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  ◆◆◆◆  光インターネットの基本  ◆◆◆◆
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「あなたはどこの光ですか?」

これを単純に英語翻訳ソフトで英語にすると、

「What light are you?」

なんじゃそりゃ!

まあ、何と言って説明すればいいのかわからないのが「光」です。

ちなみに光の別名はFTTH(Fiber To The Home)なので、

「あなたの家にはどこのファイバーが来ているの?」

という質問が正しいのかもしれませんね。


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 光ファイバーなんて見たことない?
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そうなんです。光ファイバーって見たことないですよね。
そこで、まず、以下のアドレスに行ってみましょう。

http://www.fttx.jp/2fttx/


このページでわかるように、光ファイバーは石英ガラスを材料に作られた
細い細いガラスなんですね。

内側のコアの部分に光が通って、クラッドで反射しながら伝わっていく
というのがわかります。

ちなみに、コアの部分は空洞だと思っていませんでした?
(私は当初、そこは空洞だと思っていました。)

光ファイバーを戸建住宅に引いた場合は、直接光ファイバーが部屋の中まで
引かれて、回線終端装置(光モデム)に入ります。

この場合、光ファイバーの配線の中には、2つの光ファイバーが入っています。
これは、上り用ファイバーと下り用ファイバーの2つが入っているという
ことです。


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 光ファイバーの伝送距離は?
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ADSLでは基地局から4kmを超えると、信号が弱くなってデータ送信が著しく
不安定になると言われています。

これに対して、光ファイバーの場合は20km程度までは安定して100Mbpsの
データ送信が可能と言われています。
(ブロード回線では、1000Mbps程度の速度があると言われています)

しかし、光も距離が長くなると光の強さが弱くなってきます。
そこで登場するのが、光増幅器といわれるものです。
これを使って、弱くなった光を元の強さまで戻すことができるので、
どんなに遠くても大丈夫というわけです。


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 光信号と電気信号の翻訳機
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光で送信された信号を、パソコンで認識するためには電気信号に変換する
必要があります。

また、パソコンからのデータをインターネットに流す場合には、電気信号
を光の信号に変換する必要があります。

この「光信号←→電気信号」の翻訳機が光モデムと呼ばれているものです。

光モデムというのは俗称で、本来の名称は「光メディアコンバータ」と
いうのが本当の名前です。

別名で、日本語では「回線終端装置」などとも呼ばれています。

この光メディアコンバータという装置は現在日々進化しているようです。


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 光メディアコンバータの仕事
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通常の光ファイバーは2芯タイプなっていて、上り用、下り用として
使われています。

上り用の光ファイバーの中を流れる光は1310nmの波長のレーザー光が
使われているようです。

一方、下り用では、1550nmの波長のレーザー光が使われているようです。

光というものは不思議なもので、同じファイバーの中に異なる波長の
レーザー光を流しても、ぶつかったりはしないようで、
1本の光ファイバーで上り用と下り用を兼務することができるタイプ
もあるようです。

ちなみに、1310nm、1550nmという波長のレーザー光ですが、これは
近赤外線領域の光で、人間の眼には見えません。

でも、このレーザー光を直接見ると、失明の危険性が高いので
注意が必要です。(とはいっても見る人はいないと思いますけど)


これらの波長の光の信号を電気信号に変換してLANケーブルに流したり、
LANケーブルからの電気信号を光信号に変換して光ファイバーに送り
出すのが光メディアコンバーターのお仕事です。

ということで、戸建住宅の場合は

インターネット→(光ファイバー)→光メディアコンバータ
→(LANケーブル)→専用ルータ→(LANケーブル)→パソコン

という流れでインターネットと接続できます。


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 VDSLを使った光回線とは?
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光のマンションタイプってありますよね。

このマンションタイプというのは、部屋まで光ファイバーが来ていない
のに「光」だというんです。

これって「だまされているんじゃ?」と思っている方も多いでしょう。

これは、既存のマンションの各部屋に光ファイバーをすべて引くと
費用がかかりすぎるということで考え出された手法でVDSLという
技術を使っているんです。

マンションの電話用主配線盤(MDF)という部分までは光ファイバーが
やってくるのですが、各部屋までは、その光信号をVDSLと呼ばれる
しくみをつかって、既存の電話線で送るということなんです。

このVDSLというしくみはADSLと似ているのですが、
100Mbpsという送信速度が可能な高速通信方式なんです。

ですから、各部屋にはVDSLモデムというものがあって、電話線から来た
信号をLANケーブルに流す信号に変換しているんです。

つまり、マンションタイプでは、

インターネット→(光ファイバー)→マンションの主配線盤
→(電話線)→各部屋→(電話線)→VDSLモデム→(LANケーブル)
→専用ルータ→(LANケーブル)→パソコン

という流れになっているということです。


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 ややこしいのがIP電話なんです。
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インターネットの仕組みがわかっても、IP電話のしくみがいまいち
わからないという人も多いと思います。

IP電話は、光回線業者が提供する機器によってさまざまな設定が
あるようです。

基本的にはADSLの頃と同じようにVoIPという仕組みを使っています。

フレッツ光などのようにNTTが光回線業者の場合や、YAHOO BB!光のように
専用の回線を使う場合は、IP電話の設定はそれほど難しくはありません。

しかし、TEPCO光などのように電話会社とは直接関係ない業者の場合には
設定はかなり複雑になるようです。

一般的なことを言えば、IP電話の複雑さのために設定が難しくなっている
のであって光回線業者は悪くないので責めないでください。


ちなみに今回行ったTEPCO光の接続パターンです。
一般的な接続方法で、一つの例だと思ってください。


      電話端子(モジュラージャック)

│電話線1

     電話線分配器────┐
│       │
│電話線2   │
       │       │
    ┌─────┐    │電話線3
    │VDSLモデム│    │
    └─────┘    │
│       │
│LAN1   │
       │       │
    ┌──────────────┐
    │ ルータ兼VoIPゲートウェイ │
    └──────────────┘
       │         │
       │LAN2     │電話線4
       │         │
      パソコン      一般電話


この場合は、ルータがある場合の接続方法です。
ルータがない場合は、違ってきますので注意してください。


フレッツ光の場合は、ひかり電話専用ルータになってからは接続方法が
変わりました。上記の図の電話分配器はなくなり、電話線3の接続が
いらなくなって、とてもシンプルになっています。
ちなみに、NTTのIP電話を通称「ひかり電話」と呼んでいます。


YAHOO BB!光の場合は、上記の図の電話線分配器はなく、
VDSLモデムとルータ兼VoIPゲートウェイの間が電話線で接続されて
いるようです。
ちなみに、Yahoo BB!光のIP電話は「BBフォン」と呼ばれています。


上記の図で、ルータ兼VoIPゲートウェイという機器がありますが、

複数のパソコンがインターネットに接続するために必要な機器がルータ
IP電話をするために必要な機器がVoIPゲートウェイ

という意味で、この2つの機器が1つの機器にまとまっていると
考えてください。


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 VoIPゲートウェイとは何か
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VoIPというのは、Voice over IPという略号です。

簡単に言えば、電話の音声信号をデジタル変換して、それを
インターネット回線に送信する機器がVoIPゲートウェイです。

もちろん、受信の場合には、デジタル信号を音声信号に変換して
電話機に送ります。

ちなみにIP電話では20ミリ秒の音声データが1つのパケットとして
デジタルデータとして送信されています。
(つまり1秒間に50パケットが送り出されているというわけです)

※パケット・・・ネットワークを流れるデータの1単位

なんて忙しいことなんでしょうか!

ちなみに、VoIPの仕組みを支えているのが、SIPサーバーというもの
です。SIPサーバーは、IP電話の基地局に相当するものと考えて
ください。

このSIPサーバーは、相手の回線につなぐ役目や接続を切る役目を
したり、電話の回線接続時間の管理を行なったりしているんです。

先日、NTTのひかり電話がしばらくつながらなくなったというトラブル
がありました。

最近は、ひかり電話の回線が増えて、機器の増設が追いつかなく
なっているために、このようなトラブルになったようです。


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 接続できない番号があるんです
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IP電話では、接続できないの電話サービスがあることをご存知で
しょうか?

その多くは、NTTの通常電話で利用可能なものなのですが、
IP電話では、そのうち、いくつかのサービスのみしか利用できない
ことが多いようです。


もちろん、110番や119番は特別なので、接続できますが、それ以外の
番号は、導入する光回線によってまちまちなので注意してください。


-----フレッツ光(ひかり電話)の場合-----

NTTだから、大丈夫だろうと考えていたら大間違いです。
意外と利用できないサービスは多いんです。
↓を参照してください。
http://www.ntt-east.co.jp/t/use/number.html


-----Yahoo!BBフォンの場合------

警察(110)、消防(119)などへの緊急通報電話、番号案内(104)、
時報(117)、天気予報(177)などは利用可能です。
それ以外は難しいと思います。


-----TEPCO光の場合------

TEPCO光自体は、IP電話はやっていません。接続するプロバイダーの
IP電話サービスを調べる必要があります。


これから光を引こうと考えている方は、いきなり申し込むのではなく、
光回線の販売業者に詳しいことを聞いてから申し込むことをお勧めします。


2006/9/24 第100号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.