部から接続できないためです。

ですから、自宅サーバーにグローバルIPアドレスを与え、それを外部から
アクセスできるようにするための仕組みが必要になります。

(1)グローバルIPアドレスを取得する

もし自宅のネットワーク環境にルータがある場合は、パソコンに与えられて
いるのはプライベートIPアドレスとなります。

プライベートIPアドレスはルーター配下のアドレスであり、外部からは全く参照
できないアドレスです。

そこで、ルーターの設定を変更して、サーバーにするパソコンだけに対して
グローバルIPアドレスを与えるということが必要になります。


(2)ダイナミックDNSを使う

サーバーにするパソコンがグローバルIPアドレスを取得したとしても
モデムの電源がOFFされたりすれば、グローバルIPアドレスは変化してしまい
ますので、外部から定常的にアクセスすることができなくなります。

そこで、パソコンが自分のもらったグローバルIPアドレスをある基地局に
報告して、自分のアドレスが変化したことを外部に伝えておけば問題が解決
します。

そこで生まれたのが「ダイナミックDNS」というサービスです。

インターネット上にあるダイナミックDNSサーバーに、定期的にグローバルIP
アドレスを報告し、そのグローバルIPアドレスと固有のドメイン名をリンク
付けてもらっておけば、外部のパソコンからドメイン名を入力するだけで
自宅のサーバーに接続することができるようになります。


(3)サーバーのセキュリティ

外部から接続できるということは、本当のことを言えばかなり危険なことです。
外部からの侵入者に対して万全の体制を整えておく必要があります。

そこで、大切になってくるのが「ファイアウォール」です。

私も、これまで何度か自宅サーバーを作ってみましたが、このファイアウォール
の部分で不安が残ってなかなか自宅サーバーを公開できませんでした。


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 とうとう出てきたダイナミックDNS対応ルータ
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今回、自宅サーバーを作ってみようと思い立ったキッカケになった商品があり
ます。

それが、コレガ社の無線ブロードバンドルーターです。

http://corega.jp/prod/wlbargpxw/

このルータはとても安価なのですが、その機能の中にダイナミックDNSを
簡単に使える機能を備えています。

コレガ専用のダイナミックDNS(corede.net)を簡単に設定できると共に
他の有名なダイナミックDNSサービスも設定することができます。

このルータの設定では、

(1)ダイナミックDNSの設定をする。
   もちろん、ダイナミックDNSへの登録(無料)を行う必要があります

(2)固定IPアドレスを持つパソコンを登録する。
   サーバーにするパソコンはIPアドレスを固定にしておく必要が
   あります。

(3)固定IPアドレスを持つパソコンへのポート設定を行う。
   ルータ側で、通過させるポート番号を設定することができます。
   (この部分がファイアウォールになります)


という設定だけで、安全に外部へそのパソコンを公開することができます。


このようなルータはコレガだけで、他のメーカーでは対応していないので
とても貴重な機能だと思います。

ちなみに、WEBサーバーの公開だけでなく、この機能を使用することで
WEBカメラを遠隔地で見たり、自宅にファイルサーバーを置いて、会社から
アクセスしたりすることもできます。


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 問題なのは、インターネット環境
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自宅サーバーを構築するのに、一番ネックになるのは、現在使用している
インターネット環境です。

一番望ましいのは、プロバイダーのモデムにルータ機能がないことです。

ルータ機能がないモデムに、上記のコレガのルータを接続して使用するのが
最良の方法です。

しかし、近年ではIP電話とセットになったモデムが増えているために
モデムにルータ機能が必ず付属している状態になってきています。

IP電話の契約さえなければ、ルータ機能をOFFにすれば、単なるモデムになり
コレガのルータ側に接続IDやパスワードの設定を行えばいいだけです。

もし、あなたのインターネット環境が光電話+光インターネットの場合は
上記のコレガのルータを使用できない可能性が高いと思います。

今回、私も事務所の光回線で、サーバー公開実験を何度かしましたが、
コレガのルータを用いた接続にはことごとく失敗しました。

そこで、自宅のインターネット回線をYAHOO BBのIPフォンなしに変更する
ことで、やっと自宅サーバーの公開ができるようになりました。

IPフォンというのは、いまや一般的な電話になりつつあるのですが、
何しろモデムやルータ機能と一体型になってしまったために、
機器自体の拡張性が失われる原因になってきています。


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 NTTは、時代の先見性にかける会社
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前から思っていることですが、NTTという会社は、時代をいち早く予想
することが苦手な会社です。

90年代の後半にISDNを普及させてしまったことも、大きな誤算ですし、
ドコモをヨーロッパで広めようとして、多額の損失を出しました。

私たちが払っている電話代を十分に活用していないのがNTTの一番の
欠点です。

現在進んでいる光電話にしても、災害時には恐らくその殆どがつながらなく
なると思いますし、そのシステムそのものにも問題があると思います。

特に、インターネットの観点から言えば、モデム、ルータ、IP電話の機能
というのは完全に切り離すべきであり、機器をユニット化して、あとから
変更できるような対策を採るべきであると思います。

最近は、「フレッツ光」をやたら宣伝しているNTTですが、
個人的にはADSLやケーブル回線の方がずっと安定で安心な回線であるように
思います。


2007/4/22 第128号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.