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◆◆◆◆ 初級シスアドからエントリ試験へ ◆◆◆◆
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情報系試験の国家資格というのが、「情報処理技術者」の資格です。
結構難しいのと、年に2回しかないので、受験するのも大変です。
私も5年前だったか(記憶が定かではないが)初級シスアドを受けて
みごと一発で通りましたが、試験時間が長すぎて体力的につらかったのを
覚えています。
だいたい、これからIT産業に入るぞ!という若者主体の試験なので、
40歳を超えた人間には、特別に「お茶休憩」くらいくれたっていいじゃない
といいたくなりました。
ということは、さておき・・・。
「初級シスアドがなくなる」とニュースを聞いて、一体何が行ったのかと
IPA(国がやっているITのための特別法人で、情報処理技術者試験の
主催者)のページで確認しました。
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どうして今、資格試験を変えるのか
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http://www.jitec.jp/1_00topic/topic_20070907_public_comment.html
上記ページの中ほどに「2.意見募集対象」という項目があって、
その中に
「情報処理技術者試験 新試験制度のプロフィール(案)」(概要版)
−高度IT人材への道標(みちしるべ)−(Adobe PDF形式)
というPDFファイルが置かれています。
まずは、ここに今回資格試験を改革するための指針が書かれています。
全36ページの文章なので、読むと結構大変です。
そこで、簡単に(すご〜く簡単だけど)大阪弁で要約します。
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IT人材の育成を日本も本腰を入れてやってゆかんと、今後の日本
の成長が望めなくなる可能性もあるっちゅう話やねん。
特に戦略的にITを使えるという「高度IT人材」ちゅうやつが必要と
いうわけや。
特に企業の中でITを戦略的に使って効率化する部門と、そうでない部門
を区分けして、企業努力してゆかんと、だんだん危なくなるそうや。
また日本ではIT投資は伸びても、それをうまくつかえへん企業が
多くおるそうやさかい。
また最近はインドや中国、韓国、東南アジアとのIT分野による関わりが
増えとるちゅーにもかかわらず、あいかわらずグローバルな人材ちゅーやつ
が日本にはなかなかおらへんらしいで。
そんなわけで、どんな人材がこれから必要になるかを考えたわけや。
それが、以下の7つの人材や。(7人のサムライって説もあるけどな)
1.ストラテジスト
簡単に言えば「戦略家」やな。ITを最大限に利用できるリーダー格という
人材や。リーダーちゅうのはボスやさかい、人望もなきゃあかんな。
2.システムアーキテクト
簡単に言えば、「設計屋さん」やな。ちゃんとした戦略の上に立ったシステム
の設計ができる設計屋さんというわけや。
3.サービスマネージャ
こっちは、ITシステムを運用できる技術屋さんや。人間的にも信頼される
人材やないといかんな。サーバーの管理なんかをする人かな〜。
4.プロダクトマネージャ
こういう人が一番つらいな。要は中間管理職的な人や。新しいプロジェクト
を立ち上げても、人材やお金の制約は当然あるよな。そんな中で品質や
コストや納期を守って仕上げるという職人肌の人や。
5.テクニカルスペシャリスト
一番カッコイイ名前に見えるけど、この人がプログラマさんや。
当然、多くのプログラム言語も知らなあかんし、最近はネットワークや
データベースも扱えないかんちゅうから大変やな。
6.クリエータ
世の中にゃ、型どおりに生きれないカタギものもおるやろな。そんな奴が
意外とこれまでにないものを作ったりすることもあるんや。
でも、おまんま食うのは難しいと思うわ。
7その他
「その他」の人って誰やねん。勝手にその他って失礼やろ。
これってうちみたいな職業のことやろ。たぶんIT教育をやっている人って
言葉が浮かばなかったんやろうな。うちだったら、エデュケータってつける
けどな。
以上のような人材をこれから日本で育成してゆくために、どんな資格試験に
するかを考えるっちゅうことが大切なことなんや。
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突然、大阪なまりになってしまいましたが、決して大阪人ではありません。
最近、ヤフー動画のアニメで「アベノ橋魔法☆商店街」というものがあって
それを見ていると大阪弁が自然に身に付きますので、興味のある方は
試してみてください。
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新しい情報処理技術者試験の全貌
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新しい試験は、平成20年秋季から、まずはエントリ試験をかわきりに実施
されます。
そして、平成21年春季からは、すべての試験が以下のような仕組みに変わる
ということです。
エントリ試験は、いずれCBT方式(パソコン上で試験が行われる方式)に
対応して、年間を通じていつでも受験できるようになります。
┌────────────────────────────────┐
│エントリ試験 (注) 春期秋期 │
│ │
│基本情報技術者試験 春期秋期 │
│ │
│応用情報技術者試験 春期秋期 │
├───┬────────────────────────────┤
│ │ITストラテジスト試験 秋期 │
│ │ │
│ 高 │システムアーキテクト試験 秋期 │
│ │ │
│ 度 │プロジェクトマネージャ試験 春期 │
│ │ │
│ 試 │ネットワークプロフェッショナル試験 秋期 │
│ │ │
│ 験 │データベースプロフェッショナル試験 春期 │
│ │ │
│ │組込みシステムプロフェッショナル試験 春期 │
│ │ │
│ │情報セキュリティプロフェッショナル試験 春期秋期 │
│ │ │
│ │ITサービスマネージャ試験 秋期 │
│ │ │
│ │システム監査プロフェッショナル試験 春期 │
└───┴────────────────────────────┘
(注)CBT 導入後は年間を通じて受験が可能。
なお,CBT 導入後も,身体障害者の方向けに春期・秋期の年2回、
ペーパ方式による試験を実施する。
●エントリ試験
職業人として誰もが共通に備えておくべき基礎的な知識を測る試験である
ことを考慮した出題内容とする。
ストラテジ系知識については,情報化と企業活動に関する分析を行うため
に必要な基礎的な用語・概念等の知識や,高校の情報科目,一般的な新聞
・書籍・雑誌等に掲載されている基礎的な用語・概念等の知識を問う問題
を出題する。また,身近な業務を把握・分析して課題を解決したり,デー
タを収集・分析してシステム化したりするための基礎的な知識を問う問題
や,身近なシステムの安全な利用に関する基礎的な知識を問う問題を出題
する。
マネジメント系知識については,システム開発やプロジェクトマネジメン
トのプロセスに関する基礎的な用語・概念等の知識を問う問題を出題し,
専門性の高い具体的な用語・概念等の知識を問う問題は出題しない。
テクノロジ系知識については,基礎的な用語・概念等の知識や,論理的な
思考力を問う問題を出題し,技術的に専門性の高い問題は出題しない。
→簡単に言えば、ITの基本的な知識を問うという試験やな。
初級シスアドの午前の試験の延長線上にあるんとちゃうん。
●基本情報技術者試験
基本情報技術者試験では,ソリューション系人材に限らず基本戦略系人材
やユーザ側人材も対象とすることから,テクノロジ系,マネジメント系,
ストラテジ系の幅広い分野から満遍なく出題する。ソフトウェア開発(プ
ログラミング)の問題については,従来の基本情報技術者試験よりも出題
比率を下げ,解答数を2問から1問にする。さらに,従来は,ソリューシ
ョン系人材を対象として,C,COBOL,Java2,アセンブラ言語の4 種類の
プログラム言語から選択して解答する方式をとっていたが,新しい基本情
報技術者試験では,プログラム言語の知識を必ずしも必要としない基本戦
略系人材やユーザ側人材にも対象を広げることを勘案し,特定のプログラ
ム言語に依存しない,表計算を題材として論理的思考力を問う問題を加え,
プログラム言語以外の問題を選択できる方式に改定する。
→かなり広い範囲のIT関連知識が問われるという試験やな。
やっとこれまでのCOBOL,C,Java2,アセンブラという呪縛から解かれて
プログラムの論理構造のみを問うという一般的試験には期待大やな。
●応用情報技術者試験
従来のソフトウェア開発技術者試験がソフトウェアの開発に特化した人材
の試験であったことに比べ,応用情報技術者試験は5人材類型を対象とし
た試験であることから,従来のソフトウェア開発技術者試験よりもカバー
する出題範囲は広範囲にわたる。しかし,高度IT 人材として目指すべき
方向性が確立した者の受験を想定していることから,テクノロジ系,マネ
ジメント系,ストラテジ系の分野からそれぞれバランスよく選択問題を用
意し,基本戦略系人材,ソリューション系人材の受験者が,それぞれ自身
の担当業務や専門分野の方向性に応じて自由に問題を選択できる形式とす
る。
→この試験の位置づけが難しいな。ある意味で高度試験科目の基礎部分に
あたるっちゅうことで、かなり難しそうやな。自分の目指したい方向に
よって問題を選択するんかいな。どれを選ぼうかと悩んでいるうちに
試験時間終わるんとちゃうか。
一般には、これまでの「初級シスアド」と「基本情報技術者」という2本立
から、「エントリ」「基本情報技術者」「応用情報技術者」の3本立に変わ
ることで、より広く試験を受けてもらえるような環境を作りたいという意図
が感じられます。
たぶん、これまでは国家試験ということでなかなか受けるのが大変だったの
ですが、「エントリ試験」がCBT対応になれば、簡単に受けるということ
ができる国家試験ということで人気が集まるのではないかと思います。
2007/9/9 第146号 反・資格宣言 copyright(c)NokoTech Lab. All Right Reserved.